このクラウドファンディングは、物づくりを通して、ネパールでの女性自立支援のための無料洋裁教室を開くボランティア活動資金を募ることが目的です。第1次目標はクリアすることができました。皆様のご支援にお礼申し上げます。近いうちまた物づくりを通した第2次目標を設定したいと思っています。今回を終えるに当たって次のことを付記します。(1)ネパールは釈迦の生誕地で、日本に親近感を持っており、期待が大きい。(ネパールの1人当たりGDPは10万円。日本は400万円)(2)この洋裁教室は、日本の技術とセンスを無料で教えるが、習得した人は少なくとも他の1人には無料で教えることとしている。当方のプロは、モナコ王室から依頼されてグレース・ケリー王妃のウエディングドレスの複製を頼まれた程の大物だ。(オリジナルはハリウッドにある。複製はモナコにある。)(3)ウエデイングドレス制作業は、数年後には外貨を稼ぐ輸出産業になることを目指す。(ネパールは海路がない。外国へ運ぶ鉄道がない。道路事情は悪い。空路しかない。空輸となると、軽くて値段の高いものがよいが、貴金属はない。一方、インドには富裕層が大勢いて、結婚式は5日間やる。花嫁は5着は要る。インドは暑いので薄物がよい。軽くて高価なものがよい。)以上
ネパールではインドの影響が強い。婚礼衣装もインド風で、インド人が作っている。だが、若者を中心に急速に 西洋化が進んでいて、西洋風ドレスの需要が 増えつつある。ここに「無料の洋裁教室ボランティア」の意義がある。山奥の女性でも、家の中で家事の合間にドレスを制作し、ネットで直接販売し、収入を得ることができる。女性の経済的自立と産業の育成ができる。日本側と現地側の双方で熱気がみなぎっている。皆様のご支援に感謝します。
無料の洋裁教室には、ネパールの山奥から参加する人が何人もいます。険しい山道をバスで片道6時間かけて来ます。前の日から来て親類や友人の家に泊り、4日間の教室が終わると翌日再び山道を6時間かけて帰ります。真剣そのものです。このような人達の経済的自立を支援することが、このボランティアの目的です。皆様の温かいご支援に感謝します。
あと6日となりました。ネパールでのボランティアでは、現地で熱心に取り組んでくれる方がいます。ネパール人の女性(写真中央) で、日本の大学院を卒業し、現在ネパールで4つの大学院の教授をしている方です。病気療養中にもかかわらず、全期間にわたり通訳をしてくれました。こういう方の協力があって、ボランティア(無料の洋裁教室)ができました。皆様のご支援に感謝します。
支援の締め切りまであと9日となりました。ネパールの女性自立支援のための第1回無料洋裁教室は、17名の受講生が集まり大成功でした。現地の英字紙、The Rising Nepal、に、”Bridging Cities With Fashion"という見出しで大きく載りました。このプロジェクトは、物づくりによるボランティア活動資金の募集です。皆様のご支援に感謝します。