ご挨拶
はじめまして!!私たちはNPO法人宇都宮子ども劇場に所属している高校生です。
私たちは木や竹を使った手作りジェットコースターを企画しました!!
「子ども時代の思い出」といえばどんなものを思い浮かべますか? 友人と遊んだことや、学校行事などもあると思います。その中で、「自分が1から企画したこと」は、どれくらいあるでしょう。
安全や平穏──「何もないこと」を重視する世の中で、私たち子どもが自分の「やりたい!!」を声に出せる環境は、決して多くはありません。ましてや大きな企画で、1人ではできないようなことはなおさら。新型コロナウイルスの影響も相まって、学校行事、学校生活すらままならず、“やりたい”はなかなか表に出てきません。
そんな中「遊園地を作りたい!!」という“やりたい”が宇都宮こども劇場の高学年メンバーから出てきました。今までにない提案で、実現には問題もたくさんあります。
けれど、せっかく出てきた「やりたい!!」という声を実現したい!! みんなで作り上げる楽しさを、実感して欲しい!!
その実現のため、まずは一歩目、
「ジェットコースターを作る!!」
そんな思いからこのプロジェクトが発足しました。
学校では、恒例の行事に沿って楽しむのが“普通”だったので不満も感じず生きていました。これまで主体的にイベントを立ち上げる経験が無く、そんな思考にすら至らない、私たちと同じような高校生・小中学生も多いと思います。このイベントを通じて、「むちゃぶりと思ってたことでも言ってみようよ」「できる方法は一緒に考えるよ」と伝えたい。そして少しずつ子どもたちの“普通”の幅が広がればと思っています。
この企画を通して、小中学生のみんなに「やりたい!と思ったことは実現できるんだよ」「やりたいことを素直に言っていいんだよ」ってこと体感してほしいと思っています。
小学生も中学生も高校生も、みんなで一丸となって“とびっきりの子ども時代”を作り上げたいと思います!
私たちの夢の実現のため、ご支援よろしくお願いします!!
このプロジェクトで実現したいこと
・子どもたちにやりたい!と思ったことは実現できるんだよ、やりたいことを素直に言っていいんだよってことを教えてあげたい。
・コロナにより学校行事やイベントなどの子どもたちの遊ぶ機会が少なくなった今、このイベントを通して全力で遊び心を解放してほしい
・人生で数回しか経験できない、文化祭のような大人数で、一つの物を作る経験の場をいろいろな年齢の人たちと学校以外で設けたい。
・とびっきりの子ども時代を楽しんでほしい
これまでの流れ
去年(2021年)の春、団体のメンバーにやってみたいことを聞きました。「大人を驚かすお化け屋敷をつくりたい」「手作りジェットコースターをつくりたい」など、とても盛り上がっていました。
とりあえず第一弾として、ジェットコースターからチャレンジしてみよう!!と計画を始めました。 当初、経費を抑えるために竹や廃材を利用しての制作を進めていました。しかし、安全性を求めて設計しなおした結果、見積りの支出額が収入額を大幅に超えてしまいました。
そこでメンバーで話し合い、クラウドファンディングへの挑戦を決めました。
このプロジェクトが成功したら、次回はもっと長いジェットコースターをつくり、コロナが落ち着けばお化け屋敷も作り、だれでも自由に来園できる遊園地を開きたいと考えています。
プロジェクトの紹介
このジェットコースターは高さ1m、全長15m、傾斜5度、で竹や木材を使ってつくります。
側面に木製パレット(輸送台)を、骨組みに竹を、レール代わりにベニヤ板を使います。手製のトロッコで走ります。
主に高校生がレールを組み立て、小中学生がトロッコやレールの装飾をします。
大人でも乗れるジェットコースターを目指しています。
これまでの活動
2021年 3月 コロナ禍のためZOOM会議でジェットコースターやお化け屋敷が発案される。
4月 ジェットコースター、お化け屋敷を含んだ遊園地を夏休み起案に宇都宮子ども劇場の事務局の庭と家屋で行うことを決める。
5月 宇都宮子ども劇場の大人に提案したところ、安全性、近所への騒音、家屋の耐久性、準備期間等の問題点指摘を受け、再検討。会場の問題からジェットコースター単独企画に変更。以前から親交のあったM氏に依頼し、技術支援と会場を借りての実施の了承を得る。
6月 第一回試作会。M氏に技術支援を受け、1mのサイズで試作。
7月 緊急事態宣言のため、活動休止。
9月 第二回試作会は緊急事態宣言により延期。
10月 パレット入手で計画変更。材料費を抑えるために、竹やパレットなどを様々な方から譲り受ける。メンバーと一緒に作るため、安全を重視した構造を検討、試作を重ねる。
11月 第三回試作会。5m試作。
12月 予算不足発覚。クラウドファンディングへの挑戦を決定!!
資金の使い道
支出
レール部分の建設費 70,000円
トロッコ、レールの装飾費 20,000円
会場費 25,000円
竹等提供の謝礼 10,000円
傷害保険 15,000円
諸費用(手数料等) 20,000円
─────
合計 160,000円
予算
宇都宮子ども劇場より 20,000円
製作参加者参加費 20,000円
クラウドファンディング 120,000円
─────
合計 160,000円
実施スケジュール
作業日
2月6日、2月13日、2月23日、3月6日、3月12日
完成予定日
3月13日
作業場所
栃木県壬生町某所
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
<リターンについて>
直接リターンをお渡しする際は、公共の場所にて行います。
乗車目線動画・メイキング動画はメールでお送りします。
竹は120cm〜230cmのものがあります。長さの指定は受け渡し時にお願いします。
パレットを解体した薪は30〜40cmの長さの板で、1セット当たり15〜20本になります。
工作キットは、パレット一枚(80cm×90cm)を使った椅子を作る工作キットです。制作には工夫が必要です。
鑑賞「おしいれの冒険」は5月15日に栃木県宇都宮市立南図書館サザンクロスホールにて行われます。ほんわかシアターさんによる人形劇です。
トロッコは縦90×横80×高さ(60+車輪)のサイズです。
<会報誌「かわらばん」の著作権について>
会報誌の著作権に関しましては、製作者が所有するものとし、複製、転売、改変などの行為を禁止致します。
ご挨拶・団体の紹介
宇都宮子ども劇場では、0歳以上の子どもと、それをサポートする大人たち、合計約60世帯の会員が活動しています。
勝った人、上手い人が楽しいことは世の中にあふれていますが、子どもも大人も一緒に笑い、うまくいかないことすら楽しむのが子ども劇場。
子どもを育て合い、親も子も育ち合うこと。何よりも、今ここに集う仲間とともに、いっぱいの「すごい!」に出会うこと。それが、私たち宇都宮子ども劇場の願いです。
引用元:ホームページhttps://www.ukg.jp/
子育って大変。とてもひとりでは無理。そんなふうに思う時が多々あります。そもそも子育てってみんなでするものじゃない?その方が、子どもにとっても豊かに生きることになるのでは?こんな思いから、私たち宇都宮子ども劇場は、子どもを育て合い、親も子も育ち合うこと。を活動を通して経験しています。
鑑賞活動や自然体験活動を通して同じ時を共有しいろいろな価値観に触れることで、互いに認め合い自由に表現できる居場所としての役割を担っています。
しかし、子どもたちが自由に「やってみたい!」を言える場でありたい。と願う一方で、近年は世の中の自粛に流されていたことも否めません。
そんな中、子どもたちから上がった《ジェットコースターを作ってみたい!!》の声。子どもたちの情熱に後押しされるように動き出した企画です。地域の方々の力も借りながら進めています。厳しい運営状況を子どもたちにも話をしたところ、子どもたちから【クラウドファンディング】で資金集めに挑戦してみたい。と、提案があり実践することにしました。
これからの未来を生きる子どもたちの糧になるような笑顔あふれるジェットコースターになるようご協力お願いします。
NPO法人宇都宮子ども劇場
(所在地:〒321-0165 宇都宮市緑2丁目33-10)
理事長 齊藤久美子
私たちジェットコースターメンバーは高学年部として活動しています。
小学4年生以上が参加できる、子ども達自身で企画、運営する活動をしています。基本的に大人は見守りのみ!
【高学年3つのルール】
Join…自分から仕事をしよう!
Help…自分から人を助けよう!
Enjoy…自分から楽しみを見つけよう!
Let’s Go ‼
最新の活動報告
もっと見るプロジェクトとイベントの成功のご報告
2022/03/19 15:15クラウドファンディングは締め切り6日前に目標金額まで集まり、最終的には133,500円もの寄付をしていただけました。本当にありがとうございました! 3月13日(日) 花曇りの空の下、無事にイベントを開催することができました! 最終的に高さ1m、長さ15mの乗り場付きジェットコースターで、トロッコは大人が2人乗りできるサイズのものが2つ完成しました。速さによる怖さはあまりないですが、手作りならではのガタガタする音や、自分の番で壊れるんじゃないかという怖さがあるジェットコースターとなりました。 イベント当日は幼稚園生から大人まで計44名もの方が足を運んでくださいました。 「二人乗りしよう!」と初対面の子と仲良くなったり、はたまた製作用の残った竹で器を作ったり、ミニ腕相撲大会を開いていたり、自分で楽しみを見つけてあそびを作りだせるイベントになり、とても嬉しく思っています。 製作に参加していた高学年部の子たちは、お客さんみんなが楽しんでくれている様子を見て達成感を得たようで、お客さんが遊んでいるときにも自主的に仕事を探して、余った材料を切ってまとめる撤収作業に入ってくれました。今回の活動を経て高学年部の子どもたちの成長を感じました。 今回の企画は ”やりたいことは実現できる” と伝えられただけではなく、1人のやりたいことをみんなで楽しむ素晴らしさを体感できたことや、子どもたちに自主性が身に付いたこと、コロナ禍でも子どもたちが自由に全力であそべる場を設けられたことなど、自分たちの成長にも繋がり、企画が成功すること以上の良い経験となりました。 今回はコロナウイルス感染防止の観点から参加対象者を宇都宮子ども劇場会員に限定してのイベントとなりましたが、次回さらに大規模な企画をやりたいと考えており、その際には参加対象を限定しない形で開催したいとおもいます。 クラウドファンディングのご支援ありがとうございました。皆さんのおかげで、このような経験ができました。今後とも温かい目で見守ってください。 宇都宮子ども劇場 高学年部高校生 まい りお もっと見る
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