日独交流に貢献した20人のドイツの偉人の物語をまとめたい!
2021年は日独修好160周年の年です。日独の交流は1861年の日本(当時は江戸時代、元号は「文久」)と ドイツ(当時のプロイセン王国)の「修好通商条約」の取り決めによりに始まります。私達は、17世紀から今日 までの日独交流に深く貢献された20人のドイツの偉人の功績を敬意をもってまとめ、これからの時代に伝えていくために、書籍として出版したいと考えました。
オリジナルの書籍は既に今年ドイツ語で出版されておりますが、著者・フォンドラン氏のご理解とご協力のもと、これを日本語でも後世に伝えるべく書籍として遺したいと考えたものです。
[ご挨拶]
はじめまして、一般社団法人大阪日独協会です。
私達は大阪をベースに日独交流の輪を広めるべく、交流プログラムやホームステイの斡旋、ドイツ語講座などの活動に取り組んでいます。
当協会は1907年に設立された関西独和会を前身とし、1957年に社団法人として認可を受け活動が始まりました。2017年には設立60周年を迎え、当時を振り返る冊子を制作し、これまでの交流をまとめることができました。今回は、さらに大きなフレームで日独交流の歴史をまとめていきたいと考えています。
数あるプログラムから、このプロジェクトに興味を持って頂き、ありがとうございます。
・協会概要
団体名 一般社団法人大阪日独協会
代表 大社啓二
所在地 大阪市中央区中央区6 南本町1丁目6番20号 三陽ビル6階
電話 06-6226-7051
[書籍の内容]
日独友好の橋を架けたドイツ人たちの足跡
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1. カスパル・シャムベルゲル(1623 - 1706) 日本では忘れられず、ドイツでは知られずにいるドイツ人外科医
2. エンゲルベルト・ケンペル(1651 - 1716) 長く閉ざされた日本文化への最初のまなざし
3. フィリップ・フランツ・フォン・シーボルト(1796 - 1866) 古くからの日本との波乱に満ちた決別と痛みを伴う新たな出発
4. フリードリヒ・アルブレヒト・ツー・オイレンブルク伯爵(1815 - 1881) 永遠平和と不朽の友誼?
5. アレクサンダー・フォン・シーボルト(1846 - 1911) 自ら勝ち得た橋頭堡としての地位
6. ハインリヒ・シュリーマン (1822 -1890) 日本、そして考古学の大いなる冒険
7. エルヴィン・ベルツ(1849 - 1913) ドイツ医学への信頼
8. ヘルマン・ロエスレル(1834 - 1894) 真珠湾攻撃の責任?
9. ゴットフリート・ワグネル(1831 - 1892) 古くからの工芸と新たな産業
10. ヨハネス・ユストゥス・ライン(1835 - 1918) 自国の豊かさを再発見した日本
11. ジークフリート・ビング(1838 - 1905) 印象派のルーツは日本にあり
12. ルートヴィヒ・リース(1861 - 1928) 世界史の潮流の中の日本
13. カール・ハウスホーファー(1869 - 1946) 学問的知見か、それとも危いビジョンか?
14. ヴィルヘルム・ゾルフ(1862 - 1936) 実り豊かなパートナーシップの土台
15. ブルーノ・タウト(1880 - 1938) 「第三の日本」を探して
16. ロベルト・シンチンゲル(1898 - 1988) 押し寄せるイデオロギーから学問を守る
17. ヘルムート・シュミット(1918 - 2015) 政治家の間にも友情は成り立ち得る
18. オットー・グラーフ・ラムスドルフ(1926 - 2009) 人間、そして市場の自由
19. ピナ・バウシュ (1940 - 2009) 踊り続けるいのち(Tanz , tanz – sonst sind wir verloren)
20. ドリス ・デリエ(1955 -) Mon-Zen-悟りは保証つき
[主なスケジュール]
2021年12月末: 校正および表紙のデザイン
2022年1月末: 最終校正
2022年2月下旬: 印刷開始
2022年5月下旬: 出版予定
[資金の使い道]
この本の出版にはおおよそ125万円の予算が必要となります。そこで当協会ではクラウドファンディングを利用させていただき、資金を募集させていただく事となりました。
書籍名: 『日独友好の橋を架けたドイツ人たち』
仕様: A5判300ページ 上製本500部
表紙カラー印刷 PP加工
出版日: 2022年5月下旬
・クラウドファンディングの利用に関しては出版社の許可を得ております。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
日独交流にご興味をお持ちの皆さま、ぜひご協力の程、よろしくお願い申し上げます。
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