大変おまたせしている『越天の空』の続編『暁の朝廷』の執筆ですが、現在はアルコール依存症のリハビリと就職しての生活の安定にむけて、まずは順調といったところです。
先日「債務不履行」とか、このプロジェクトを債務と受け取ってらっしゃる方がいたので明言しますが、時効が5年とか私は知りませんでしたし、そういうモノを気にしてすらしておりません。
ただ言えるのは「一生かけても書き上げる」という事と「自分にとって悔いのない作品にすること」です。
正直、現在の出版状況や私の作品の売れ行きから、商業では一冊たりとも自分の満足の行く文章を書いた試しがありませんでした。なので、今回は商業にとらわれない、よりアバンギャルドな手法と文体を試したくなり、プロットを改変しつつ文体と設定の開発をし直しております。
幸い挿絵担当の渋谷すさの先生と志水アキ先生にはご理解いたただいて、どちらも発注済みですし、こちらも順調です。
簡単に言えば、今までライターとして職工仕事してた鬱憤を晴らす自分なりの作品にする覚悟を決めました。たぶん、前作のように媚びた設定や文体は捨てますし、かなり商業レベルを逸脱した、「最後ぐらいはアーティストさせてくれ」という作品にするつもりです。
そして、おそらくは小説家としては最後の仕事になると思います。
そういう覚悟ですので時効とか頭にありませんでした、あとは心身と生活を安定させて、執筆体制を整えて一気に書き上げます。
一度たりともこの作品のことについて忘れたことはありませんし、常にいろいろ考えたり勉強したりして組み立てたり破壊したりしています。
まあ、長い目で見てやってください。
私の動向は、
Twitter https://twitter.com/Jiraygyo
および
公式ページ http://jiraygyo.com/
などで確認できるようにしておきます。もちろん出資者様のデータもローカルにダウンロード済みです。逃げませんし、絶対に書きますよ。そのために断酒と就職したようなものですから。
がんばります、言えるのはそれだけです。