はじめまして。
私たちは「なますて団」という、ネパールの小学校や孤児院に鉛筆や消しゴムなどの物資を届けたり、子どもたちと国際交流をするために活動している団体です。
メンバーは大学生を中心に現在8名で活動を行なっており、今年2月下旬から約15日間ネパールに滞在する予定です。上記に掲載させていただきました動画は、私たちが前回ネパールに訪問した際の記録をまとめたものになります。
■プロジェクトの目的
私たちはネパールの山岳地帯にある小学校に、授業や自己学習ができる学習環境を提供するため、ネパール語と英語の辞書、英語の絵本を贈る活動を計画しております。
現在、ネパール山岳地帯の小学校は支援物資が届かない状態が続き、施設や用具が乏しく、教員の数も不足しています。そこで、子どもたちが自ら学習できる環境を提供することで、ネパールの子どもたちが自分の力で夢を叶え、ネパールにとって今後大きな役割を担っていってくれる存在になってほしいと思い、本プロジェクトを立ち上げました。
「私たちが見たネパール・・・ネパールにとって何が必要なのか」
現在、ネパールの山岳地帯では、物資が届くことがままならない状態です。私たちは2010年にネパールを訪問した際に自分の足で5~7kgの鉛筆を背負い、5時間ほどの時間をかけて山道を歩き、小学校に訪れました。
そのような場所に住む子どもたちには十分な食料がなく、栄養失調になっている子どもが何人も見られました。また、着る服や靴、学校に行くための鞄などが破れていたり穴があいていたりしている子どもも多くいました。もちろん学校の状態も良いとは言えません。
街との貧富の差はかなり大きく、子どもたちは学校が終わるとすぐに家の手伝いをしなければならない子が多いため、山岳地帯の子どもたちにとって、学校での勉強の時間はとても貴重なのです。しかし、児童数に対して教員数が不足していたり、児童1人1人の教科書や文房具がなかったりと、子どもたちは勉強をしたいと思っていても出来ない状況に置かれています。
しかし、私たちが訪れた際、ビチョック村の小学校の校長先生は、「ビチョック村で子どもたちに教育することはとても意味があることだ。」とおっしゃっていました。なぜなら、教育をする機会を無くしてしまったら、子どもたちは皆、生活をするためにお金を稼ぐことしかしなくなってしまいます。そうすると、子どもたちは自分の未来に夢や希望をもつことができません。そのため、子どもたちがそうならないように、ビチョック村で教育をすることはとても大切なことなのだと教えていただきました。
私たちが食料などの物資を届けても一時的な解決にしかならず、その物資が尽きてしまっては何も残りません。未来を担うネパールの子どもたちが自らの力で環境を良くしていけるようにするには、教育の力がとても大きいと感じました。そこで、私たちはそのような山岳地帯にある小学校の学習環境を改善するために何かできないか改めて考えました。
「自ら勉強できるように辞書と英語の本を贈りたい」
■長期的に学習ができる環境をつくること。
まず、私たちは前回に引き続き鉛筆などの文房具を届けることを考え、いくつかの学校に協力をお願いし、鉛筆や消しゴムなどを集めました。しかし、消耗品である鉛筆などの文房具だけではなく、長く使え、自ら勉強できる学習環境をつくり出したいと考えております。今回はそのための第一歩として、辞書と英語の絵本を贈りたいと考えております。
みなさまには、辞書と英語の絵本を購入するための資金の援助をお願いしたいと考えております。
私たちは子どもたちにそれらを届けることで子どもたちの勉強する環境をつくり、将来の夢や可能性を広げてほしいと願っています。そして、その子たちが将来ネパールにとって、そして世界にとって大きな役割を担っていくことも願っています。
■リターンについて
ご支援してくださった皆様には以下の内容を金額に応じてリターンさせていただきます。
*サンクスレター
(協力していただいた皆様にお礼のメッセージをお送りいたします。)
*絵はがき
(現地に伺った際の写真を含めたポストカードをお送りいたします。)
*フォトブック
(現地に伺った際の写真をフォトブックとしてお送りいたします。)
*ビデオレター
(帰国後、現地での活動記録をまとめたビデオレターを制作予定であるため、完成物をお送りいたします。)
写真はイメージとなります。ネパールから帰国後、感謝の気持ちをリターンさせていただきます。
■最後に
みなさまのお力を貸していただきたいと思います。わずかなお力添えでもかまいません。協力してくださったみなさまの想いも一緒に、私たちはネパールの子どもたちに教材を届けてきたいと思います。ぜひ、みなさまのお力添えをよろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る小学校に行ってきました!
2013/02/04 22:41先日、ネパールについて私たちが知ったことを少しでも多くの人に伝えたいという想いから、今回は小学校に訪問をさせていただき、【ネパールの現状や生活環境を伝える授業と鉛筆と消しゴムの寄付】のお願いをしてきました。 今回の活動で、"少しでも小学生の周りの無駄を無くす意識の芽生え"と、"同じ年代の子どもたちでもこういう子もいる気づき"、になってもらえると嬉しいです。 企画進行は他メンバーが務め、私はPC機材等のサポートがメインだったのですが、小学生はすごくパワフルでたくさんの会話を持つことができました! 何よりも今回の活動を通じて感じたのが、子どもたちはすごく「素直」だったことです。 私たちが伝えた内容に対して、伝わらなければ「なんでー?」「ん?」と返ってきますし、伝われば「もっと知りたい!」「かわいそう。」「変なのー」といった素直な反応が"すぐに"返ってきます。 そのため、どういう話をすれば分かりやすく伝わるかを常に意識する必要があり、またなぜ自分たちが活動をやっているのか原点に立ち戻れた時間でもありました。 でも、まさか子どもたちとスーツでサッカーをやることになるとは・・・笑 普段、子どもと対面で対話をするといった機会が数少ない私にとって、今回は大変勉強させていただきました。また大変貴重な経験になりました。 そして、すごく楽しい時間でした^^ 迎えてくださった皆様及び、主に企画を立ち上げて働きかけたメンバーに感謝したいです。 もっと見る
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