こんにちは!佑啓塾の長谷川です。
今日はプログラミング部の活動をご紹介します!
プログラミング部では、ゲームを作ったり、ゲームで遊んだり、電子工作に挑戦したりと各々の興味に合った教材に取り組んでいます。
①Minecraft(マインクラフト)
一番人気なのが、やはり「マイクラ」です。
小中学生のお子さんをお持ちの方はご存知かと思いますが、今、Youtuberの影響で子どもの間でマインクラフトがとても流行っているみたいです。プログラミング部に初めてきた子は大体「マイクラできるの!?」と目をキラキラさせます。
佑啓塾ではマインクラフトの教育版を使っていて、これは「Make Code」というプログラム言語で気軽にプログラミングに挑戦することができます。
先日は、6人で一人ひとつミニゲームを1時間半で作り、最後にお互いのゲームで遊ぶという大会をやって盛り上がりました。熟練した子はブロックを一つ一つ手作業で置かずに、コードを書いて自動で一気に置く技を駆使していて、その手際の良さに驚きました(笑)
②Arduino(アルディーノ)
電子回路が組まれた基盤に、ピンを挿すだけで電子工作が楽しめるキットです。
光センサーや温湿度計などを取り付けて、ちょっとした便利ロボットも作れます。
画面でこちょこちょやるだけでなく、実際にモノとして目の前で動く様子が見えるのが嬉しいポイントです。
例えばこんなものが作れますよ。
③Nintendo Switch 「ナビつき! つくってわかる はじめてゲームプログラミング」
Switchで簡単にゲームが作れるゲームです。さすが任天堂が作っただけあって、ガイドに従って進めていけばあっという間にゲームが作れるようになります。
もしお家にSwitchがある方は、ぜひ遊んでみてくださいね。
その他にもいろいろな教材を用意しています。
プログラミング教材はたくさん出ていますし、私たちも複数種類を用意していますが、それでもその子の状況に合った言語や教材選びが意外と難しいです。
「Scratchやはじプロなどプログラミングの初級教材は一通りやった」という子にはどれも簡単すぎたり、普段スマホしか使わない子だとキーボード操作のハードルがあったり、年齢と学習状況によっても面白さを感じることがバラバラなので、子ども達の興味の持てるポイントを探りながら教材を選定しています。
また、プログラミング言語やITリテラシーを身につけることももちろんですが、プログラミング「的思考」を鍛えることも意識しています。
プログラミング的思考とは、小学生の学習指導要領に追加された項目で、簡単に言うと「論理的思考」のことです。私たちはNHKが出している「テキシコー」という動画教材を前半の時間で使っているのですが、そこでの「プログラミング的思考」の説明がわかりやすいので引用します。
プログラミング的思考 その1 小さく分けて考える
プログラミング的思考 その2 手順の組み合わせを考える
プログラミング的思考 その3 パターンを見つける
プログラミング的思考 その4 大事なものだけぬき出して考える
プログラミング的思考 その5 頭の中で手順をたどる
テキシコーの動画教材はこちら(無料で見れます)
プログラミングに限らず、何をするにも使える考え方ですよね。
私もテキシコーを見ながら、子ども達と一緒に「おぉ~」とか「なるほど」とか言いながら思考を鍛え直しています。。
このプログラミング部でこだわったのは、高額なスクール教材を使用せず可能な限り低価格に抑えることです。
プログラミングを学ぶのに高いお金はいらないと考えるからです。
この時代、プログラミングの教材は安価で品質の高いものがインターネットにゴロゴロ落ちていて、検索すればほとんどのことは出てきます。やってみたい、作りたいという気持ちがあれば、完成させるにはどんな道具が必要なのか、それは何の言語で動くのか、といった逆算思考で自ら学んでいくことができます。
私たちスタッフはプログラミングスクールのように一から十まで教えることはしていません。何を作るか相談にのり、そこまでの道筋をつけてあげるサポートをします。
(逆に、何か興味を持てるポイントが少ない子はこの部活動に来て少し悩むことになります・・・。そんなときは興味のあることを聞き出して、こういう作品作ってみない?と色々提案しています)
こうしたサポートは、スタッフにある程度プログラミングの経験があるからこそ実現しています。
私はPythonとVBA、GAS、中野はRubyという言語を使って仕事でプログラミングをやっていたことがあります。プロと言うには遠いですが、それぞれの言語で何ができるのか、プログラミングでモノを作るのにどんなプロセスが必要なのかはある程度の理解があります。
また、強力なサポートメンバーが活動のレベルを底上げしてくれています。本文でも紹介したIくんはめちゃくちゃマイクラに詳しく、マイクラをやる子ども達のメンターになってくれています。また、先日は友人の現役Javaプログラマーが来てくれて、新しい言語を学ぶための環境構築を手伝ってくれました。
ありがたいことに、部員が順調に増えており、パソコンが足りなくなってきました!このプロジェクトへ支援していただいた資金の一部はPCの購入に使う予定です。
今はPCが2台、私物のMacBookが1台、iPadが3台でギリギリ活動していますが、マイクラを使いこなすにはタブレットではなくPCが必要なのです・・・。
プロジェクト終了後には、支援金でどんなパソコンを購入したのか、どういう風に子ども達に使われているのか、またこちらでご報告したいと思います。
お楽しみに!
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