ご挨拶
こんにちは!
レゲエアーティストの三木道三ことDOZAN11です。
「Japan一番」という曲を1996年に7インチレコードで発売して以来約25年、歌手、作家、プロデューサーとしてジャパニーズレゲエに従事してきました。
その中で2001年に発売した「Lifetime Respect」という楽曲は、ジャパレゲ史上、初めてのオリコン1位、シングルCD売上げ約90万枚という快挙をもたらしてくれました。
「一生一緒にいてくれや」というフレーズと共に、当時日本に住む多くの人の耳に届いたこの曲は、2001年5月23日に発売されたので、
2021年から1年間は20周年イヤーとなります。
「この曲からレゲエを聴き始めました」「今だに毎回カラオケで歌います」「この曲でプロポーズしました」「結婚式でかけました」「給食の時間に放送係が毎日かけてました」「修学旅行のバスで岸和田から九州の往復中、番長がこの曲以外かけさせてくれませんでした笑」
などなど、会う人会う人に当時やそれ以降の話を聞き、ホントに多くの人の人生の非常に印象深いBGMの一つになったんだな、と感じさせてもらいました。
冒頭で「三木道三ことDOZAN11です」と、自己紹介しましたが、私は「Lifetime Respect」のアルバム発売後、47都道府県ツアーを行って歌手活動を1度引退しました。
その後、12年経って2014年末に「DOZAN11」という名義でアルバムを出して活動を再開させました。
そのアルバムタイトルは「Japan be Irie!!」と言います。訳すと「日本よ、素晴らしくあれ!」という様な意味です。
私がレゲエを歌い出したのは、レゲエ、そしてジャマイカの文化を日本に紹介したかった気持ちもありますが、それ以上に、レゲエのアートフォームを使って、日本のこと、日本の良いところ、良くないところを歌いたいという気持ちがありました。
その「Japan be Irie!!」の中からシングルカットとしてMVを作ったのは「かしこみかしこみ」という神社にお参りに行く心象を描いた歌です。
伊勢神宮での演奏と奉納
そして、活動再開の最初のバンドでのライブは伊勢神宮外宮の勾玉池に浮かぶ奉納舞台で、豊受大神に捧げる形でさせていただきました。
この神社への演奏の奉納と、この歌そのものを生み出した動機は、奈良で900年近く一度も途切れずに続いている「若宮おん祭り」に影響を受けました。
春日大社の摂社若宮神社の神様に毎年12月16日に、一日中芸能を奉納するそのお祭りは、奉納される舞の衣装など見ると、いかにも日本の外から持ち込まれたものもあり、「俗にいう“和風”のものでないモノも千年ここで続けば立派な日本文化になる!」と感銘を受けました。
そして、「自分もレゲエを奉納したい!そしてそれが千年続けば我々は古くから伝わる"レゲエ"を初めて日本に持ち込んだ一群になり得る!」と思ったわけです。
特別栽培で醸す純米大吟醸酒「Lifetime Respect 20」を企画したきっかけ
これまでの話を、ある日、知人である山口県の「Archis」というベンチャー企業の副社長さんにすると、「私たちは、伊勢神宮の御神田で誕生した“奇跡のお米”イセヒカリを原料米にし、長期熟成型の“ヴィンテージ”になる高級な日本酒を造り、伊勢神宮に奉納させていただきました」と言われ、私は驚きました。
Archisがプロデュースした、そのお酒「夢雀」(むじゃく)は、“日本酒は早く飲まないと劣化する”というような、これまでの日本酒の概念を覆し、ワインのように“ヴィンテージ”になるという新しいジャンルの日本酒です。山口県で最も歴史のある酒蔵「堀江酒場」(1764年創業)の杜氏の技術と、山口の豊かな自然環境が生み出すわき水で、1年1年寝かすごとにコクと深みが増し、「ヴィンテージ」という概念を日本酒の一つの価値として提案し、時間の変化がもたらす大きな価値と可能性に挑戦しています。
これまでの日本酒業界には、味や香りが熟成とともに変化し年々付加価値がつき、価格も上がっていくという「ヴィンテージ日本酒」の仕組みや考え方はなく、世間の常識を覆すものでした。「夢雀」は、世界における日本酒の地位向上や高付加価値化、地域の活性化などを目的として2016年から始まったプロジェクトです。
今では750mlでドバイでは1本60万円、ニューヨークでは約90万円という値を付け、国内の百貨店でも2016年の発売時には88,000円だったものが、今では熟成して付加価値がつき40万円を超えています。
日本を代表する時計メーカーCASIOとの共同プロモーション。
フィンランドの世界的ファッションブランド『マリメッコ』唯一の日本人デザイナーとして活躍する、山口県出身の大田舞氏による、夢雀の特別デザインボトル。世界限定180本で限定発売された。
農家や酒蔵、夢雀に関わる人たちの「夢」を「雀」に乗せて世界に羽ばたいている特別な日本酒だと知り、そのコンセプトや想いに僕も共感し、夢雀の新酒発表会などの大事な催しにしばしば参加させてもらうようになりました。
彼も僕の音楽活動の理念に昔から共感してくれていて、初めて夢雀のことを聞いて以来「いつか一緒に特別な日本酒をプロデュースして、伊勢神宮に奉納しましょう!」と、夢語りを続けてきたのが今企画にまで辿り着きました。
夢雀の世界プロモーションの楽曲も歌わせていただきました。
「KANPAI」作曲:今井了介 作詞・歌唱:三木道三
世界一の酒蔵「堀江酒場」
夢雀を生み出した山口県岩国市錦町の「堀江酒場」は、世界最大級のワイン品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の純米大吟醸の部で、2016年、2017年、2018年と金賞トロフィーを受賞するなど、技術力の高さを世界に証明しています。
夢を現実に!
「Lifetime Respect」の20周年をお祝いする日本酒を!
「Lifetime Respect」の20周年を祝うにあたって、「これ以上の機会はない」と思い立ち、夢を語りあってきたArchis副社長に、「一緒にお酒をプロデュースする話をこの機に実現させたい!」と相談しました。
すると、「やりましょう!」と言っていただき、この数年温めてきたプロジェクトをスタートさせることになりました。
前述したように「Japan一番」という曲でデビューした私は、自身の作品やプロデュース作で、20曲以上「日本」「ジャパン」「日本人」「ジャパニーズ」など、の言葉を入れてまいりましたが、伝統芸能に携わってきたわけでもなく、地域の祭りや工芸品などの文化を支えてきたわけでもありません。
ですが、外国から来た新しいものを日本の神様に捧げたり、日本の誇る伝統文化の一つである日本酒造りに携わることで、歌詞に込めてきた「日本よ、素晴らしくあれ!」という想いを具現化できたら良いな、と思っています。
NFT付き!
特別栽培米 純米大吟醸酒「Lifetime Respect 20」
今回新しく生み出すお酒は、
特別栽培米 純米大吟醸酒「Lifetime Respect 20」
と命名しました。
そして!前述の“世界一の日本酒”「夢雀」「金雀」を醸造してきた「堀江酒場」さんがこちらも手掛けてくれることになりました!
当初は「世界一の酒蔵」にこんな私的なお願いは難しいか....、と本当にダメ元でお願いしました。
しかし!なんと!
ここ数年、お互いを応援し合ってきたお付き合いを重んじて、快く協力してくれると言っていただけました!
しかも、堀江酒場が、「ここぞ」という時のためにとっておいた、特別有機栽培で収穫した無農薬の「山田錦」を、この「Lifetime Respect 20」の原材料として使用していただける、というお返事をいただきました!
酒米を有機栽培で無農薬で育てるというのは難しく、生産量が非常に限られているらしいのです。
堀江酒場とArchisが生み出した「夢雀」は、2016年に88,000円で発売され、年々付加価値が付き、世界で高く評価されています。
その夢雀は年間合計1,000本、という希少ぶりですが、この「Lifetime Respect 20」は、上記の「山田錦」の貯蔵量が本当に少ないため、初年度は「200本限定」、という、なんと「夢雀」よりもさらに希少なお酒ということになりました。
更に、今からどんどん盛り上がっていくであろう「NFT」も購入者の中の希望者全員に配布することにいたしました。
特別栽培米 純米大吟醸酒「Lifetime Respect 20」のラベルデザインをそのままNFT化して200個発行しております。
既に、海外ではNFTを証明書としたワインの試みなども始まっており、偽造ワイン対策としても期待されています。
NFTは、メンバーズカードのような使い方も出来ます。
こちらの「Lifetime Respect 20」NFTがこれからどういう役割と価値を持っていくかは、これからのお楽しみにしていただきたいと思います。
※クラファン期間中に申請していただく必要があります。詳しくは「リターン欄」をご覧ください。
「無農薬」について
ちなみに言うと、「無農薬」というのは、「味」を高める要素や「栄養価」を高める要素に直結するものではないと思っています。また農薬と言うものが無用のものでも、ただただ有害なものであるとも思っていません。
ただ、体に入れるとなると、もしくは土壌の豊かさを守るにも注意が必要なものだろう、とは思っています。
私は2021年秋から「大和月ヶ瀬自然農園」という、出身地である奈良県の無農薬野菜の定期販売ECサイトを運営しております。
その動機は、簡単に言うと地域活性化、土壌と身体の健康に資する事業を小規模でも出来たら良いな、と言う想いです。
現地で、農家さん達と接する私のパートナーは、以前、石垣島に暮らしていた時、現地の海の美しさは陸から流れてくる微生物のお陰だと聞き、出身地である海無し県の栃木での無農薬農業に志したと言います。
前述したように無農薬の米栽培というのは非常に難しく、それにこだわることが唯一の答えではないのでしょうけど、今回はその他で自分がやっていることや、抱く想いとも繋がる、「無農薬米を使用した日本酒づくり」が出来る、というのは個人的に大きな喜びではあります。
特別な日本酒を分かち合いたいお祝いしたい
特別栽培米 純米大吟醸酒「Lifetime Respect 20」は、「夢雀」のチームが、「夢雀」の様に、寝かしてるうちにコクと深みと価値が増す、“ヴィンテージ日本酒”として醸してくれます。
この曲が20年間、皆さんの心に生き続けたことのお祝いと感謝の気持ちを込めて、最高のお酒を世に送り出したいと思います。
「Lifetime Respect」という曲が大好きであったり、人生に影響を受けた方達、希少な日本酒の味を楽しんでみたい方達、日本文化や環境への私の想いに共感していただける方達と共に分かち合いたいと思います。
種類販売業免許番号
山酒 指定116
https://mujaku.jp/leagal/
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