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ウズベキスタンの日本語学校とつくる伝統工芸の学び舎!スザニ教室応援プロジェクト

中央アジア雑貨を扱うアパレル・雑貨ブランド「KUMIKO」の挑戦!遥か6000キロ離れた国・ウズベキスタンで無償の日本語教育を提供する私塾「のりこ学級」と共に、現地の女性や子どもたちが無償で伝統工芸「スザニ」を習える教室を開きます。生徒たちの作品は日本で販売。中央アジアの魅力的な刺繍をお届けします。

現在の支援総額

1,012,000

126%

目標金額は800,000円

支援者数

109

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/04に募集を開始し、 109人の支援により 1,012,000円の資金を集め、 2022/03/29に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,012,000

126%達成

終了

目標金額800,000

支援者数109

このプロジェクトは、2022/03/04に募集を開始し、 109人の支援により 1,012,000円の資金を集め、 2022/03/29に募集を終了しました

中央アジア雑貨を扱うアパレル・雑貨ブランド「KUMIKO」の挑戦!遥か6000キロ離れた国・ウズベキスタンで無償の日本語教育を提供する私塾「のりこ学級」と共に、現地の女性や子どもたちが無償で伝統工芸「スザニ」を習える教室を開きます。生徒たちの作品は日本で販売。中央アジアの魅力的な刺繍をお届けします。

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Salom!KUMIKO代表の森山です。

3月4日から始まったクラウドファンディングもいよいよ折り返しとなり、これまで49人の方にご支援いただき、目標金額80万円までのこり約27万円(66%)というところまでやってきました…!!

今日から私はウズベキスタンに渡航し、現地の様子をみなさまにお届けしながら最終日まで突っ走っていきたいと思います!(今、この記事を関西国際空港の鎌倉パスタで書いています。笑)

今更ではあるんですが、今日はどうして私がKUMIKOというブランドを立ち上げて、スザニ教室を始めようと思ったのか、という話も含めて改めて私の自己紹介をさせていただこうかなと思います。

■旅人もりやま

それでは改めまして、森山莉沙(もりやまりさ)と申します!笑

今回のクラウドファンディング「スザニ教室応援プロジェクト」を、のりこ学級校長ガニシェルさんと一緒に主催しています。出身は大阪生まれ大阪育ちの22歳、現在早稲田大学文化構想学部5回生で、1回生の終りにタイとラオスに行って以来旅にハマってしまい、今までにアジア、中東、北アフリカ、北米、ヨーロッパと、いろんな国に行きました。

…というと、よく聞かれるのが「どの国がいちばんよかった?」という質問。これ、旅好きはめーーっちゃめちゃ悩むんですよ。どこの国にもいいとこ、好きになれないとこはあるし、食べ物の美味しさ、風景の美しさ(建築編/自然編/その他)、衛生面、現地の方のウェルカム具合(めっちゃ絡んでくるかそうでないか)、お土産もの・雑貨のかわいさ…旅先に求める「いい」ポイントは人それぞれですから汗

という雑談は置いといて。笑

私がとくに楽しかったのはヨルダンとモロッコです!というのは、私は大学の第2外国語で両国の公用語であるアラビア語をかじっていたので、現地の方々が珍しがってとても可愛がってくれた(子どもみたいな女が一人旅だったからかもしれませんが)ので、とても思い出深い国なのです。

みなさんは何か、アラビア語についてなにかご存知ですか?あんまり日本では馴染みのない言語ですが、母語人口は中国語、英語、スペイン語、ヒンディー語につづいて第5位(ちなみに日本語は9位)!!国連の公用語にも制定されていますし、先日小池都知事がエジプトのカイロ大学で磨かれた流暢なアラビア語でコロナに関する知事メッセージを発表されて、ちょっと話題になっていましたね。

そう、アラビア語は中東・北アフリカの国々で話されている言語です。


■アラビア語に興味を持ったきっかけ

私がこの言語に興味を持ったのは、私が中3のころ、日本人ジャーナリスト2人がシリアのアレッポで過激派組織「ISIL」に拘束・殺害された事件がきっかけでした。自分と同じ日本人が酷い扱いを受ける様をニュースやSNSでみるのですが、その際にISILのことを説明するときに用いられていたのは、「イスラーム原理主義」や「イスラーム過激派」という枕言葉。イスラームの教えについて学べばこの表現は正しくないことに気づくのですが、当時の私は、そして恐らく他の殆どの人も、この表現によって「ISILのこの残虐性は、イスラームの教えに起因しているのだ」「イスラーム(中東)って怖いかも」と感じたのではないでしょうか。

私はその思い込みに、高校の世界史の授業を通じて違和感を感じるようになりました。

・7世紀にアラビア半島でムハンマドがイスラーム創始してから現在まで、西はアフリカ大陸を通ってスペイン、北は現在の中東はもちろん東欧までも脅かし、東はモンゴル・中国、インドネシアにまで伝播したそのダイナミズム

・イスラーム世界で築かれてきた文化、思想、アート

イスラームの豊かな文化世界に関心をもつにつれ、「イスラーム(中東)って怖いかも」というのは偏見で、一度しっかり学んだ方がいいんじゃないか、と思うように。

こんな感じで、進学先でアラビア語の授業を選択したのでした。


■「なんとなく怖い」を乗りこえて

外国語を学んでいると、その言語が使われている国に実際に行ってみたくなるものです。というわけで、モロッコ、ヨルダン、エジプトと中東を中心に回った19歳夏の旅行。

待っていたのはフレンドリーで好奇心旺盛、家族や友人を大事にする陽気な人びととの出会いと、緻密な幾何学模様と鮮烈な彩りに心躍るイスラーム建築や伝統工芸、可愛い雑貨や民族衣装。ニュースで見た情報で「なんとなく怖い」と思っていた中東には、実際には魅力的な文化があり、優しい人々がたくさんいたのでした。

この経験があって「世界の伝統的なデザインを日常に組み込む」アパレル・雑貨ブランドKUMIKOの立ち上げに至るのですが、少し冗長になりすぎてしまったので、この続きは別の記事で!!

最後に、私の中東旅ギャラリーをお届け〜

車社会のアンマン。どこもかしこも車車車。タクシー代をケチって長い間歩くと煙がつらいです。笑

町中で見る置き方ガサツすぎだけどそれがなんかイイ本屋さん。アラビア語の本に混じって英語の本も。アンマンの若い人は欧米に留学に行く人もいたりして、英語を話せる人がわりといます。

アンマンのまちなみ

モロッコの世界遺産の都市・フェズ。日本でいう京都的な、歴史的な街並み、建物が残っていて、伝統工芸・民族衣装の職人さんがたくさんいます。街中はメインストリートから細い路地が迷路のようにぐねぐねと入り組んでいて、宿を見つけるのが大変でした…

あなたも絶対にテレビやインスタグラムでみたことがあるはず!町中の建物が青色で塗られた、モロッコ・シャウエンの街並み。昼はカラフルなモロッコ雑貨が並んでいて、それはそれで素敵ですが、私の一押しは早朝のシャウエン。昼とは違って御伽噺のなかに迷い込んだような、やわらかい朝日のベールにつつまれた、不思議な水色の世界を探索できます。

他にもいろいろお見せしたいですが、データが重いので…笑

お付き合いいただきありがとうございました(╹◡╹)

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