こんにちは、7期生の北川ひとみです。
今日から2月ですね。1月は「行く」とも言いますが、本当にあっという間です。
皆さんの今年のスタートの月は、はどのような1か月でしたか?
私にとって先月は、初めてのクラウドファンディングの挑戦に、部長を務める美術部の展覧会の開催、ゼミ論文や就職に向けた準備など、チャレンジでいっぱいの一か月でした!
さて、残り14日となりました。
All or Nothingの本プロジェクトとしては厳しい局面を迎えています…!熱意をぶつけていきます!!
今回は使節団の渡米までの道のり第2弾として、渡米先でより多くを学ぶために使節団メンバーがしていく事前学習について、書きたいと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私が使節団を通して学んだことの一つは、事前学習の大切さです。
事前学習をしっかりするとしないでは、学ぶことに大きな差が出る。
世の中では当たり前のことかもしれませんが、受け身の学習が多かった私にとっては初めの実感であり、これが私の意識を大きく変えました。
メンバーの専門は様々!
さまざまな分野を専門とするメンバーが集まる佐賀県海外使節団。
今年渡米予定の8期生も、あらゆる専門分野・関心分野で目標を持った8期生が集っています。
☆佐賀県海外使節団HP 8期生紹介 https://sagadelegation.wordpress.com/members/8thmember/
☆佐賀県海外使節団HP 8期生紹介ブログ https://sagadelegation.wordpress.com/category/8期生のブログ/
私が渡米した7期生のメンバーの専門・関心分野は、Iot、教育格差、小児科医、食品、パイロット、領土問題、スポーツドクター、環境ビジネス…などなど!
専門分野が違うから学べたこと、そして専門分野が異なるから大変だったことも、たくさんありました。
(写真:7期生がアメリカに到着した際の様子)
自分の専門分野を深める
自分の専門分野について目標をもって学びに行く上では、まず専門分野について基礎知識が必要です。また、渡米という機会を最大限に活かすために、前もって日本の現状やアメリカの現状を、できる限り知ることが大切になります。
私は、若者が生きやすい社会作りをテーマとして、中でも重要だと考えた教育格差や子どもの貧困の問題を中心として学びたいと思っていました。そこで、まずは大学の図書館で教育格差の現状や原因、アメリカと日本の教育システムの違いなどを勉強しました。また、ウェブサイトや海外のニュースアプリなどを使って、英語で書かれた関連記事を読みました。渡米先で質問を英語でするためにも、自分の関心分野についての専門用語は、英語で知っておく必要もありました。
(写真:私が読んだ書籍の例)
他のメンバーの専門知識を知る
メンバーそれぞれが、自らの専門知識を深めたうえで、それをパワーポイントにまとめて共有します。(渡米までの道のり①も参照してみてください。)メンバーそれぞれがアポを取ったすべての訪問先へ、メンバー全員で訪問するため、他のメンバーの専門や訪問先について事前に知る必要があります。Facebookページで資料や動画を共有し、質問を事前に募集することを通して、専門知識を共有していきます。私はここで、それまで触れてこなかった医療や環境ビジネスなどについて知り、ぐっと視野が広がりました。また、自分の関心分野を説明することで、より理解が深まりました。
(写真:Facebookページで資料共有している様子)
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
事前準備を行ったことで、派遣先での学びはこれまでの短期留学とは深さが全く違うことに気が付きました。質問が浮かびやすくなり、質問をすることでより自分の関心や相手の考えの核心に迫ることができたように思います。
とはいえ、実際は学習が不十分で訪問先で焦ったり、渡米中メンバーからの率直な質問で刺激を受けることが多々ありました。
例えば、「これは日本ではどのように行われているの?」「この取り組みは日本に取り入れられる?」といった質問です。
まだまだ勉強不足だと痛感しましたが、これがとてもいい経験となりました。
8期生のメンバーにも自分の専門、そして他のメンバーの専門も楽しんでしっかり事前学習に取り組んでほしいと思います。
引き続き佐賀県海外使節団へ温かいご支援を宜しくお願い申し上げます。
文責:北川ひとみ