京屋染物店の蜂谷淳平です。今週あたりから岩手では雪の降る日が続き、いよいよ冬の訪れを感じています。冬は山に暮らす動物たちにとって厳しい季節です。そんな環境でも力強く生きていく動物たちを見ていると、野生に生きる逞さにただただ感服するばかりです。クラウドファンディングからスタートした『山ノ頂』も、若干ではありますがようやく在庫を作ることができたので、一般販売をスタートすることとなりました。価格についても、クラウドファンディングで皆様よりご支援いただいたお陰で、中量生産ができる体制が整ったことで、改めて原価等の見直しを行い、以下の価格にて一般販売を開始いたします。■「山ノ頂」商品価格について『KOMONO-IRE(コモノイレ)』 ¥4,000円(税別)『HOGUCHI-IRE(ホグチイレ)』 ¥7,000円(税別)『TESAGE(テサゲ)』 ¥22,000円(税別)販売日は12月12日(月曜日)の『山の神様の日』に合わせて、販売を開始いたします。12という数字は、山の神様にとって大切な数字でマタギは狩猟で12人では山に入らない掟があるほど大切に扱わせた数字です。12が並ぶ12月12日は、山の神様の日と言い伝えられており、猟師は山に入らず山へのお供えなどをして山に感謝をする日です。山の恵に感謝をして、命を巡らせていくプロダクト『山ノ頂』のメッセージと共に、12月12日より一般販売を開始いたします。ECサイトでも購入できるように、ページの準備も進めておりましたので、販売が開始されましたら改めて皆様にお知らせしたいと思っております。引き続きどうぞ宜しくお願いいたします。
山ノ頂 の付いた活動報告
皆様、お世話様です!京屋染物店の蜂谷淳平です。今年の5月25日からスタートした『山ノ頂』クラウドファンディングも、本日をもって296名のご支援様へ商品発送が完了しました!途中様々なトラブルもありながら、無事に発送を終えることができました。発送までだいぶお時間をいただきましたが、気長にお待ちいただいたお陰で、じっくりと制作することができました。本当にありがとうございます!これから価格の見直しや商品制作の流れの改善などを、重ね一般販売に向けて動いていきます。一般販売は12月頃を目標に動いておりますので、販売日が決まりましたらこちらの活動報告でも皆様にお知らせしたいと思っております。5月から始まった『山ノ頂』クラウドファンディングですが、長いようであっという間の、5ヶ月間でした。皆様からの予想以上のご支援に、本当に勇気をいただいた時間でした。事業を進めいていく中で、課題も沢山見えてきましたが、これからも人と自然とのより良い距離感を次世代に繋いでいくために、一つ一つ課題に向き合いながら、末長い事業にしていきます。これからも皆さんと共に、山ノ頂を育てていきたいと思っていますので、今後とも温かなご支援宜しくお願いいたします!!!
京屋染物店の蜂谷淳平です。岩手では紅葉が進み、秋真っ只中という雰囲気です。これからの季節は朝晩は冷え込むので、皆様も体調管理には十分お気をつけてお過ごしください。山ノ頂のリターンもいよいよ大詰めを迎え、今月のリターンで全てのご支援者様へ商品の発送を終えます。商品準備も着々と進んでおり、10月発送分は今月末の28日から31日にお手元に届く予定で順次発送させていただきます。社内では、お客様お一人お一人に感謝の気持ちを込めて、手書きのお手紙を書いています。山ノ頂の商品と共に、皆様に少しでも感謝の気持ちが届くと嬉しいです。商品到着までもう少々お待ちくださいませ。
京屋染物店の蜂谷淳平です。『山ノ頂』狩猟体験ツアー無事開催しました!※ツアーの活動報告をアップしますが、解体の写真なども少しアップしていますので、閲覧注意してくださいませ。今回は関西から4名のお客様をお迎えし、山ノ頂で使われている鹿を獲っている岩手県遠野市で狩猟体験をして頂きました。絶好の秋晴れの中、罠にかかっている鹿の止め刺しから解体までを見学体験できる、かなりディープな狩猟体験ツアーとなりました。遠野に暮らす人にとって当たり前に行われている命の営みですが、山から離れた生活の中ではなかなか見えてこないリアルがそこにはあります。猟師の苦労や、鹿の可愛らしさ、殺す行為が可哀想だなと思う気持ちなど、人それぞれ感じ方が違い、参加された方々がそれぞれが色んな思いを感じ取って頂きとても有意義なツアーになりました。皆さん進んで解体の体験もして頂きました。後半はかなり腕も上げて一人で解体できるようになりました。皮加工の話をする山田泰平くん参加された方々から、『このツアーを定期開催してほしい』という声もいただいたので、沢山の方に山のリアルをお届けできるツアーとして少しずつ整備していきたいと思っています。昼食は『芋の子汁』と鹿肉カレーと鹿の焼き肉そして何より嬉しかったのが、皮を加工している山田泰平くん初め、猟友会の方々が、ツアー参加者との交流をとても楽しんでくれたことです。なかなか遠野の山間の暮らしに、外からの交流というものは少なかったのですが、山ノ頂にご支援いただいた方々からも沢山注目もいただきながら、このツアーのように県外からもお客さんがいらして、猟友会の方々が地道に続けてきた山と人の暮らしの調和を保つ活動に少しスポットライトが当たったことを、猟友会の皆さんも快く思ってくれたことが、自分としては本当に意義あることに繋がってきているなと嬉しくなりました。猟友会のお二人のテンションが上がったため、予定になかった罠の設置方法をレクチャーいただくことに(笑)これから『山ノ頂』の一般販売に向けて、さらに頑張っていきたいと思いますし、ただのものづくりには終わらずに狩猟の現場への理解と関心を広げていくためにもツアーを整備して、沢山の方々に体験を届けていきたいと気持ちを新たにさせていただくツアーとなりました。狩猟体験ツアーにご参加いただいた皆様、ありがとうございました!!