今日は、講師の先生をお招きして、地域の方と一緒に永納山自然観察会を行いました。
天気は快晴。新緑の木々に癒やされながら何とも気持ちのよい山歩きとなりました。講師の先生のおかげで、多くの植物の名前の由来を学ぶことができました。
ビナンカズラ(美男葛)が整髪料として使われてきたこと。
ムベ(アケビの一種)が無病長寿の霊果とされ朝廷に献上されていた頃、天智天皇が近江行幸中に老夫婦と出会って長寿の理由を訪ねると、この実を食べていると答えたのを聞いて、「宜(むべ)なるかな=(意味)なるほど、もっともなことだなぁ」とつぶやいたことが「ムベ」の語源となったこと。
茜は、根が茜色で煮出すと赤い染料がとれることから「赤根」→「茜」となったということ。(花は白色でした!)
頂上まで1時間ちょっとの山歩きでしたが、古代山城の城壁跡や尾根筋から見る絶景のおかげであっという間でした。
頂上で、準備してきた白村江の戦い前後の東アジア世界についての歴史ガイドを行いました。十分な内容ではなかったかもしれませんが、笑顔で聞いてくださったのがうれしかったです。
※「葉書」の木として知られるタラヨウ(多羅葉)も見つけることができました。講師の方が事前に用意してくださった葉に爪楊枝で和歌を書いてみました。
このゴールデンウイーク中に、今治市内でSDGs活動に積極的に取り組んでいる企業を調べて、私たちの活動を知ってもらえるように手紙を書きました。
明日から1週間は、中間考査のための勉強に専念します。
今週も新たに多くの御支援をいただきました。この場を借りて改めてお礼申し上げます。