ケニア南部からタンザニア北部に住むマサイ族。赤色を基調としたマサイシュカという独自の布を羽織り、大地と野生動物と共存しながら生きる、誇り高き人々です。『ライオンなどの肉食動物から、家畜である牛やヤギを守るために「目立つ色」を着るようになった。皆が同じ系統の赤色を着て遊牧をしていれば、たとえライオンでも、手ごわい彼らとは戦ってはいけないと理解するから』※彼らの財産である家畜が肉食動物に殺された場合は、二度と近づかないように、住処を見つけてまで狩猟してきた。マサイ族のマサイシュカは、サバンナの強い日差しや遊牧中の野営の寒さから身を守るだけではなく、百獣の王にもひるまず立ち向かうマサイ族の強さの象徴なんですね。ケニアスタッフ トモ
ケニア の付いた活動報告
服飾学校卒業生からなるエコバッグ作成チームチームの中にやたらと明るいお爺さんが混ざっていたので、どういう経緯でチームに入っているのか聞いてみたら、難民支援団体「Lafrikana」の創立者のお1人でした!難民として隣国からケニアに逃れてきたものの、もちろんケニア政府からの支援などなく、とにかく難民同士助け合っていくために自分達で出来ることを探し、テーラー5人で洋服作りを始めた。食糧、医療はもちろん、段ボールを敷いて寝ている人々には、マットレスや毛布までサポート。9年かけ、組織は強く大きくなり、現在ではこの地域のケニアの人まで平等にチャンスを与えているそう。今でも現役、新人テーラー達のサポートをしています。ケニアスタッフ トモ5月に始まったばかりの職業訓練校にて通訳として息子さんが来てくれました。
エコバッグ製作現場では和気藹々とプロジェクトチームのみんなが一生懸命働いてくれています。生産がスタートすると同時に、間違いがないように私達も現場に通っています。完成したエコバッグを検品している中で、あれ?これは?ダメだぞ。という商品がいくつか上がってきました。チョーク跡、ミシンのほつれ、二度縫い、アイロン焼け、などなど。それを完成品と認識しているテーラーチーム。「ケニアでは良しとされるクオリティ」と「日本で売れるクオリティ」の差はありますが、完璧ではなくても、せめて製品として悪いという事伝えしっかり話し合いました。1度目の検品は完成品を探す方が難しい状態でした。ですが、細かい修正にも前向きに取り組んでくれて、ついに完成しました!スタッフの自信作です。ぜひお手に取ってご覧ください。ケニアスタッフ イケコ英語、スワヒリ、フレンチ、日本、コンゴの地方の言葉が入り乱れる楽しいチーム
服飾訓練校に入る前は、問屋街で中国製の洋服を仕入れ、路上販売をしていたシェイバさん。5才と3才の子供を養う為に、手に職をと考え、テーラーになる事を夢見ていたそう。今は店番の仕事をし、夕方からは学校のミシンを借りて洋服お直しなどの仕事をしています。中古の足踏みミシンは1万円から2万円、電動ミシンは3万円するそうで、少しづつお金を貯めて、自分のミシンを手に入れることが目標です。アフリカンドリームからの発注であるエコバッグを作っている最中ですが、早速自分で持参したキテンゲでも同じ物を作り、練習している姿を見つけました。ケニアスタッフ トモシェイバが作るキテンゲエコバッグ!この町でも売れるといいですね!
クラファン終了まで 『残り23日!』アップサイクルレザーサコッシュ作成開始しました!『いいものだけを作りたい!』 職人さん一人ひとり丁寧に仕事をしていて、サコッシュの出来上がりが本当に楽しみです。裁断されたキテンゲ、レザージャケット、パーツを見ているだけで顔がほころびます!ケニアスタッフ トモ