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カンムリワシの救護体制について
①怪我をしていたり、飛べない状態のカンムリワシを確認した場合は、下記の救護連絡先へ通報してください。(既に死亡している場合もお願いします)
0980-82-4768 環境省石垣自然保護官事務所(休日でも担当者の携帯電話につながります)
0980-83-7269 石垣市教育委員会文化財課
0980-82-9911 石垣市役所【代表】(休日でも担当者に連絡が行きます)
西表島の場合
0980-85-5581 西表野生生物保護センター(ヤマネコ緊急ダイヤル)
②担当者が救護して、野生動物救護ドクターの元に搬送します。
(救護者の治療費の負担はありません。)
③救護ドクターの元で必要な治療を受けます。
④動物病院で治療を終えたカンムリワシは、石垣やいま村のリハビリケージに移動します。
⑤飛行能力、体力が回復したら、救護地点近くの安全な場所で放鳥します。
⑥放鳥個体に装着した足輪により、野生復帰の情報収集をします。
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石垣やいま村でリハビリを行う様になる以前は、沖縄本島までカンムリワシを移送して、獣医師のいる沖縄こどもの国で治療をしてもらっていました。
「生息地でリハビリを行いたい」と当時の担当者の尽力があって、やいま村に声がかかりました。当時使っていなかったケージ(もともとはサル用)を提供して、カンムリワシの受け入れがスタートしました。
現在はカンムリワシの生息地である石垣島、西表島で、うまく連携して治療、リハビリができるようになり放鳥できる個体も増えました。
通報してくださる方も増え、見守りの目が増えているのを感じます。
救護されないことが一番ですが、交通事故で命を落とすカンムリワシがいなくなることを願って、この体制を維持できたらと思います。
5/13 救護ドクターのもとから退院したカンムリワシがリハビリケージに入居しました。
なんと半年ぶりに病院のカンムリワシが0羽になりました!!
リハビリケージにはまだ2羽いるので、やいま村が一息つくのはもう少し先。
小ケージの裏手に新しいケージを建設予定ですので、少なくともあと1羽放鳥できてから、新ケージの工事に着手することになります。