執筆者の先生方からのメッセージをご紹介します
紙の仏教雑誌『サンガジャパン+』の新創刊に向けて、とても嬉しいことに執筆者の先生方から応援メッセージをいただいております。その一つ一つをこの活動報告のページでご紹介させていただきます。
今回、ご紹介させていただくのはNTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト の藤野正寛先生です。
藤野正寛先生からの応援メッセージ
株式会社サンガ新社は、株式会社サンガの倒産をきっかけに新しく誕生し、それまでの紙媒体中心の活動からオンライン中心の活動に移行しました。そして今回新たに紙媒体『サンガジャパン+(プラス)』が刊行されることになりましたが、これは同じ紙媒体ではあるけれど、以前の『サンガジャパン』とは大きく異なる可能性を秘めています。
新たなオンラインの活動と紙媒体をうまく連携することで、僧侶、研究者、作家など様々な分野の人々が読者の方々に一方向で知識を伝達するのではなく、双方向に対話を重ねることが可能となります。
『サンガジャパン+』の刊行が、今後サンガ新社が様々な宗派、分野、立場を超えた対話のプラットフォームとなるきっかけになることを願っています。
藤野正寛
(NTTコミュニケーション科学基礎研究所リサーチスペシャリスト )
藤野正寛先生、どうもありがとうございます。
藤野先生と初めてお会いしたのは2015年の「身心変容技法研究会」のことで、そのときのことは以前、旧サンガのブログにも書きました。当時、藤野先生は京都大学の大学院生だったのですが、私の因縁深き友人と名前も風貌もよく似ていて、、、という理由で声をかけた次第でした。
鎌田先生の身心変容技法研究会では貴重なご縁をたくさんいただいていますが、藤野さんとの出会いは大切なものでした。『サンガジャパン』では認知科学の最新の知見と60年代カウンターカルチャーとの接続をいただくなど、刺激的な論考をいただきました。
そして藤野先生にはサンガ新社になってからもお世話になっていて、Webサンガジャパンでエッセイを配信して大好評を得た、タイ在住の大変すばらしい書き手である「だるまいこ」(https://online.samgha-shinsha.jp/contents/bf199ce6cd1b)さんをご紹介いただいたり、これから配信していくユニークなワークショップの「シアターワーク」を教えていただいたりと、同時代の現在進行形の動きを教えていただいています。
これからますます、サンガ新社のコンテンツやコミュニティにもかかわっていただきたいと思っていますので、どうぞよろしくお願いいたします!
(川島)