こんにちは！PORTプロジェクトチームです。
本日は、ドリンクを保温・保冷する上で、非常に重要な保温保冷をする筒状の庫内アルミ容器のお話をすこし。

PORTを解体すると、入れ口は画像のようになっているのですが、よく見ると黒い筒の一部が平らになっています。
先日お話したPORTの要「ペルチェ素子」がここに直接触れることで、筒全体に熱が伝わり、容器を保温・保冷をしているのです。
（実はこの位置を決めるのは容易ではなく、さまざまな試行錯誤があり、その上で最も効率が良いこの場所につけることになりました）
一見ささいな平面部分ですが、熱伝達において大事な役割を担っています。

そして素材には、保温性に優れたアルミニウムを使用しています。 柔らかいため表面が傷つきやすい性質もありますが、傷に強くなるようアルマイト加工という技術で材料の表面を強制的に酸化させ、厚くて丈夫な膜でコーティングを施しました。

PORTのドリンクの入れ口は、形状から素材まで保温性を高めるため考え抜かれて製作されました。 保温・保冷の技術は、その基礎となるペルチェ素子だけではなく、細かなひとつひとつの部品にも宿っているのです。

こだわりの詰まったPORTをぜひこの機会にお手に取っていただけたら幸いです！

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