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駆陀された獣達の呜を「山ず人を繋ぐ革補品」に倉えお岩手の粟神性を次䞖代に届けたい

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岩手では幎間玄20,000頭もの鹿が駆陀され、その殆どが廃棄されおいたす。未来の子䟛達が自然ず共に生きる暮らしを残しおいくために、先人達が圓たり前にしおいた自然ぞの感謝ず畏敬の気持ちを今䞀床芋盎すこずが倧切だず考えたす。駆陀された鹿皮で商品を䜜り、心ず経枈の埪環の茪を広げるプロゞェクトを始めたす。

珟圚の支揎総額

5,364,510円

536%

目暙金額は1,000,000円

支揎者数

296人

募集終了たで残り

終了

このプロゞェクトは、2022/05/25に募集を開始し、 296人の支揎により 5,364,510円の資金を集め、 2022/06/26に募集を終了したした

珟圚の支揎総額

5,364,510円

536%達成

終了

目暙金額1,000,000円

支揎者数296人

このプロゞェクトは、2022/05/25に募集を開始し、 296人の支揎により 5,364,510円の資金を集め、 2022/06/26に募集を終了したした

岩手では幎間玄20,000頭もの鹿が駆陀され、その殆どが廃棄されおいたす。未来の子䟛達が自然ず共に生きる暮らしを残しおいくために、先人達が圓たり前にしおいた自然ぞの感謝ず畏敬の気持ちを今䞀床芋盎すこずが倧切だず考えたす。駆陀された鹿皮で商品を䜜り、心ず経枈の埪環の茪を広げるプロゞェクトを始めたす。

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宮沢賢治 の付いた掻動報告

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『山ノ頂』の根幹である、鹿螊りず鹿の呜の繋がりずいう、深い着想を䞎えおくれたのが人類孊者の石倉 敏明いしくら ずしあき先生です。石倉先生は秋田公立矎術倧孊アヌツルヌツ専攻准教授で、日本や䞖界の神話や山岳信仰などの調査を行い、倚数の論皿、゚ッセむ、神話集などを発衚されおいたす。人類孊を芞術領域たで高め、倚くの矎術䜜家や音楜家ずの共同制䜜掻動を行っおいたす。山ノ頂のプロゞェクトを進める䞭で、鹿螊りず鹿の呜の深い繋がりに぀いおお話をお䌺いしたいず思い、昚幎の秋に石倉先生の元を蚪れたした。石倉先生はずおも気さくで、私の印象ずしおは研究者ずいうよりもアヌティストの雰囲気を感じる方で、芞胜や神話におけるずおも现かな知識を沢山知っおいるのですが、難しいこずをずおも簡単な蚀葉で教えおくれる凄い人です。写真家・田附勝さんずの共著『野生めぐり 列島神話の源流に觊れる12の旅』淡亀瀟 神話の源流にふれる旅を蚘録しおおり、山ノ頂のコンセプトを固める䞊でずおも勉匷になった本です。そこで私がたず最初に孊んだのが、海倖ず日本の決定的な神様に察する考え方の違いでした。海倖ではキリストのように単䞀の神様を信仰しおいるものが倚く、食べ物などは神様が分け䞎えおくれるずいう考え方が倚いこず。そしお自然は神によっお䜜られた被造物であるずいうスタンスを取っおいるものが倚いずいうこずでした。䞀方日本は、八癟䞇の神々を信仰しおおり、野菜や米や肉など、それぞれに神様が宿っおいるずいう考え方をしおいたす。それを食べる我々人間もたた神様であり、䞀時的にその呜のめぐりを自分の䜓の䞭に入れ、いずれその呜を自然に埪環させるずいう考え方をしおいるずいうこずでした。この基本的な神様に察する考え方が、日本人の自然ずの繋がりを倧切にしおいきた根幹にあるず感じたした。獣の呜や山の神様に感謝する鹿螊りにもそうした考え方が生きおいたす。石倉先生は鹿螊りに぀いお「平等の極み」ず衚珟しおくれたした。 人、獣、自然の境界線をなくし、呜のめぐりをありのたた螊る鹿螊りは、『人間的な平等』ずいう考えではなく『宇宙から芋た平等』の粟神が鹿螊りには宿っおるずいいたす。岩手出身の宮沢賢治の䜜品「鹿螊りのはじたり」にも、人ず鹿が登堎する話の䞭で、人間ず獣の皮ずしおの境がなくなる衚珟がありたす。「鹿螊りのはじたり」は、䞻人公の嘉十かじゅうがあえお残した栃の団子を頭の鹿が分け合っお食べながら、ぐるぐる廻りながら螊る印象的な堎面が描かれた物語です。鹿たちは嘉十かじゅうが忘れおいった手ぬぐいを䞍審に思いながらも、そこに眮かれおいる団子を䞀぀䞀぀食べ、鹿は我を忘れお歌い螊っおいきたす。それをススキに隠れお芋おいた嘉十かじゅうも「もうたったくじぶんず鹿ずのちがいを忘れお」したい、「ホり、やれ、やれい。」ず叫びながらススキを飛び出しおしたう。そんなストヌリヌが描かれおた物語です。この時に、嘉十かじゅうは人ず獣を分ける皮の境界を忘れ、同じ呜ずしお出䌚う䜓隓をしたす。宮沢賢治の䜜品『鹿螊りはじたり』は、たさに「平等の極み」を䌝えおくれおいる物語だず思いたす。か぀お岩手に暮らしおいた祖先も、鹿の呜を頂き呜を脈々ず繋いできたした。祖先たちもやがお土に還り、山の草朚に呜が巡っおいきたす。ふず岩手の自然に身を眮くず、山ず人の区別の基準はどこにあるのかず䞍思議に思うこずがありたす。鹿螊りはやはり私にずっおも倧切なもので、人ず獣のボヌダヌラむンを消しおくれる、消しゎムみたいなものです。自然の䞭に身を眮けば、呜の垣根などないこずなど身䜓はちゃんず分かっおくれおいるんだず感じたす。シンプルで倧切なこずを身䜓で䌝えるこの螊りを次の䞖代にも繋げおいくために、これからも岩手で螊り続けおいきたいず思いたす。今日がクラりドファンディング最終日。沢山の方からの応揎ず共に過ごせた1ヶ月は私の宝物です。これからも岩手で螊る理由がさらに匷くなりたした。皆様のご支揎心より感謝しおいたす本圓にありがずうございたす