今回、はじめてのクラウドファンディングを終えて、
はじめてのサイトづくりをみんなで作ることができました。
サイトを支えてくださったり、応援してくださったり、ちらりでも覗いてくれたり
いろんな方のつながりがあってサイトが完成に至りました。
本当にありがとうございます。
ここでは、サイトができるまでの記録とその振り返りをしようと思います。
”なにかを作る人や作っている人”の行動のヒントになりそうで、ならない、ちょっとはなるかもしれない内容です。
拙い文章ですが、コーヒー片手にふむふむと眺めてくださったら幸いです。
【妄想〜クラファン実施まで】
図1)妄想を話した後にあげたInstagram内ストーリーズ
(24時間で消えてしまうアクティブなつぶやき機能のこと。泡沫のように消えゆく。)
去年の今頃。
最初は、「ポップで解剖学が学べるサイトを作りたーい!!」という妄想を
友人へ話したことがきっかけでした(図1)
以前より、SNSを通して知り合った友人(イトーシュンスケさん、以降 しゅんさん)は、Webデザイナーとして従事されていました。
私は普段看護師として働いている身、全く異なる職種に業界。
ですが、しゅんすけさんの”作ること”へのこだわりや思いに共感する部分が多く親近感を覚えました。
そして、今後何かを一緒に作りたいと思い、解剖生理学のサイトづくりへの思い(という名の妄想)をお話ししました。
そんな妄想にも拘らず、優しく傾聴していただきまして、その後しゅんすけさんから一言
「まず、人が足りないので現実的ではありませんね」
(眼鏡クイッ)
・・・なんてクールなんだ!そして正論!後ほど反省しました。
※眼鏡クイッはイメージです。
その後も、サイトの協力者が空から降ってきたらなあ・・・とか妄想は加速しました。
参考)協力者が空から降ってくる妄想の図
何か行動しなくちゃな協力は得られないなあ、そう思ってInstagram内のストーリーズにてサイトへの協力者がいたらな〜〜とゆるく募集(ゆる募っていったりしますよね)したところ、翌日1件のメッセージ通知がありました(図1)
内容は、サイトづくりにぜひ協力したいという一人の人物でした。
ご職業は、なんと鍼灸師兼Webデザイナーさん(山田こうきさん、以降 こうきさん)。
解剖学にも大変お詳しく…”からだずかん”をたまたまtwitterでみかけ気になってくれていたそう。
ここで話は逸れますが、からだずかんのtwitterは去年春にInstagramと同時に開設したもののその後はすぐに更新頻度激減。
おしゃれでかっこいいInstagramに長い期間、浮気をしてしまいました。
その後は、しばらくアカウントは”生きた化石”と化しました。
参考)”生きた化石”を代表するシーラカンス
・・・が、こうきさんのこの一言でtwitterへの魅力を再認識しました。
”Twitterって神アプリですね。やっててよかったです(20代 女性 看護師)”
今となってはTwitterに高評価レビューと感謝状を送りたいです。
そんなこんなで、これは色々お聞きしたい!と強く思い実際に会いに行ってお話しを聞いたり熱弁したり(私が)しました。
こうして自分を含めた3人でチームをつくり、初めてのサイトづくりがはじまりました。
参考)3人でチームが結成された図
図2)ちょっと熱めなプレゼン資料
チームとなったらまず共有だ!
サイト化の目的や内容などを改めて整理して2人へお伝えしました(図2)
図3)Instagramでのアンケート集計(こんな機能があります)
その後、もっとみてくれている方の情報が知りたいね!!
ということになり、サイト化に向けてのアンケートをInstagram内で集計してみました(図3)
図4)アンケート結果を集計して職業別に分けたグラフ
(普段、excelなんぞ使わない私にとって至難の技でした)
アンケート結果から、半数以上が看護師または看護学生の方々にみていただいていたということがわかりました(図4)
ここからみていただいている方は、こんな人・・・という設定したり、どういう運用をしていこうか〜と決めていきました。
また、アンケートからは”看護に携わっている方以外”のさまざまな医療従事者の方々、学生さんにみていただいているということも気づくことができました。本当色々な方と繋がっているのだな〜と感動。
中には漫画家さんや美容師さんなど幅広い方がみてくださっていました(その他として自由回答の欄を作りました)
そして、サイト化できたとしてもその後の運営費用、活動資金などが0では何も生み出せない…
そんな話し合いで意見が合致し、クラファンを実施することとなりました。
この時の私は「クラファンってなんだっけ?」状態。
※クラファン実施内容は本サイトに掲載している内容になるため割愛します
【クラファン考案以降〜】
図5)こういうのがいいなと相談したデザイン案
図6)サイトのデザイン構築(こうきさん)
1からつくるという事なので、1個1個やっていこうと3人で話し合いを重ねて…まずはデザイン作成の段階(図5)
(ここでとても難航しました)
そして、できたデザイン案を参考に作成してもらった構築がこちら(図6)
こうやって作るんですって。
イラストでいうと下書き・ラフの段階ですよね。細かい…こうきさんすげえ…と感動です。
Webデザインの知識が全くない私は、とにかくわからない用語が出てきて混乱しては質問の繰り返しでした。
手厚く介護してくれた2人に感謝です。
私たちはそれぞれ住んでいる場所は異なりますが、中間地点で一度会うぞ!
と1度直接集まって会議もしました(ご時世により普段はWeb会議です)
図7)ロゴが出来上がりました(こうきさん)
次に、とんでもなくスタイリッシュでカッコいい…からだずかんのロゴができました(図7)
この微妙にずれているようにみえるもバランスが良い!絶妙なデザインはヒトの”からだ”をイメージしてくださったとの事です。
よくみると黒い文字の線は全てが微妙に異なる形状となっています。
すんごいね。宝物です…このロゴは。
私は以前、ロゴなどの仕事を受注し手がけたこともありましたが…デザインってイラストとは関連してきますが、かなり異なる技術ですよね。
構想って難しくて、悩めば悩むほど途方にくれて最終的に塵となりそうでした。
ロゴグラフィックやタイポグラフィ…知らないよ〜怖いよ〜ブルブル…状態。
今もあまり状態変わりありません。
図8)サイトの構築(しゅんさん)
こうして、こうきさんの作成したデザインを軸に大変タイトなスケジュールの中、しゅんさんにコーディング作業をしていただきました(図8)
いわゆるコード打ち込み作業?であっていますでしょうか…
確認しながら、私が吹き出しを追加したい、ここの配色がこっちがいい等…色々要望(わがまま)を伝えてはしゅんさんはサクサクっと入れてくださいました。すんごい。
(吹き出しとかは自分でもいけるでしょう!と調べながらやってもうまくいかず、エラーの繰り返しして1時間程経過したのはここだけの話)
図9)サイト内の吹き出しに使うアイコン作成
こういうのやってみたかったんです。
図10)サイト監修を手伝ってくださった2人の先生
その後は、サイトのサーバーを契約したり、ドメイン獲得したり、設定したり、契約したり…ゞ
そして、いよいよネットという大海原に流していいのか最終段階。
今までSNSで指摘いただいた内容や、補足内容など文章を入れていくぞ!
誤字脱字ないか見ていくぞ〜!字のくせが強いのは直せんのじゃあ…
(twitter医療界隈では何故かノブさんが流行っているので便乗)
と意気込んでいましたが、段々学術的な観点での不安が強くなりました。
悩んだ末、解剖学の講義をされている能間先生に相談をしました。先生はSNSを通して知り合ったことがきっかけで日頃からお世話になっていました。丁寧に教えてくださったり、優しく穏やかな姿勢で、いつも尊敬しています。
そんな能間先生、監修の件を快く引き受けてくださり、なんと先生の恩師である先生まで紹介をいただき、2人の先生にご協力いただけることになりました。素敵なご縁に感謝いたします。
そして、文章の挿入や、内容の確認・監修にご協力いただけることとなり、本日のギリギリまで協力いただきました…本当にありがとうございます。
先生の先生は、30年近く大学において解剖学講義と実習に携わっているとの事で、両生類の解剖も研究されていた経緯にて、かえるが大好きだそうです。なのでかえるモチーフ(図10)
あの妄想から約一年は経ち、サイトができました。
長いようであっというまの期間でしたが、このような経過でサイト化計画は進んでいました。
こうしてできたのね〜へ〜と気にかけていただけたら嬉しいです。
以上でサイト化計画の議事録おわります。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
おまけ)トップ絵の原案
チーム内で相談して最初のものに決定しました。
アップデートでトップ絵が変えていくのとかどうだろう〜楽しそう。
妄想は尽きませんね。
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おまけ)リターン品グッズ案
おまけ)最終のデザイン案(この案をもとにこうきさんに完成データ作成を手伝っていただきました)
〜ご支援いただきました内容について〜
現在、グッズ類の発注が終わりまして、届くのを待っている段階です。
リターンはグッズの準備ができ次第、6月から順次発送し改めてご連絡します。
発送がギリギリスとなってしまう可能性がございますが、ご了承ください。
そして、これからも”からだずかん”をよろしくお願いいたします。
からだずかんサイト制作チーム 角野 ふち