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日本初のバスケコート併設のカフェ&Barを子どもたちのためにも残したい!

2019年11月に宮城県気仙沼市にオープンした”バスケットコート”と”カフェ&Bar”が併設している「F.C.U.P」市内に不足している「室内遊び場」として多くの子どもや家族連れに利用されていましたが、コロナ禍で収入が激減、存続の危機です。子どもたちに必要なこの場所を何とか残していきたいです!

現在の支援総額

2,154,000

143%

目標金額は1,500,000円

支援者数

181

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/03/15に募集を開始し、 181人の支援により 2,154,000円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

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日本初のバスケコート併設のカフェ&Barを子どもたちのためにも残したい!

現在の支援総額

2,154,000

143%達成

終了

目標金額1,500,000

支援者数181

このプロジェクトは、2022/03/15に募集を開始し、 181人の支援により 2,154,000円の資金を集め、 2022/03/31に募集を終了しました

2019年11月に宮城県気仙沼市にオープンした”バスケットコート”と”カフェ&Bar”が併設している「F.C.U.P」市内に不足している「室内遊び場」として多くの子どもや家族連れに利用されていましたが、コロナ禍で収入が激減、存続の危機です。子どもたちに必要なこの場所を何とか残していきたいです!

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このページをご覧いただき、ありがとうございます。
はじめまして、宮城県気仙沼市でバスケハーフコート併設カフェ・Bar を営む
「F.C.U.P」オーナー、堀内真介と申します。


F.C.U.Pは、昼はお子様連れ向けのカフェ、夜は実際にプレイ・観戦・イベント使用できる
スポーツBarとして2019年11月にOPEN致しました。

ですが、この度の長期にわたる新型コロナウイルス感染拡大により、売り上げは激減。

これまで幾度の緊急事態宣言・蔓延防止等重点措置が発令され、その都度国や自治体の
助成金を頂き、さらに足りないところは銀行からも融資を頂きながらなんとか
スタッフ一丸となってこの「遊び場」を続けてきましたが、このままだと
子どもたち、若者のために開いたこの場所の継続が危うい事態になりました。


今までこうした皆様のご協力をいただくことに躊躇していましたが、そんなプライドよりも
この場所を残したい、子どもや若者がここに集まって楽しく過ごしていた、
あの大好きな景色をまたみんなで見たいという気持ちが勝りました。

F.C.U.Pは子どもと親が一緒に寛げる遊び場で、若者にとっての憩いの場所です。

気仙沼市に不足しているものがここにはあります。

F.C.U.Pがこうした活動を続けることで市内に「室内遊び場」の重要性が認知され、
より多くの施設や取り組みが創出されることを願っております。

気仙沼にとって貴重なこの場所を存続させるためにも、
どうか皆様のお力をお貸しください。

昼間に子どもがいっぱい遊んでいる様子

バスケの練習をやっている様子

【プロジェクトオーナープロフィール】

◯堀内真介(39歳)

・宮城県南三陸町歌津で生まれ、小さい頃から福祉の道を志す。

・高校生の時に一時は福祉の道を諦め、卒業後は壁枠大工になる。

・3年働いた後、気仙沼市内に福祉の専門学校が出来たのをきっかけに再び福祉の道へ。

・専門学校卒業後は介護福祉士として市内の施設で働いていた。

介護士時代の堀内さん

 


11年前の震災のときはデイサービス(日中に施設に行ってリハビリなどを受ける)
に勤務していて、あの日はちょうど休みだったので家で休んでいました。

大きな揺れの後、すぐに会社に出社し対応にあたりました。
本来なら利用者さんを自宅に帰す時間でしたが、
あえて帰さずに施設で難を逃れました。
その後2ヶ月間はまともに自宅に帰れず、施設での避難所生活と介護の日々でした。

少し手が空いた時間は自前のバイクに乗り、ひとり暮らしの方の家や避難所を
巡回しましたが、探していた人の8割は亡くなっていました。


救えたはずの命が救えなかった無力感でいっぱいで、
たくさん辛い光景を目にして世の中、気仙沼が終わったって一時は思った。

でもその時にやっぱり29歳だから、「終わったな」なんて言っちゃいけない若造だった。

こういうときは若造が、なんの責任も持っていない29歳が、一生懸命働かないとまずい。
気仙沼がもとに戻らないよねっていう想いがすごい力になったね。

そこで、震災で働き口がなくなってしまった水産関係の友人を集めて、
株式会社介援隊を設立し老人ホームを運営、現在は市内で5つの施設を運営しています!

介援隊を設立した時の写真

そして現在は「もう一つの夢」である子どもの遊び場づくりに乗りだしました。

せめて震災を知らない子どもたちには、子どもらしく笑っていてほしい。
私自身3人の子を育てる中でそう強く思います。

子どもはかわいい!愛おしい!と、今は思っていますが昔はそうではありませんでした。

長男が生まれたとき、子どもかわいい!とはすぐ思わず、
それよりも「奥さん大丈夫?」と思ってしまうほどでした。

しかし奥さんが病気がちになって、約1年半1人で子育てをしている時、
「この子は、自分がやらないと死んでしまうんだ。」とふいに思って、
涙が止まらなくなりました。

それから、子どもは「かわいい!愛おしい!」と父親スイッチが入りましたね。

長男誕生時の写真

1人で子育てをしている中で気仙沼に足りないものに気付きました。

それは天気が悪い日、寒い日、暑い日、こういう日に子どもたちを
体を使って遊ばせる場所「室内遊び場」がどこを回ってもない。

市の総合体育館にスペースはあるが、大きいお兄ちゃんと小さい子どもが
共存できる場所ではなかった。

他の町には、町が運営して町民は無料で使える施設などがあるが、
気仙沼にはありませんでした。

3人のお子さんたち


気仙沼JC(青年会議所)の会議にも出席
ですが、「室内遊び場」の重要性を市に提言した際に、
鼻で笑われ、何もしてくれなかったのです。それが自分のパッションになり
自分で子どもの室内遊び場所を作ろうと決意して出来たのがF.C.U.Pです!


F.C.U.Pは、日本初のバスケハーフコート併設カフェ・Barとして作りました!


F.C.U.Pの外観

バスケコートと子ども用の遊具

Barスペース

前述の通り、気仙沼市内には子ども向けの「室内遊び場」が不足しており、
子どもを連れて遊びに行くとなると車で1時間以上離れた市外のショッピングモール
などに行かなければなりませんでした。

子どもだけでなく、一緒にいるお母さんお父さんにもゆっくりしてほしいと思い、
子どもを見つつ自分の時間を楽しめるように昼間はカフェ営業を行っています。

親御さんがゆっくりしている様子

また、気仙沼市では震災後から3x3のバスケが流行り、大会なども開かれ始めたので
練習や試合が出来るようなハーフコートのバスケットコートを導入しました。

市内のバスケイベント

夜になるとコートに出していた遊具を片付け、仕事終わりの若者が集まりコートで
スポーツをしながら遊んだり、バスケの練習をしたり、それを見ながらお酒や
料理を楽しんでいます。休日には市内の小中学生が練習で使用する日もあります。

他にも、DJイベントやバスケの大会、若者や子どもが楽しめるようなことに、
これまで果敢にチャレンジしてきました!


オープン当初はあまり宣伝もしてないからお客さんが来ない時期もあって
特に昼間がガラガラな日が続いて、実は遊び場は足りてたんじゃないかと
思う日もありました。

けど、ある日の日曜日
めちゃくちゃ子どもたちが来た日があって、その次の日は口コミでまた来た。
コートが子どもで溢れたときは泣きましたね。

バスケを合言葉にたくさんの若者が集っています

こうして気仙沼に必要な場所と思い経営を頑張って来ましたが、コロナ禍における客足減が
本当に辛いです。場所の存在意義と経営の足並みが揃わず、継続が難しくなってきました。

市にとって必要な場所なのに、公営ではやってくれないから自分たちがやるしかない。
継続するために銀行からの融資も2回受けました。

コロナに負けず、この現状が明けたときに「F.C.U.P進化してる!」と子どもたちに
思ってもらいたいのです。

F.C.U.Pは理想と現実のすり合わせをしない場所と決めて始めました。
理想しか追求しないでここまできたけど、コロナでやはり金の問題ってきつい。

心が折れそうです。お金だけではなくエールと、一緒に戦う仲間がほしいです。

お客さんが集まらない日が続くことも増えました

今回のクラウドファンディングを通して最終的に達成したいことは、
「子ども向けの室内遊び場の重要性を行政に周知・理解してもらうこと」です

民営で続けていくには限度があるこの事業を、ゆくゆくは行政が積極的に
実施してくれるような”可能性”を可視化させたいのです。

そのためにも、まずはF.C.U.Pを皮切りに気仙沼の子どもたち(子育て世代)や、
若者にとっての「俺らの気仙沼っておもしろい!」と思えるような、
遊び場・居場所づくりを続け、テーマパークだと思ってもらえるような場所にしたいです。

堀内さんが目指す理想の遊び場


今回リターンにはF.C.U.Pをよく利用する方、これから使ってみたい方にとって使いやすい
「F.C.U.P使用回数券」の他に、子どもたちが遊ぶ遊具を決められる権利など、
F.C.U.Pの発展に直接参加出来るものをご用意しました!

今回のクラウドファンディングは一方的なものではなく、支援者の皆様と共に
「気仙沼の未来」のために歩んでいくものだと考えております。

皆様の想いと共に、今一度立ち上がるチャンスをください!

〜リターン内容のご紹介〜

”支援していただいた全員に堀内からの感謝の手紙を贈ります”

3,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット1時間×2枚 

3,000円 FCUPを応援したい方(手紙)金額追加あり 

5,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×5枚 

10,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×10枚 

30,000円 FCUPのイベント実施券(有効期限1年間、上限200人まで、FCUPが窓口) 

30,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×30枚 

50,000円 施設内にお名前を掲載 金額追加あり

50,000円 FCUP使用回数券 大人子供セット 1時間×50枚 

100,000円 堀内さんをイベント登壇などで呼べる券
※2022年6月以降生きてる限り有効、2ヶ月前に連絡、交通費は負担なし、国内ならどこでも可能

 FCUPの営業時間(10時から16時は子供同伴のみ、19時から24時までは大人のみ)



今まで堀内のお小遣いから捻出していた遊具ですが、本音はもっとおもしろいものを
たくさん導入したいのです。F.C.U.Pがテーマパークのように感じられるような遊具で
子どもたちにもっと楽しんでもらいたいです!


コロナが落ち着き、安心してお客さんが来てもらえるような設備投資やイベント、
広報活動のための資金とさせていただきます。まだまだ活用方法がある本施設を、
より魅力的に発信し継続して集客が出来るよう努めてまいります。


◯目標金額の使いみち

遊具購入費:約90万円

人件費:約30万円

広報費:約10万円

手数料:約13.5万円

◯スケジュール

2022年3月31日 クラウドファンディング終了

2022年5月中旬 リターン発送

2022年6月 遊具を購入


今回の挑戦は一時的な延命ではなく、価値ある、守るべき未来へのチャレンジです。

堀内だけではどうにもならない現状を、皆様と共に頑張らせてもらえませんか?

子どもたちと若者が楽しく笑える町にしたいのです。

「俺らの気仙沼っておもしろい!」と言える未来のために、よろしくお願いします!


最新の活動報告

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  • 発送間近!

    2022/07/05 19:00

    【リターン準備中!】お久しぶりです。オーナーの堀内です。大変、大変遅くなりました!現在、リターンの発送手続きをクラファンチームで発送手続きをしております。今週いっぱいで準備整いますので、今しばらくお待ち下さい。F.C.U.Pでは換気の他にしっかり冷房も効かせて遊べるようにしているのでお気軽に遊びに来てください!この夏は去年以上に市内でイベントも充実しそうなので今から楽しみですね。引き続き応援のほどよろしくお願い致します。 もっと見る

  • 今回は気仙沼市内で「子育て環境」を事業の1テーマに据えているお二人による対談企画となります。子育ての理想や現実、直面している課題感や今後についてお話いただきました。【ゲスト紹介】【田中 惇敏】(29)認定NPO法人CloudJAPAN:代表================================【堀内 真介】(39)F.C.U.P:オーナー、株式会社介援隊:代表==============================◯田中惇敏(以下、A)◯堀内真介(以下、F)F:あつくん今日はよろしくね!A:こちらこそよろしくお願いします!A:まずはクラウドファンディング、100%おめでとうございます!F:ありがとうございます!A:今セカンドゴール狙ってらっしゃるということで、ゴールはいくらですか?F:250万円で、あと70万円くらいですかね。A:(収録当日は)うちはまだまだクリアしていない状態なので、しっかり最後まで頑張りたいなと思っています!F:お互いに頑張りましょう!A:今回たまたまですけど、クラファンの最終日が3月31日と同じ日いうことで、本当に最後の最後まで一緒に走り抜けていく感じだと思うんですけど、今日こうやってお時間いただいたのも、この気仙沼の子育て環境を改善するにあたって、一つの企業や一つの団体がやるものではないのかなと思っています。それがこれからの気仙沼の子育てのしやすさという意味では、色んな所がある色んな活動があることが多様性に繋がって、例えば体育館で遊びたいときはここ(F.C.U.P)に来れるし、屋内で子どもと一緒にゆっくりご飯食べたいときはHATAに行くみたいな感じになるのかなと思っています。A:今日ですね、気仙沼の子育てをテーマにすると少し広くなるので、お互いの立場から今どういう風な気仙沼の子育て環境で、どういう風にしていったら良いかを喋れたら良いなと思っています==============================【子育てを取り巻く環境】A:堀内さんが所属しているJC(気仙沼青年会議所)さんっていうその枠組みも、やっぱりみんなで気仙沼を盛り上げていこう!じゃないですか。子育ての文脈でもそういったことがみんなで出来ればなと思ったんですよね。F:もちろんJCにもやっぱり子育て世代は多々いるので、もちろんそういう話も今までもしたことあるし、ただ新しいところでの挑戦となるとコロナ禍では事業の継続が最重要課題となってしまうよね。だからこそ俺みたいな馬鹿野郎みたいなやつがしっかりこう作ってあげないと子どもが遊ぶ場所とか過ごす場所がないね. 社会資源増えないよね、だから今頑張ってる感じ。A:いや本当にそうですよね。なかなか子育ての分野ってお金稼げるような活動じゃないので、寄付ばっかりで回すのも変な話じゃないですか。F:今はねなおかつコロナ禍の中でね、ただでさえ商売になり得ないことをやってるけれども、そこにコロナが蔓延しちゃってなかなか苦しい状況であるのは、多分お互いにそうだなと思います。==============================【コロナが明けた後の環境について】A:とはいえ子供たちが生まれますもんね待ったなしで。それこそ最近やっぱり自分の周りにもいっぱい生まれてますけど、もうずっと生まれて2年間コロナ禍でマスクしか知らないし、この状況しか知らないって形がやっぱり生まれてきていて、今後は少し落ち着いてくるのかなと思うんですね。F:クラウドファンディングのお話した時は、コロナが明けたときに我慢してたであろう子どもたちが目一杯遊んでいいんだよっていう環境を整えたいっていうのがあって。なので遊具を増やしたいのね、お客さん来てないのに何で?って言われるかもしれないけど、それはコロナが明けた後のところを見ての遊具ってことでね。A:やっぱりそうですね。そのポストコロナみたいな文脈でいくとこれから気仙沼の子育てとかってコロナが落ち着いた後、どういうふうになっていったらいいのかなみたいなの、あったりしますか。F:そうだね、今までずっと足りない足りないばっかりで何とか増やさなくちゃいけないという思いだけだったけど、子供が遊ぶ、どういう遊び方するかっていうところの、もうちょっと深掘りしたクオリティを上げてあげていかなくちゃ多分行けないかなとは思っていて。A:まず一個一個の質を上げていくっていうのは本当にそうだなと思っていて、今割と気仙沼市内子どもと一緒に行ける場所って増えてきたと思うんですけど、一個一個が果たしてその1日丸々潰せるかっていうとまだまだだと思うんですよね。十分にもう朝から夕方まで遊び尽くして、帰って寝るだけみたいな場所ができると、だいぶ良くなると思いますよね。F:うちのお客さんによく言われるのは「やっぱり体動かす施設だからこそ、ここで夕飯食べて帰ると疲れて寝てくれるから、こういうとこ必要だよね」っていうのはいつも言われていますね。F:とはいえ気仙沼がその子育てしやすい街だって最近こう言われるようになってるのは、まあね、正直、行政の力もあるかもしれないけど踏ん張っている民間の皆さんのおかげや移住してくれた新しい視点を持った方々の力だったりするので、だから俺はもっと宣伝したいし、今ある施設をもっとみんなに知ってもらいたいし、もっと利用してもらいたいなと思って。本当にあの、妻が入院して自分で育てたときに、好きなぐらい寝れないしもちろんお風呂も好きな時間に入れないし、好きなテレビ見れないし、本も読めないし映画も見れない、お母さんたちって大変だなって。だからマタニティブルーみたいなね結局産後うつになる人の気持ちはすごい俺わかったんだよね。そのときに(田中が代表を勤める一時託児&お母さんの休憩所を)知っていたら俺は使ってたね。ただ、気仙沼の人にこういう場所使って良いんだよっていうのが、雰囲気として広がってほしい。==============================【子育ての社会化】A:なんかやっぱり子育ての社会化と一般的に言われるような文脈だと思うんですけど、この子育てって呼べるものがよやっぱりママの仕事だと思われていて、パパが育休取りにくいとかそういう空気がやっぱりあるなと思っていて。とはいえ気仙沼も子どもがただでさえ減っていっている中で引き続きママの仕事だよって言ってたらいつまでもこの状況は変わらないと思うんですよね。この子育ての問題ってママとかパパとか、子育て施設の問題ではなくみんなで考えていくものなんだろうなと思っています。F:本当にその包括的に見なくちゃいけないんだろうなと思いながらも、俺はあつくんみたいに頭が切れるわけじゃないから、自分が思いついた親としてこういうのあってほしいなとかっていうところに挑戦し続けていくしかもう思いつかなくて。でも挑戦したらコロナで、お客さんもちろん減るし、正直「あれ、俺頑張って必要だと思って作ったけど必要じゃなかったのかな」とかって悩むときもやっぱりあったし。とはいえ日曜日の昼間って言ったら結構子どもたち来てくれるし、ちょっと苦しい状況だけど乗り越えなくちゃいけないかなあとは思ってるんだよね。A:そうですよね、うちもコロナ前から絵本カフェっていう形をやっていたんですが、(コロナが流行して)みんなどこに行ったんだろうって考えるとやっぱりみんな家にこもるしかなくって。出てこれないことを考えると絶対にニーズはここもあるだろうし、今後絶対に必要な場所なのもわかりながら、本当にその子たちが家で悶々としていることを考えると、絶対自分たちが活動を続けていかなきゃいけないなと思います。F:やめられないよね。そしてレベルアップしておかなくちゃっていう思いはあるよねやっぱり。A:こういう一個一個の民間の活動が気仙沼全体の子育ての幸せみたいなものを作っていくし、一人ひとりが今の状況に満足せずにどんどんいいものを作り続けていくっていうのは、ビジネスもこういった社会活動も一緒なのかなと思います。F:今までは個々だったけど、これが皆でぐっと力を合わせることができたらもっといいものになるような気はするんだよね。A:今自分は「けせんぬま子育てコレクティブインパクトプラットフォーム”コソダテノミカタ”」っていう活動の中で、行政も入れて12団体なんですけどみんなで1年間活動していく中で、生まれた時に生誕おめでとうで気仙沼市がお金を配っているんですけど、そこに民間と行政の活動を載せた冊子みたいなものを入れてもらえるようになりました。民間だけだと生まれた子ども全員に届けるのは難しいし、官側だけだと情報の平等性の担保が難しいので、官民でやれるところっていうのも徐々に見えてきたかなと。我々はコレクティブインパクトって言ってますけど、なんかみんな一個一個じゃ絶対出せないようなものっていうのができるかなと。F:俺が思ってるのがもう形としてやってるんだね。生まれたときにそういう情報ね、自分が行ってていい場所の情報があったら、全然抱えるストレスが違うんじゃないかなあ。A:そうやって子育て楽しみだなって思える人たちが増えるためにも情報が届いていて、周りの人たちが子育てってママやパパだけのものじゃないんだよって思うことが大事だなって思いますね。F:子どもが生まれるたびに思った以上の責任感、ストレスに押しつぶされそうになりながらも俺やってきたから、架け橋がそういうことをやってくれてるなら、だからこそ遊ぶところは俺がやんなくちゃっていう相乗効果が生まれてるとは思う。出生率は下がってるかもしれないけど、じゃあ無くていいのかって言われたらそうではないよね。==============================【施設ごとの役割分担】F:俺がここ(F.C.U.P)の外に「子どもが嫌いな人はあの入店をお断りします」って書いてあるのは、自分が子育てして飲食店に行った時に子どもに静かにしろって言ってもできなくて、騒いじゃうと嫌な顔する人いるしそれが子育てしづらいところだったりしたし。どこのお店に行ってもやっぱりキッズスペースはあれども、じゃそこで大きな声出してたりすると、親としては全然休まれないっていうのを、なんとかこう休める場所作りたいなっていうのがスタートだし、みんながみんな気付いたことを形としてなんか社会資源作っていけたらもっと良いんだよなと思う。A:子どもたちの年齢にもよると思うんですけど、今HATAに来てる子達って0〜2歳なんでそもそも泣くことしかないみたいな。そういう子達はうちに来てもらって、ちょっと大きくなって走り回りたい子達がここに来るみたいなキャッチボールが出来るんだろうなと思っていて。F:やっぱり新しいのを創出するのもそうだけどやっぱ向き不向きもあるし、じゃあ俺があつくんがやってるものを継承してやったらどうなる。きっと今みたいな綺麗なものにはなり得ないし。あつくんが出来るところと堀内が出来るものは別だったりする。けど、それが別々に行動してていいかっていうのはまた違うというか。手を組んでみんなで子育てしやすい町っていう子どもが遊べる楽しい町っていうのはやっぱ作っていきたいなと。A:今、堀内さんの話を聞いて初めて思ったことなんですけど、こうしてここら辺が手を繋ぐことによって今度は小学生を、中学生を、高校生を支援している人達ってなって、そうやってちょっとずつ子育ての社会化って始まるのかなとか。自分たちの活動がむしろ原始の活動なのかなと、今初めて気付きましたね。==============================【子どもを取り巻く環境のミライ】F:俺もね子どもの施設はここだけで終わろうとは実は思っていなくて。やっぱり子どもが遊べる施設のキャパシティを広げたい。今も十分広いですけど、もっともっと自由な空間って言うか走り回れる空間を創出するためにキャパシティを広げたい。あとは実はこれ関係ないかもしれないけど、実は俺はさっきあつくんの言ったその小学校、中学校、高校って所にも少し興味って言うか問題意識はあって。なにかの理由があって不登校や人嫌いの子にも興味があるというか、なので5年以内には何かそういったところにもコミットしていける何かを創出するつもりでいる。A:気仙沼市内で外も含めて子どもたちが遊び回れるところって少ないからできたらいいのかなとは思いますね。自分たちもですけど行政も巻き込みながら出来たらいいのかな。F:官民っていうのはすごい大事だなと思っていて、民間だけじゃダメなところもあるし、やっぱり両方でやっていかないとダメだよね。A:行政もだいぶ変わってくれて同じ方向向いて頑張ってくれるようになったし、当時の移住者って若者が多くて子どももいなかったですけど、今後みんなも子どもを持つってなると自分たちの関心もそこに回ってきました。F:本当にね、新しい風だったね。今までは遊ぶ場所がないって言うといっぱいあるべと言われていた。山も海も川もあるじゃん、っていうような閉鎖的な町だった。今回官民共同のプラットフォームに呼ばれた時にも、今までそういうものがなくて俺みたいなのにも声がかかるようになったんだな、方向が変わって来たんだなって感じたし、それも移住して頑張ってくれた人達のおかげだと思ってるよ。A:自分たちはずっとここで子育てしていきたいだけなんですけどね(笑)F:よろしくお願いします、人口が足りません(笑)F:人口少ないよね。そりゃ今の若い子たちはお父さんお母さんが自分達を育てながら仕事大変だ子育て大変だっていうの見てたら、子育てに魅力を感じないんだね。そして自分が親の世代になると自分の時間がない、気仙沼何もない、面白くない遊ぶところない子ども連れて行くとこない、という不満が出ちゃったし。出るわ出るでしょうがないからどう改善するかっていうのがまあ俺のやってきたことであって。なんにせよ、じゃあおれも子育てや子どものためにやろう!って思ったのはその風潮、風向きが変わったから乗っかったってところもあるしね。あとは大人が遊ぶ場所もないしね(笑)A:そうなんですよね。子育て支援って子どもの話っぽく聞こえちゃいますけど、実は子育て世代に対しての支援でもあるなと思っていて。F:やっぱり子どもはね親が楽しんでれば楽しいんだし、親世代がしっかり楽しめる町じゃなくちゃいけないしね。==============================【12年目の気仙沼】A:震災から10年が経ってある程度の支援が落ち着いたこのタイミングの次の気仙沼の広がりとして、各被災自治体も色んな活動を探っていますけど、気仙沼という地域はむしろもう少し子育てに手を入れて頑張るんだよというテーマをしっかり立てたいですね。F:物は十分出来たから、あとはそれをどう扱っていくかだしね。F:俺は自分が子どもの頃、当時バブルだったんだよね。いろんなお店があってお金持ちがいて、周辺の町も人をわくわくさせるようなところだった。子どもが遊ぶ場所がたくさんあって、子どもの頃のわくわくが忘れられなくって。今の子どもって想像するとなにでわくわくするんだろうなぁ、あの頃のおれのわくわくっていまの子どもにはないよな。なんとか今の大人がそれ作ってあげないと、あの頃と景気は違うけど作ってあげないとああいう思いって子どもたち出来ないんじゃないかって。わざわざ仙台に行かきゃとか、そういうのが諦めきれないんだよね。ああいうのを気仙沼に増やしてあげたい。A:震災によって公園とか幼稚園とかが流されてしまいましたけど、無くなったからこそ新しくつくれるというか。F.C.U.PもうちのHATAも、無くなったからこそ出来ることはむしろチャンスだと捉えて頑張っていきたいですね。F:いつまでもね津波で辛い思いした、人がいっぱい亡くなってしまったとか、物がなくなっちまったって、いつまでも悲しみでマイナスな気持ちばっかりでも良くなくて。あれがあったからって転換していく時期っていうか。あの震災があったからこそ俺らは今からこうなれるんだっていう少し創造的なというかプラスの感情にシフトチェンジしていく時期にもうなっている。A:堀内さんも震災のときは大変でしたよね。F:あの時はね本当に気仙沼市終わったなと思ったね。今のあつ君の年齢で今あるこの建物とか全部一瞬でね、半日で無くなった時の絶望感やばくて。ただね、あれがあったからこそ俺は立ち上がれたね。俺ら29歳で気仙沼終わったな、いやでもやり直しだよね俺ら頑張ろうねって言って立ち上がったのが今の会社だから。F:でもねその熱も徐々に消えてきてたから少し熱量持たせて、今回のクラウドファンディングでスイッチが入ったね。久々に「まだ俺やんなくちゃ」って、こういう世代におじさん頑張ってるのも見せなくちゃいけないし。想いを伝えて継承してってもらわないとこういう人もいなくなっちゃうしね(笑)A:そういう話でいくと、気仙沼に来たのが19歳で、10年が経って当時の堀内さんと同じ年齢になりました。そうするとこれからの10年どうしようっていうのは自分たちとしては堀内さんたちのようになりたいし、この地域で残ってやっていきたいなと強く思っています。F:ただね1人が全部は出来ないので、各々やれる部分をみんなで目標持って上の方目指して言ってればどんどん良くなるだろうし、突き詰めていけば足りないことにもっと気付ける。行政と話ししながらやろうっていう今もうすでにそういうスイッチに入ってやってるけども、もっともっといい町になり得るんだろうなとは思っていて。A:堀内さんの背中を見てると我々の10年後もわくわくできるなと思って見てました。F:いやいや、まだまだ頑張りましょう(笑)==============================【子どもに誇れる町気仙沼を目指して】F:やっぱりね、大人が遊んでいるところをしっかり子どもたちに見せなきゃならないと思う。A:ほんとうにそれは大事ですよね。F:だからわざとこの中心地に、大人がスポーツやってるのが見える場所を持って来たかったっていうのもあるし、窓は閉められるんだけどわざとずっと開けっ放しでバスケやったりバドミントンやってもらってるのは、やっぱ大人楽しそうだな、大人になるのって楽しいんだなっていう思いを子ども達に持ってもらわないと。A:こうやって楽しんでるのを見て残りたいなって思うかもしれませんもんね。F:若い子たちが仙台とか東京に憧れるし行ってみたいと思って行くのはいいけど、でもやっぱ地元いいねって言って帰ってこれるようにしなくちゃいけないし、帰ってきた時に遊べる場所食べれる場所しっかりなくちゃいけないので、もうちょっと俺も頑張らなくちゃいけないよなーって。A:自分たちIターンとしても、気仙沼が子育てしやすくなると今度子どもを連れてきやすくなるんですよね。出生率と呼ばれるものが低くても、子どもたちが増える町って作れると思っていて。そういう風に人口を増やすことも出来ると思うので、UIターンの戦略としても自分たちは子育てを起点に、色んな活動に広げていくのが大事だなと思っています。F:本当にあつくんと俺は多分同じ方向を向いてるけど手法が違うけど、目指すところは一緒っていうかね。だからこれからも、自分を信じて頑張っていきたいよね。A:そうですね、今日のこの対話をもとに今後も一緒に出来ることが増えると思うので、ご一緒出来たら嬉しいです!F:いやぁもっとね、もっと知らしめたいなおれ。気仙沼ってもっと良いはずなんだけどなぁ。A::ほんとにそうだと思います!==============================<お二人が取り組んでいるクラウドファンディングはこちら!>①守れ!子どもの居場所とママの雇用https://camp-fire.jp/projects/view/418267#menu②日本初のバスケコート併設のカフェ&Barを子どもたちのためにも残したい!https://camp-fire.jp/projects/view/567694<それぞれの活動団体紹介>◯けせんぬま子育てコレクティブインパクトプラットフォーム”コソダテノミカタ”https://www.facebook.com/kosodate.no.mikata.kesennuma◯F.C.U.Phttps://www.facebook.com/FCUP-112907306841970◯株式会社介援隊https://www.kaientaikoushiki.com/?fbclid=IwAR3OL7q3jzaFdW36UiESDZISbVA51DO2TaBZIkez0uhvh05JDimrr2jW_Ic◯家カフェHATAhttps://www.facebook.com/iecafeHATA◯omusubihttps://www.facebook.com/Omusubi.kesennuma◯ゲストハウス架け橋架け橋Facebookページ架け橋公式HP============================== 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  • おばんです!(気仙沼の方言でこんばんは!)F.C.U.Pのクラウドファンディングを支援していただきありがとうございます!開始から4日が経ち、ありがたいことに100万円を突破することが出来ました!気仙沼の皆様、そして全国からこのプロジェクトを見つけてくれた方々、本当にありがとうございます!引き続き頑張ってまいります!本日、地元紙である「三陸新報」さんに本プロジェクトについて掲載していただきました!丁寧に取材していただき、ありがとうございます。こうして地元の方々からもたくさんのエールと協力をもらっています。改めて日々感謝ですね。こうした気持ちに応えるべく、より一層頑張っていきます! もっと見る

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