■9月2日追記
ついに目標金額の400万円を突破致しました!皆様のご支援大変ありがとうございます。
活動報告に、米子TNRの会代表の生林からのお礼のメッセージを
掲載させていただいておりますので、ご覧ください。
ネクストゴールとして、500万円を目指したいと思います!
スペイクリニックでは、保護した猫すべてを無料で手術できる訳ではありません。
私たちボランティアで運営はしていくのですが、ご協力いただける獣医師の方の費用や麻酔代や消耗品、
運営費用など1匹あたりおよそ5000円程度の費用が必要となります。
ネクストゴールでは、その費用分を皆様からご支援いただければと思っております。
スペイクリニックが完成し、さらに多くの猫たちをTNRできる費用が集まれば、多くの猫たちが救われます。
※スペイクリニックで手術ができるのは、スペイクリニック運営団体である米子TNRの会が
視察、協議したところのみとなります。
9月20日残り少しですが、皆様のご支援よろしくお願い致します。
■8月27日追記
支援者200名突破致しました!
ご支援いただきました皆様大変ありがとうございます!
残り約10%で、残り24日となりました。
最後の最後まで皆様のご支援よろしくお願い致します。
※リターンの追加も検討中ですので、決まり次第お知らせ致します。
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ここから本文です
はじめに
TNRを始めたきっかけは仔猫を保護していても終わりがない。と悟ったからです。
世の中が空前の猫ブームとなって久しい昨今、2017年には犬の飼育頭数よりも猫の飼育頭数が上回り、動画サイトでは猫動画が溢れ人々はその可愛い姿に癒され、先日のスーパー猫の日(2022年2月22日)にはネコノミクスは2兆円を超えるとの報道もありました。
家庭内で大切に可愛がられる猫が増えている一方で、飼い主の居ない外で暮らす猫たちは人の暮らしのすぐそばに居ることから糞害や鳴き声などの騒音、ゴミ等を漁る「害獣」として行政には猫に対する苦情が多く寄せられ、時にはエサやりをする人との間でのトラブルになっています。
飼い主の居る猫も居ない猫も、なんら変わらない「猫」なのに。
また、猫は繁殖力がとても強く、年に最低2回の繁殖期で交尾するとほぼ100%の確率で妊娠をします。
1度の出産で平均3~5匹を産むので、1匹のメス猫が居たら年に約10匹は増えることになりますね。
そのまま元気に育つ場合は人にとっての迷惑の元が増えるということで子猫が生まれることを良しとする人はあまり居ません。
自宅敷地内で産まれ育っている子猫を、山や海・川に捨てる人も未だに居ます。
(犬や猫などの愛玩動物を捨てるのは動物愛護法により禁止され、処罰の対象となっています)
エサやりをする人にとってもエサ代がかさみ、周りからは苦情を言われ、猫が増えるのは悩みの種となります。
猫から迷惑を被っている人は、猫に消えて欲しい100歩譲ってこれ以上増えないで欲しい、エサやりをする人も出来れば増えないで欲しい、私たち猫のボランティアにとっても保護して譲渡はキリがないので保護譲渡と同時進行で、増やさないようにしたい、このように、多くの人の願いは一致しています。
猫の命を奪わずに猫を今以上増やさない、私たちに出来る方法がTNRや地域猫活動です。
TNRとは、Trap・Neuter・Return(トラップ・ニューター・リターン)を略した言葉で、捕獲器などで野良猫を捕獲(Trap)し、不妊・去勢手術(Neuter)を行い、元の場所に戻す(Return)ことです。 望まれない出産をなくし、殺処分数を減らすのに有効な最も手段と考えられています。
しかし、私たちがせっせと捕獲したとしても手術をして下さるのは獣医師さんです。どこの病院も普段の診療・手術の一環で不妊手術を行われるので、一日にしてもらえるのは数匹でした。それも予約でいっぱいで何か月待ちという病院も。
不妊手術専門の病院、いわゆるスペイクリニックがあれば、多数の猫も一気に手術してもらえます。
幸い、協力してくださる獣医師さんがおられてクリニックのための土地も提供してくださることに。さて、あとは建物と必要最低限の設備です。というわけでこの度クラウドファンディングを行う運びとなりました。
※スペイクリニックとは、spayつまり動物の不妊去勢手術を専門に行うクリニックのことです。 獣医療においても専門化が進んでいるアメリカでは、他の動物病院と同様に一般的なクリニックです。
直近3年間の鳥取県における猫の引取り・処分状況
※西は鳥取県西部地区
鳥取県米子市では、「飼い主のいない猫の不妊去勢手術費用の一部補助」事業が実施されており、積極的にTNR活動を推進しています。
https://www.city.yonago.lg.jp/29775.htm
このプロジェクトで実現したいこと
ボランティア運営によるスペイクリニック開院(鳥取県米子市)
手術は協力獣医師により実施。
♂♀とも低価格で野良猫と多頭飼育崩壊現場の避妊去勢手術の実施。
協力獣医師:ふじい動物病院 院長:藤井浩平(山口大学農学部獣医学科卒)
http://www.fujii-animal-clinic.com/
藤井院長よりメッセージ:
どこの地域にも存在する野良猫問題が当然の如くここ鳥取県にも存在しています。
私が開業した当初は保護猫はいてもTNR(Trap Neuter Return)活動という言葉は知れ渡ってはいませんでした。
ここ3~4年で地域のボランティアさんの緩まぬ活動のお陰で野良猫の手術に対し自治体及び獣医師会からの助成も受けられるようになりました。
しかし、ボランティアの活動費や助成金だけでは、地域の野良猫はまだまだ増える一方です。
ですので、私は、ここ鳥取県にスペイクリニックを設置し、安価な金額で等しく手術が受けられる施設設立の一役になれればと思い、プロジェクトチームの一員となりました。
皆様のお力でどうかこのプロジェクトを成功に導いてやってください。
何卒よろしくお願い致します。
スペイクリニック建設予定地
現在整地まで完了しています!
※ご注意ください
スペイクリニックはボランティア運営の為、開院日が限られてきますのでご利用は登録ボランティア、またはボランティアが視察、協議をした現場のみになります。飼い猫の手術は出来ません。(特殊事例を除く)
野良猫の避妊去勢手術が進むことで地域からの苦情の減少を目指します!
多頭飼育については、数が増える前に避妊去勢手術をすることで多頭飼育崩壊を未然に防ぐことが出来ます。
徹底したTNRを進めて野良猫の数をこの先10年で半分以下に減少させることが目標です!
資金の使い道
プレハブ購入設置費(床工事含め)130万円
手術機材160万円
プレハブ内備品(流し、手術台など)50万円
手数料36万円
送料2万円
雑費購入22万円
実施スケジュール
CAMPFIRE 資金調達 ~8月末
各種備品購入・プレハブ購入 ~11月
開業 2022年12月
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
応援メッセージ
保護活動ボランティア:望月さん
鳥取県に引っ越して3年目、まず野良猫が多いと思いました。『この前あそこで子ども産んでたよ〜』『そういえば最近仔猫見かけなくなったね〜』など気にはかけてはいるけどそれ以上関心がない方が多い気がしました。
鳥取は雨が多く冬は雪も積もるので野良猫にとっては過酷な環境です。成長出来なかった子がたくさんいると思います。こういう不幸な子たちを少しでも減らしていく活動の基本にTNRがあると思います。鳥取県は幸福度の高い県なので、人だけではなく猫の幸福度も上げていきたいです。1匹でも不幸な猫ちゃんが生まれませんように。
応援どうぞ宜しくお願いします!
保護猫里親:石藤
ご縁があり「にゃんこのお家」から2匹、「ねこいえ米子」から1匹、そして最近自分達で保護した2匹の計5匹の保護猫と暮らしています。鳥取には飼い主のいない猫も多く、そういう猫として生まれ、残念な形で生涯を終える猫たちも少なくありません。最近、自分たちで保護した子猫2匹のうち1匹は、瀕死の状態となり一時は危ない状態でしたが、なんとか元気になってくれて、今では5匹で仲良く遊んでいます。この時に感じたことは、保護活動ボランティアをされているみなさんは本当にすごいと改めて感じました。命を預かるということはとても大変なことで、いくら時間やお金があっても簡単にできることではありません。猫の命を奪わずに猫を今以上増やさないこと、TNRや地域猫活動が本当に必要なことだと感じています。
今回のクラファンではクラファンページ作成をお手伝いさせていただいています。皆様ご協力をお願い致します!
チーム/団体/自己紹介・活動実績など
米子TNRの会は、「ねこいえ米子」「うちスペTNR部」「にゃんこのお家」の三団体で今回のスペイクリニック開院を目指して立ち上げた会です。
それぞれがTNRに取り組んで来ました。
TNRのみならず、猫の社会問題(遺棄、苦情、多頭飼育崩壊)にも関わって来ました。
猫の社会問題は人の社会問題でもあります。
遺棄する人がいて、苦情を言う人がいて、多頭飼育崩壊を起こしてしまう人がいます。
そんな社会問題にも関わり解決出来るように努力しています。
「ねこいえ米子」
”過酷な環境にいる猫たちを減らしたい、人も猫も幸せに”を目指して、個人や団体で保護活動していた人たちが集まり、2018年に立ち上げました。
保護された猫の譲渡活動やTNRのサポート、啓発活動を行っています。
ボランティアだけが活動するのではなく、身の回りの猫たちの事を一人一人が気にかけて、できる事をする人が増えるようにサポートを心がけています。
今までの保護数:414頭
当会を通じての譲渡数:371頭(2021年度まで)
(譲渡会やHPを通じて譲渡された個人保護主さんの猫も含みます)
関わったTNR数:
2020年度以前 100頭以上
2021年度 230頭
活動や保護猫の里親募集などは、公式WEBサイト、Facebookなどで発信しています。
ねこいえ米子公式WEBサイト
ねこいえ米子Facebook
「うちスぺTNR部」
2018年12月、米子市内某所の一斉TNRのために、有志が集まって起ち上げました。基本的に部員は他の団体に所属していたり個人で活動していたりとバラバラです。
TNR現場では子猫を中心に、人馴れしている成猫や負傷猫を保護し譲渡もしています。
これまでのTNR総数は、192匹。
保護猫は、71匹。
うちスぺTNR部の活動や収支報告については、ブログ「お家に帰ろう。」(ブログへ)でご確認ください。
「にゃんこのお家」
にゃんこのお家は令和元年5月に発足した小さな会です。
発足当初は猫の保護譲渡活動、保健所の譲渡ボランティアにも登録し、保健所の猫の引き取り譲渡をしてきました。
多頭飼育崩壊現場にも関わり、餌の支援、病院への搬送、保護譲渡もしてきました。
令和元年度の譲渡数49匹
令和2年度の譲渡数49匹
令和3年度の譲渡数38匹
保健所からの一時預かり17匹
令和2年7月からTNRを始めました。
令和2年度は11匹
令和3年度は3月末で94匹
手術をすることが出来ました。
今後はTNRを中心に保護活動をしていきます。
日々の活動はFacebookにて発信しています。
にゃんこのお家Facebook
どうぞよろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る1月2月の活動報告&収支報告
2023/03/18 21:53みなさま活動報告が遅くなり申し訳ありません。今年に入ってからも続々とさくら猫が増えています。1月と2月のご報告です。・1月♂17匹、♀15匹の合計32匹の手術が出来ました。堕胎はありませんでした。無料チケット7匹分を使わせていただきました。1月は飼い主のいない猫だけでなく多頭飼育崩壊寸前の猫達の手術も終えることが出来ました。取りかかったとある現場では5匹すべてが♀でした。春には20匹は増えていたと思います。増える前に、崩壊する前に手術が出来て本当に良かったと思います。・2月♂7匹、♀4匹の合計11匹の手術が出来ました。無料チケット4匹分使わせていただきました。皆様の御支援のお陰でたくさんの野良猫がさくら猫となりました。本当にありがとうございました。また、スペイクリニック開院時の詳細な収支を数字でご報告できておりませんでしたので、以下に記載させていただきます。なお、以下の項目に含まれていない消耗品等はボランティアで負担致しました。【収入の部】クラウドファンディング5,035,000その他ご寄付170,000クラファンサイトへの手数料△ 498,465計4,706,535【支出の部】プレハブ1,317,800床工事88,000流し台網すのこ11,000無影灯(中古) 165,000ドッグバス(中古) 38,500ドッグバス(中古)送料4,400手術台294,800レーザー1,619,200レーザー部品88,220オートクレープ316,800手術器具204,802手術器具梱包送料880入口及びエコキュート下セメント38,500その他物品購入152,693返礼品送料・切手26,258無料チケット(51匹分) 336,600計4,703,453残金3,082引き続き、皆様のご期待に答えられるよう頑張って参りますので、応援よろしくお願い致します。 もっと見る
12月の実績報告
2023/01/01 13:35皆様、連続投稿失礼致します。先ほどの活動報告にも記載させていただきましたが、12月の実績をご報告致します!12月は多頭数の現場が多く、捕獲、手術、リリースと慌ただしく過ぎていきましたが、スペイクリニックがあることで取りかかれた現場も多く、ここ、鳥取県にスペイクリニックが出来て良かった。作って良かった。と感じております。スペイクリニックの実績、無料チケットの使用状況をお知らせ致します。実績12月のスペイクリニックでの手術頭数は合計49匹。内訳は♂23匹、♀26匹で、堕胎はありませんでした。無料チケット使用状況合計14匹分を使わせていただきました。無料チケットは相談のあった現場ごとに協議をし、必要な現場で使わせていただきます。まだまだスタートを切ったばかりで手術をこなすことで精一杯な部分はありますが、皆様のご期待に答えられるよう頑張って参りますので応援よろしくお願い致します。 もっと見る
収支報告について
2023/01/01 13:33御報告が大変遅くなり申し訳ありません。すべての支払いが終わりましたので、御報告致します。皆様からのあたたかい御支援のお陰で建物、手術機材、物品を購入することが出来ました。本当に本当にありがとうございました。ボランティア一同感謝の気持ちでいっぱいです。また無料チケットは当初100匹分をご用意する予定でしたが、手術機材に予算以上の費用がかかってしまい、実際には51匹分となりました。読みが甘くご期待に添えない形になり申し訳ありませんでした。無料チケットは先着順ではなく、相談のあった現場を協議して必要なところで使わせていただきます。無料チケット使用状況は月末締めで御報告させていただきます。改めて、皆様からの御支援のお陰でここまで来ることが出来たこと、心から感謝申し上げます。私達に出来る御礼はスペイクリニックを地域の人々ため、野良猫のために軌道に乗せることだと思っております。スペイクリニックで手術をすることが出来た頭数はこちらのページで御報告していきます。皆様、どうぞこれからもよろしくお願い致します。 もっと見る
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