こんにちは。Pacific Coffeeのはるるです。
プロジェクト終了前日となりました。
本当にいよいよクライマックスなのだと思うと、
さまざまな感情が込み上げてきます。
このプロジェクトを始めた時は、
「トンガで大変なことが起こっている、なんとかしなきゃ!」
という気持ちひとつで進んでいました。
ですが、たくさんの協力者の方に出会い、
現地在住の方のお話を聞き、
自分の考えを整理していくうちに、
始めた時とは違う新たな感情がいくつも生まれてきています。
最近読んだ記事で、とても興味深いものがありました。
イギリスの慈善団体「Charities Aid Foundation(CAF)」が発表している
「World Giving Index(世界人助け指数)2021」において、
日本がダントツの最下位だったというものです。
この「人助け指数」は、直近1ヶ月で
「見知らぬ人を助けたか」
「寄付をしたか」
「ボランティアをしたか」
という3つの項目について調査し、
その国の寛容度を図り、レポートしたものだそうです。
調査対象114カ国中、日本は114位。
残念ながら世界で最も不寛容な国だと言われてしまいました。
これに対し、みなさんはどう感じるでしょうか。
確かに、日本では寄付文化は根付いていないし、
ボランティアをする人も多くはないかもしれない。
インフラが整っていて治安も良く便利な国だからこそ、
困っている人に遭遇することも少ないのかもしれない。
でも、”日本人は優しくない”なんて、そんなわけがない。
私はそう思っています。
そして、ランキングを見て、
私は改めてこのクラウドファンディングの意義を感じました。
ご支援いただいた方の中には、
トンガを初めて知った方も多いと思います。
もしかしたら、
初めて「クラファンに支援する」という経験をした方も
いるかもしれません。
見ず知らずのトンガ人のために、復興を応援したいと思ってくれた。
暖かい心で手を差し伸べてくれた人が350人以上もいるんです。
これは、日本人の寛容さ、優しさを世界に伝える
素晴らしい機会だと思いますし、
支援者の皆様におかれましても、
これを機に、国際協力や寄付やボランティアについて
より身近に感じてもらえたらとても嬉しいです。
私はこの活動に誇りを持って、
今できることを精一杯進めていこうと思います。
クラウドファンディングは明日で終了しますが、
トンガ復興支援プロジェクトはここからが始まりです。
そして、まだまだ、
本プロジェクトに関わってくださる方を増やしていきたいです。
もし、本プロジェクトに関心がありそうな方が周りにいましたら、
ぜひ紹介していただけると嬉しいです。
何より皆さんに本プロジェクトに関わって本当に良かったと
感じてもらえるよう、これからも誠心誠意活動していきます。
最後まで、どうぞ宜しくお願い致します。
#PrayForTonga
Pacific Coffee
久保はるる