はじめに・ご挨拶
いつも当店をご愛顧頂きありがとうございます。
このようなことをご報告することは心苦しいのですが、現在、27年目を迎えているディンカム・ジャパンは存続の危機を迎えております。
ディンカム・ジャパンは1995年に前身であるディンカム・オージー倶楽部を立ち上げて、オーストラリア情報紙を発行しました。その後、アボリジナル文化やディジュリドゥに特化し、数多くのイベントやライブ、ワークショップの開催を行って参りました。その後2009年より音響レンタル業も開始し、現在の店舗には約8年前に移転しました。
音響レンタル業務がある程度軌道に乗り、ディジュリドゥの業務だけではまかなえなかった収益を音響レンタル業務で補って参りました。
ところが、2年前のコロナウイルス感染拡大により、大きく状況が変わってしまいました。緊急事態宣言が発令される度、音響レンタルの案件がキャンセルになり、売り上げは激減しました。そのたびに当店も各種給付金や、実質無利息の借入金など、使えるものはすべて申請して参りました。当初、1年程度耐えればどうにかなるのではと思っておりましたが、2年経った今もなお先が見えない状況です。
そして、資金がほぼ底をつき、このタイミングで3月~4月より借入金の返済や仕入れの支払などが一気に始まります。2月中にある程度のめどが立たない場合は、個人事業であるディンカム・ジャパンの営業継続は難しくなってしまいます。
そのため、このままでいくと最悪の場合、ディンカム・ジャパンはあと数ヶ月で規模の縮小や閉店を余儀なくされます。なんとか現状の営業を継続できるべく対策を検討しているところです。
多くの皆様が同様に厳しい現状でありますから、このようなお願いをすることは大変心が痛いのですが、もしご支援、ご協力頂ける場合は、何卒お願いいたします。
ディンカム・ジャパン
代表
上野哲路(哲J)
このプロジェクトで実現したいこと
ディンカム・ジャパンを存続することによって、日本の皆様とオーストラリア先住民族アボリジナルとの架け橋となるべく、日本のディジュリドゥシーンをさらに盛り上げていきたいと思っています。
プロジェクトをやろうと思った理由
ディンカム・ジャパンは、27年以上ディジュリドゥの販売だけでなく、レッスン、イベント企画、文化講座など多角的にディジュリドゥや先住民文化を広めていきました。この活動は絶やしてはいけないという使命感を持っています。そのための拠点をなくすわけにはいかないのです。是非ご理解の上、ご支援をお願いします。
店主哲Jについて
オーストラリア・メルボルン在住中にディジュリドゥに出会う。帰国後、ディジュリドゥ奏者として活動する傍ら、ディジュリドゥ教室を主宰し、講師としての活動も始める。1999年、アボリジニの世界でも有数のイダキマスター、ジャルー・グルウィウィ氏と出会い、北東アーネムランドの伝統奏法を学び始める。現在まで教則CDを含む多くのディジュリドゥCDをリリースする他、「叫ぶ詩人の会」や映画『あずみ』等のレコーディングにも参加。自ら率いるプロジェクト和豪では2010年公開の「座頭市the last」の音楽制作に抜擢されるなど、ソロ奏者、講師、音楽制作と幅広い活動を展開しつつ、聖地アーネムランドにてジャルー・グルウィウィ氏との交流を15年以上続け、伝統的なイダキの奏法の研鑽を重ねている。2009年4月,ディジュリドゥソロCD「Yidaki Wanga」「Slide the bone」2枚同時発売。2017年9月8年ぶりのソロCD「Yidaki Wanga Part.2」リリース。 現在はクラブハウスでほぼ毎朝9時からMorning Yidaki Roomを配信、ディジュリドゥの生演奏を行っています。
ディンカム・ジャパンのこだわり
本物・伝統へのこだわり・・・
ディンカム・ジャパンの木製ディジュリドゥは、すべてオーストラリアのユーカリ製です。チーク材や他国で作られたものではありません。その多くの商品は伝統的にディジュリドゥを使用している地域である北東アーネムランドの「イダキ」と呼ばれるディジュリドゥです。イダキは伝統的な儀式を今でも続けているヨルングの職人たちによって作られています。楽器1本、1本に彼らの思いがたくさん詰まってると感じられる楽器です。伝統文化をこれからも尊重し、継続するための活動を念頭にディンカム・ジャパンは活動しています。
1本、1本のディジュリドゥへの想い・・・
ディンカム・ジャパンでは1本、1本のディジュリドゥを長く大切に使って下さる方に販売したいと思っています。入荷時、販売時の商品のチェックはもちろん、小さなクラックなどを見つけた場合は、必ず補修・調整をしてから出荷しています。また購入後1年間の無料保証付きですので購入後のケアも万全。1年以内の破損などの場合は、当店で責任を持って補修をいたします。
専門スタッフが常駐
定期的なレッスンや様々な質問に答えられる専門スタッフが常駐しております。店主の哲Jは、日本で1995年からディジュリドゥに関する活動を続けているいわゆるパイオニア的存在です。他のスタッフもディジュリドゥやアボリジナル文化の知識をもっております。是非わからないこと、知りたいことがございましたら、お気軽にご相談下さい。
アボリジナル文化関連イベントの定期開催
伝統的な地域のアボリジニの文化を尊重し、支援していくプロジェクトを続けています。過去に、アボリジナル・パフォーマーの招聘公演や、現地支援訪問、アボリジニの学校と日本の学校との絵の交換プロジェクトなどを行ってきました。ただ単なるディジュリドゥ・ショップとしてだけではなく、アボリジニと日本をつなぐ架け橋として一助を担っています。
世界最高品質を目指して・・・
取りそろえている楽器のクオリティはもちろんのこと、1本1本お買い上げ頂いたディジュリドゥに責任を持って送り出したいとスタッフ一同思っております。そして、お買い上げ頂いた方が末永くご愛用いただける様、誠心誠意サポートしていききたいと思います。
資金の使い道
店舗運営の維持はもちろん、新たなアーネムランド・イダキの仕入れ、レッスン運営費、イベント企画費などに充てられます。
リターンについて
当店で使えるチケットを中心に当店オリジナル商品や、オンラインレッスンなどでお返しをさせて頂きます。
最後に
小さなお店が、そして、とてもマイナーな民族楽器専門店が、いつもその場に【在り続ける】ということは、本当に大変なことだと実感しています。ここまで続けてこれらたのは当店を応援して下さるたくさんのディジュリドゥファンの皆様のおかげと思っております。27年目を迎えたディジュリドゥ専門店~ディンカム・ジャパンをどうぞご支援頂ければ幸いです。よろしくお願いします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るリターンの発送が終了しております
2022/04/07 11:28こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
多数のご支援ありがとうございました。
2022/03/21 11:23ディンカム・ジャパン存続プロジェクトにご支援頂きました皆様へ2月より行ってきました、「ディンカム・ジャパン存続プロジェクト」クラウドファンディングは、3月20日をもちまして受付を終了させて頂きました。ご支援総額:411,000円ご支援頂いた皆様:59名当店には5月2日に手数料を差し引かれた334,143円は5月2日に当店の口座に振り込まれる予定です。今回のご支援金は、ディンカム・ジャパン存続に大切に利用させて頂きます。実に多くの方に、多額のご支援を頂き本当に感謝申し上げます。このクラウドファンディングという形式を行うのは今回が初めての試みでした。本来、ご支援を頂くなら対価でリターンをするのが筋であるとかたくなに思ってきました。それでも、この長期化するコロナの影響で閉店の危機を迎え、「試せるものはすべて試そう」とクラウドファンディングも行ってみたことの一つでした。続々集まる支援金にありがたいという気持ち、申し訳ないと思う気持ち、なによりもこんなにも多くの方に支えられているという感謝の気持ち、そんなたくさんの感情が常に心の中にあり、クラウドファンディングをやってよかったと思っています。リターンに関しては、できるだけ予定よりも早く発送させて頂く予定です。今しばらくお待ち下さい。取り急ぎご支援頂きました皆様へ感謝の言葉をお伝えしたく活動報告をさせて頂きました。今後ともディンカム・ジャパンをどうぞよろしくお願いします。ディンカム・ジャパン代表上野哲路 (哲J) もっと見る
ディンカム・ジャパン存続に多数ご支援ありがとうございます。(2月28日現在)
2022/02/28 15:00この度は、ディンカム・ジャパン存続プロジェクトに多数ご支援を賜り、本当にありがとうございます。2月4日より公開したクラウドファンディングは42名の方から、312,000円のご支援を頂きました。また平行して行っている特別商品券の販売や、KOZO COLLECTIONの販売にもたくさんのお客様よりご注文を頂き、月別売上高としては過去最高となりました。重ねてお礼申し上げます。そのほかの現状報告としましては、2月に事業復活支援金を申請して、すでに給付を受けております。また借入金に関して、取引先の信用金庫の担当者の方が親身に相談に乗って頂き、現在借り入れ返済に関する新たな手続きを行っているところです。クラウドファンディングの応援メッセージや注文の際頂いたメッセージはすべて読ませて頂きました。ディンカム・ジャパンは、本当に多くの方に支えられて続けてこられたのだと改めて嬉しくも思い、同時に続けることの責任を感じています。ディジュリドゥというマイナーな楽器の専門店は、日本にも数店しかありません。その中で当店は1995年の創設以来、数多くの関連イベントを主催し、3000本を超えるディジュリドゥの販売を行って参りました。今後も、日本のディジュリドゥシーンの拠点となるべく、精一杯活動していきたいと思っています。クラウドファンディングは3月20日まで受付しております。受付終了後、早いうちにリターンの送付などを行っていきます。またクラウドファンディングが終了した後も、決して状況が好転して、安心して事業を続けられる保証はないのですが、皆様から頂戴したご支援をありがたく有効活用させて頂き、1日でも長く、また皆様に気軽にご利用頂けるディジュリドゥ専門店として在り続けたいと思います。最後に繰り返しとなりますが、様々な形でご支援を頂いた皆様に改めて感謝申し上げます。またクラウドファンディング受付終了後に改めてご報告をさせて頂きます。これからもよろしくお願い申し上げます。ディンカム・ジャパン代表上野哲路(哲J)ディンカム・ジャパン公式サイト もっと見る
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