2022/04/25 00:41

こんなギリギリになって、やっと写真集の内容について詳しく説明したいと思います。
(今頃かよ!ってお声が聞こえるのは重々承知です。すみません、、)

既にご購入、ご支援いただいた方々には本当に感謝しかございません。
ありがとうございます。

今はデバイスと電波があればいつでも、どこでも『情報』は手に入ります。
特にSNSというすごく便利でお手軽な素晴らしい情報源が現在の主体で。
でも、そこで『良い』あるいは『いいね!』や『フォロワー数』で表されている信用度という名の実は何の根拠もない虚像に踊らされている面もある。しかも数分で消費されていく。果たして『写真』の本質がそこにあるのか?情報ってこんなに溢れているけど要は情報をキャッチする側の問題の方が大きくない?というのが常にありまして。(ただのひねくれ者です。)

僕が2年連続で本の自費制作、個展と実際やってみて思ったことが、、
『会期や場所、数量に限定されずもっと多くの人に見てもらいたい。』でした。
そこを経て、今回の企画を思いつきこれはこの2年で得た教訓をここで生かすべきだと思ったのです。

スワイプしていく中、数秒で判断できない写真。
見れば見るほど発見がある写真。
何年後かに再度見た時に、意味のある写真。


だからこそ今回は写真集なのです。
写真を撮った人(僕)の考えも大事ですが、見る人の『写真の見方』で大きく変わってきます。
ちゃんと見ようとするか、通り過ぎるか。想像するか、考えないか。

しかも、今回の撮影は
誰もが経験することで、誰でも撮ることができて(テクニックは必要ない)というのが
テーマに含まれています。そう、やろうと思えば誰でも今から誰かに連絡して会えば始められるのです。カメラはスマホでもOK。

そこでどうしたら僕しか撮れない写真になるのか?
僕しか撮れない写真って何?そういうの必要?っていうのも自問自答しながら撮りました。
そもそも『いい写真』ってなんなのよ。って。

この企画のそれらの自分なりの答えがこの写真集となっています。

4/25(0:31)現在、
デザイナーの方、編集の方の協力を得ながら
写真の並び、表紙のデザインなど大まかに決定してきております。
ここから細部を調整してもらいつつ、明日4/26に印刷費の見積もりが届く予定です。

そして昨日、大まかにこんな写真使ってますよ!っていう写真を繋げたものを
インスタグラムにアップしております。(チラ見せです。)写真集でちゃんと見てもらいたいので!
こちら→otocam_camera クリックで飛べます。

残り5日となりましたが、より多くの方に先行販売で買ってくれますように!!

残りの期間、どうぞ宜しくお願い致します。


柿本 拓哉