★山中房之介(精神病院から退院して山田の所に務めている 35歳)太三
精神を病み、対人恐怖で人としゃべるどころか目も合わすことができない35歳の生真面目、正直、そして意思の弱さを持った男。
いつも、下を向き人と目を合わすことができない。
そんな、房之介が山田慎吾の弟子になり、一人前のラーメン職人になってゆく。
そして、自信が付きだんだんと失った人生を取り戻してゆく。
最後に、山慎幻のラーメン、山慎ラーメンの秘伝を伝授される。
その時に、ラーメンの本当の味は、腕や食材の良さに加え、人の道、真心、思いやりだという秘伝を伝えられる。
これが、山田がラーメン職人として一生涯を通じて、ラーメン道を追及する中で得た秘伝だと伝授される。
そして、房之介が山田から受けた恩を、社会貢献に応用し、また、自分の弟子たちに伝えるようにと諭される。
母(山中ひろ子)に暴力をふるった事がトラウマに成り、自ら精神病院に入院する。
母は、精神病院に毎週面会に通うが、房之介はDVのイメージから抜け出せず。面会しようとしない。完全無視をする。