令和4年6月1日(水)、佐賀県支部拠点「MORE WAN」にてペット同行避難の内部図上訓練を行いました。<図上訓練の様子>本部の職員とオンラインで繋ぎ、災害が発生した際の職員の動きや避難所開設手順、ペット連れ避難者の方々の受け入れ方等、様々な想定を考え確認をいたしました。「MORE WAN」では平時の際、瓦礫訓練施設で災害救助犬を育成したり、ドッグランやコミュニティースペース等を地域の憩いの場としてご利用していただくほか、ペット防災についてのセミナーや講習会、その他しつけ教室などを開催していく予定です。今回のプロジェクトでは、瓦礫訓練施設やドッグランなどの環境整備費用を募っております。ご協力のほど、引き続きよろしくお願い申し上げます。
共生拠点 の付いた活動報告
日本レスキュー協会は佐賀県支部拠点の建設にあたり、土地を探していました。災害支援の中で関わりの出来た大町町に、災害救助犬の育成に適した広大な土地を紹介していただきました。令和3年8月に入り、ようやく着工に取り掛かることになりました。年内の稼働を目指していましたが、新型コロナウィルスの影響により、世界的な木材不足によるウッドショックが発生し、建築費が一気に高騰しました。困難な状況が続いていますが、たくさんの方に応援していただいているこのプロジェクトを途中で頓挫させることは出来ません。建物自体は完成(令和4年4月時点)しましたが、現在も建設は続いており、今後は災害救助犬の訓練を行なう瓦礫施設や、一般の方に楽しんでいただけるドッグラン等の外構工事が始まります。
平成31年1月に佐賀県と協定を結んだSPF(佐賀災害支援プラットフォーム)に賛同団体として参加致しました。佐賀災害支援プラットフォームの賛同団体・事務局として令和2年2月15日、さがつくaward×佐賀県×地球市民の会=「みんなのアワード」に参加しました。そこで行われた「令和元年 佐賀さいこう表彰式」にて、佐賀災害支援プラットフォーム(SPF)は″自発の地域づくり部門″での表彰を頂きました。<佐賀さいこう表彰 表彰式の様子>SPFの活動として、新型コロナウィルスを「災害級」のものと位置づけし緊急支援としてマスクの配布を3回実施しました。第1弾(2020/4/1)、第2弾(2020/4/15)、第3弾(2020/5/19)<マスクの配布支援>令和3年8月豪雨災害では、SPFとして大町町支援窓口業務を行ない、被災者と支援団体を繋ぐ役割を担いました。<令和3年8月豪雨災害 被災ペット支援>