『サンガジャパンプラスVol.2 慈悲と瞑想』をご支援いただいた皆様
来る2023年7月23日に、横田南嶺老師と藤田一照先生の対談の第3回を開催します! 創刊号のリターンとして企画した第1回対談、そしてVol.2のリターンとして企画した第2回対談に続く、通算3回目のご対談です。
最初の対談は2021年10月16日に、サンガ新社の設立記念オンラインセミナーの一つとして「これからの修行 これからの仏教」をテーマにお話しいただきました。
こちらは『サンガジャパンプラスVol.1』(2022年7月、サンガ新社)(https://tinyurl.com/yskpkuuv)に収録されていますので、ぜひお読みください。
第2回の対談は、2022年7月2日に「現代における坐禅の意義はどこにあるのか」と題して、やはりオンラインで開催。こちらの内容は、もうじきオンラインサンガの記事として配信しますので、どうぞお楽しみにしてください。
今回のテーマは「悟後の修行」。
臨済宗でいう言葉らしいですが、素直に読めば、悟った後の修行。すごい言葉です。
曹洞宗では悟りを言わないですから、そもそも「悟後」という概念が成立しなさそうです。
しかし、曹洞宗の中でも井上義衍老師の系譜は、自分の中の問題が解決することを目指しています。つまり悟りを目指している。そして、探しているものが見つかったならば、決着がついて、自由になる。
これは、サンガ時代に『サンガジャパンVol.27』で取材した井上貫道老師に伺った話です。
そしてその同じ号で、横田南嶺老師のインタビューを掲載していますが、その中で横田老師はこう発言しています。
「それであるとき、典座でご飯を炊いていると、薪がパチパチとして、その瞬間「ああ、これでいいんだ」と心の底から思いました。井上貫道老師が両手をパンッと叩いて、「これだ」とおっしゃるのですが、それと一緒です。その時、「ああ、これでいいんだ、これで全てが片付いたんだ。何もする必要はないじゃないか」ということが、本当に腑に落ちました。/腑に落ちて、もう公案をやる必要がないと思った瞬間に、師匠の命によって師家になってしまった。これで公案から解放されたと思ったら、こんどは指導する立場になって、「あれ、しまった」ということですよ(笑)。」
(『サンガジャパンVol.27 禅』p.076)
34歳の時だったそうです。
会場は前2回に引き続き、北鎌倉の円覚寺です。
そして、今回はオンライン参加に加えて、会場現地参加があります!
会場では終演後にお2人を囲んで会場参加者のみのアフタートークを予定ています。
会場参加は定員40名ですので、ご希望の方はどうぞお早めにお求めください。
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サンガ新社オンラインセミナー(オンライン参加&会場現地参加)
横田南嶺老師×藤田一照師対談
「悟後の修行~終わりなき修行の果てしなき済度~」
【告知サイト】
https://peatix.com/event/3631624/
【開催日】
2023年7月23日(日)
【時間】
14:00~16:00(開場 13:30)
【会場】
北鎌倉 円覚寺
臨済宗大本山 円覚寺(JR横須賀線「北鎌倉駅」下車徒歩1分)
https://www.engakuji.or.jp/
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皆様のご参加をお待ちしております。
どうぞよろしくお願いいたします!