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はじめまして!中込弥皇(ナカゴミ ミオ)と申します。
東アフリカの国、ルワンダでサッカーチームの運営をしてます。
私が昨年の夏に設立した【キミフルラフットボールクラブ】は小中高生向けのサッカーチーム(小学生チーム名:イファック IFAK)(中高生チーム名:イパック EPAK)を運営する団体です。
昨年の夏から、現地スタッフとチームの子ども達と一緒にチームのレベルアップに向け活動してまいりました。が、、しかし、、まだまだチームの問題が山積み。。
何とかして持続可能なチーム運営と、そして何より子ども達の為になることができないか考えた結果、今回のアフリカファッションプロジェクトを行おうと決めました。
今あらゆる業界からの注目が集まり、凄まじい経済成長を遂げるアフリカ。
そこでルワンダ少年サッカーチームの日本人運営者が仕掛ける壮大なプロジェクト。
是非最後まで読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いいたします。
まずは簡単に私の自己紹介と、アフリカでの活動についてもう一度お話しします。
名前は中込弥皇(ナカゴミミオ)と申します。好きな食べ物はお寿司です!人と話すことが大好きです!
このプロジェクトをきっかけに、いつか皆さんとお話しできる日を楽しみにしております!
高校生まではどこにでもいるサッカー少年でした。
そんな私は大学入学後に一度サッカーからは離れ、いや日本からも離れまして、、
アフリカ・ルワンダへと飛び立ちました。
ちなみに皆さんは、ルワンダという国はご存じですか??
場所は東アフリカ。
非常に小さい国ですが、人がたくさんいるのでアフリカで一番人口密度が高い国です!!
その他にもルワンダには数多くの特徴があり、
女性国会議員数世界1位!一人旅で安全な国ランキング世界6位!
などなど本当に魅力的な国です。
ではこの国で、私は何をしているのか、??
キミフルラフットボールクラブを通じて、小中高生向けのサッカーチーム(小学生チーム名:イファック IFAK)(中高生チーム名:イパック EPAK)を運営しております。
今回のプロジェクト(アフリカファッションプロジェクト:通称AFPJ)のきっかけとなったキミフルラフットボールクラブについてご紹介します。
キミフルラフットボールクラブは、私が2021年の夏に初めてルワンダを訪れた際に設立したサッカーチームです。ルワンダのサッカー少年が安全な環境でサッカーができ、かつ夢を追える場所を作りたいと思い設立しました。
現地での活動は、KISEKIという団体にサポートをしていただきながら活動しております。
キミフルラフットボールクラブを設立しようと思ったきっかけは、、
下の写真に写る『7人の子ども達との出会い』でした↓
ボールは植物を丸めたものをひもで縛って作り、緑のズボンをはいている男の子が一番年上であった為、彼が率先してサンダルを脱ぎ即席ゴールを作ってあげていました。(奥にうっすら見える黄色いサンダルがそれです。)
なので、彼は裸足、他の子ども達もサンダルでコンクリートの上を走り回っているのです。
私もこの中に混ざって一緒にサッカーをやりましたが、正直彼らはへたくそです。
しかし、心の底からサッカーを楽しんでいました。
『ストリートサッカーでそこまでなるか!?』と思うくらいにゴールが入れば喜び合い、数え間違えたわずかな点差では最後まで言い争っていました(笑)
しかし、その光景を見た私はサッカーを楽しむ反面で、その事実を知り『何とかしてやりたい。』と感じました。
そして私はクラブの設立を決意しました。
活動自体はEPAK(イパック)といわれる小学生チームと、IFAK(イファック)と言われる中高生チームと活動をしております。
具体的にはIFAK・EPAKが共有して持つグラウンドに学校の子ども達やその周辺地域に住む子ども達を集め、週に2回サッカーを教えています。
チームの子ども達の数は合計で約110人!!ちなみにコーチは5人。
活動の拠点である、グラウンド(学校の校庭)です↓ 広々としていてよさそう!!と私も最初そう思いました。
しかしよく見ると、、、実際は決してそうではありませんでした。
まずは大量の岩や砂利です。ちなみに学校の校庭ですよ!
サッカーをするどころか、校庭で遊ぶすべての子どもたちにとってかなり危険な環境です。
次は雑草です。
だいぶ長い間放置していたことが、わかりました。
と言いますのも、コロナの影響でサッカーを含むコンタクトスポーツが一時期禁止されていた為、校庭はほとんど使われていませんでした。
それが理由かは定かではありませんが、とにかく校庭中に生えまくっていました。
雑草があり、石も転がっている校庭なのに彼は靴が両方なく右足は裸足、、。危ない。
また校庭に設置されているゴールにネットはありません。強くけるほど、ボールは飛んでいきます。
これでは、シュートの練習もできません。
また、この学校にあったボールは4つのみでした。
コロナ前までも、子どもたちを集めてサッカーをしていたというのですが、、。
110人に対してボール4つは少なすぎます。
しかもそのうちの2つは、、
びりびりに破けていました。パンク中です。
しかしコーチはかなりけろっとしています。なぜ??
日本以外のサッカー環境を経験したことがなかった私からすると考えられませんでした。
このように私が初めて学校に視察に行き校庭や道具の状況を確認したときは、
サッカーをする環境として、最悪に近い環境でした。
これはまずいと感じた私はまず、ボールの寄付を考えました。
日本では高校の友達や、知り合い、、またキミフルラフットボールクラブの日本人スタッフご協力のおかげで、約20個近くのボールが日本国内で回収できました。
協力して頂いた皆さんありがとうございました。
そしてそれを現地に運び、ひとまずサッカーに必要不可欠なボールを寄付しました。
次に取り組んだのがグラウンド(校庭)の整備です。
現地に渡航していた日本人スタッフを中心に、、地面に埋まっている岩や、砂利、
根深く生えている雑草を取り除きました。
にしても、この石の量は危ない。
そして、ゴールネット作りです。
ホームのサブ画像四枚目の写真にある、色とりどりの布(キテンゲ)の切れ端を再利用して子ども達がゴールネットを作ってくれました。
そしてなんと見事完成!!
したものの、一つ心配なのが、穴大きくない???(笑)
ただ、あるとないとでは大違い!!素晴らしい取り組みでした!
協力してくれた日本人スタッフありがとうございます!
これでひとまず緊急処置は終え、、環境は以前よりも少しは改善できたものの、、
他にも改善すべきことがまだまだたくさんあります。
この大量の問題を前に、何とかして子ども達の為にこの大量の問題を解決したい!!『サッカー選手になりたい』という子ども達の夢を叶えたい。応援したい。と改めて感じました。
そのために必要なのが持続可能なチーム運営です。
また、チームの運営者である私には何より、『サッカーをする子ども達に輝いてほしい。輝き続けてほしい。』という思いが強くあります。
持続可能なチーム運営が達成され、かつサッカーをする子ども達が輝き続けられることを考えたときに
私が注目したのが、子ども達が着る『サッカーユニフォーム』でした。
またそのサッカーユニフォームと新たな融合を見せ、子ども達に彩りを加えるのがアフリカの『ファッション』です。
アフリカファッション業界の関係者(主にデザイナー・テイラー)が柄やデザインに徹底的にこだわったサッカーユニフォームの開発・販売を通じて持続可能なチームの運営と、ユニフォームを着てサッカーをする子ども達の輝きを実現します。
運営者としてのチームが抱える大量の問題への思いと、子ども達に輝いてほしいという思いを共に実現できるこのプロジェクトをどうか最後までお読みいただけると幸いです。
サッカーユニフォームはわかりました。
ではアフリカのファッションってどうなの?販売できるほどの魅力があるの?とよく聞かれます。
実はアフリカのファッションは、今世界から大注目を浴びているのです。
また世界のファッションの未来ともいわれています。
一昨年開催された
パリコレクション2020秋冬
では南アフリカ出身のデザイナー、テべマググさんやナイジェリア出身のケネス・イゼさんがアフリカ代表のデザイナーとして抜擢されました。
また、あの世界的ブランドを傘下にもつLVMHが主催する世界の若いファッションデザイナーの発掘を目的とするイベントでは
LVMH young designers prize 2019
ケネスイゼさんはファイナリストに、テべマググさんは見事優勝に輝きました。
またDiorが主催する、
Dior 2020クルーズコレクション
では、 コレクションテーマに『アフリカ愛』が採用され、Diorのワードロープ(服)と、アフリカファッションとの融合がイベントの至る所で表現されました。
会場となったアフリカ・モロッコのエルバディ宮殿。
服・インテリア・バック・アクセサリー・生地などあらゆるDiorのファッションにアフリカのファッションが融合されました。
また世界的アーティストからの評判も高く、、
ビヨンセ×セネガルのブランド『トンゴロ』
ケネス・イゼ×ナオミ・キャンベル(左写真)
モロッコを代表する芸術家 アミーネ・ベンドリウィッチ×マドンナ(右写真)
このようにアフリカファッションはいま、世界的なトップブランドやアーティストから絶大な注目を浴びているのです。
ここまでは、
➀私のサッカーチームが抱える大量の問題について。
②アフリカファッションプロジェクトをなぜ立ち上げたのか。
③そして、アフリカのファッションってぶっちゃけどうなの?
というお話をしてきました。
ではこれらを踏まえたアフリカファッションプロジェクトの詳細をご説明します。
アフリカファッションプロジェクトは主に4つのフェーズに分かれて構成されています。
【取材】⇒【学ぶ】⇒【つくる】⇒【販売】
まず、2022年4か国で行われる予定のアフリカファッションウィークに取材兼調査に行きます。
その目的が、アフリカのファッション業界の方との『つながり』をつくることです。
デザイナー・テイラー・スタイリストの方と繋がることでアフリカファッションに精通される方々からの考えや助言を頂きながら商品開発に臨めます。また今までにない魅力的なユニフォームの開発は、サッカーをする子ども達の輝きをより一層引き立たせられることができると考えます。
またバイヤーの方とのつながりたいを大切にします。
このプロジェクトは商品をつくるまでがゴールではありません。作った先で販売をします。
アフリカだけではなく世界のバイヤーの方とつながることで世界規模でのユニフォームの販路の開拓に繋がります。販売をすることは、世界のサッカー少年をより輝かせるだけでなく、キミフルラフットボールクラブの大量の問題の解決、そして持続可能なチーム運営にも繋がります。
私のように諸外国から取材に来られたブランドの関係者との繋がりも狙います。繋がりをもとに日本国内以外の販路の開拓や、新たなビジネスアイデアを得たいと考えております。
東西南北のアフリカファッションウィークに参加することで、広大なアフリカ大陸にある各国の
生地や柄、ファッションの違いを横断的に学び比較できます。
そこでの学びを根拠として次の【つくる】 のフェーズで活用します。
アフリカのファッション関係者
(主にデザイナー・テイラー)が手掛ける、
サッカーユニフォームの開発を目指します。
スポーツウェアやサッカーユニフォームのデザインを、アフリカのファッション関係者が手掛けることで、プレイヤーと同時にユニフォームにも注目が集まり、ユニフォームを着たサッカー少年に輝きが増します。
また、ファッション業界においても同じことが言えます。
それは未来のアフリカファッションを支えていく若きデザイナーやテイラーが、スポーツユニフォームにデザインを加えるという行為によって新たな表現の場が増え、表現の場の量と比例してその方自身の輝きも増すのです。
私がまず初めに開発したいのが、私が運営するキミフルラフットボールクラブのユニフォームです。↓
そんな彼らに向けてユニフォームを作ることで、まずは彼らの中でぼんやりとした『かっこいい』という気持ちが生まれます。それはいずれ子ども達のプレーの勢いに現れ、子ども達の輝きに繋がります。
またチームに所属する子ども達の、家庭の環境や経済状況はバラバラな事実を踏まえて、
ユニフォームのプレゼントは服装においてのチーム内での平等が保たれます。しかし私はそれ以上に子どもたち自身の気持ちが引き締まり、チーム全体としての指揮が高まるとも考えています。
また、キミフルラフットボールクラブの子ども達だけではなく世界のサッカー少年にも、アフリカのファッション関係者が手掛けたユニフォームをぜひ着用してもらいたいので、、、
世界の子ども達に向けたアフリカデザインのサッカーユニフォームの開発も行う予定です。
【つくる】の②で挙げた、世界の子どもたちに向けてつくったアフリカデザインのサッカーユニフォームの販売を考えます。またここでの売り上げの一部をキミフルラフットボールクラブのチーム運営資金に活用します。そうすることで、サッカーユニフォームを通じて子ども達の輝きを増やすだけでなく、持続可能なチーム運営の実現に繋がります。
この【取材】【学ぶ】【つくる】【販売】の一連を実行する
アフリカファッションプロジェクトがもし実現すれば、、、
冒頭にお話しした、キミフルラフットボールクラブの抱える大量の問題解決・持続可能なチーム運営・
ユニフォームを着る子ども達をより一層輝かせることができるだけではなく、
ユニフォームを通じてアフリカファッションを知ってもらえたり、
今勢いのあるアフリカファッション業界とサッカー業界との懸け橋になることもできると考えています。
サッカーユニフォームというつながりで、、
・アフリカファッションのデザイナーが手掛けるファッションイベントに
そのデザイナーが作ったユニフォームを着ているサッカーチームの子ども達がモデルとして出演したり、
・共通のデザイナーが作ったユニフォームを着用するチーム同士で国際交流試合を行ったり、
・世界のサッカー少年がユニフォームをきっかけに交流し合いたい
と考えています。
取材兼調査を予定しているアフリカファッションウィーク(AFW)とその詳細です。
➀【South Africa Fashion Week】 in 南アフリカ
今回のクラウドファンディングでは、こちらとケニアで開催されるイベントの
取材兼調査にいくための渡航費、現地活動費を皆様から頂きたいと考えております。
こちらのイベントは、企業間取引の機会を改善する見本市として有名です。
②【FASHEXPO KENYA】 in ケニア
このイベントは、ケニア最大のファッションイベントともいわれております。ケニア国内のファッションの活性化だけではなく、ケニアのファッション関係者と世界各国のビジネスマンがマッチングできる場所です。
③【Lagos fashion fair international】 in ナイジェリア
こちらはとにかくイベント規模が大きいのが特徴です。推定来場者は3000人になるともいわれ、世界各国のデザイナーとファッション起業家が一堂に会するイベントです。
④【Egy Stitch & Tex】 in エジプト
このイベントは服を作る一連の流れがこの会場内ですべて見れることで有名です。
またその中で紹介されている技術には世界トップレベルのものもあります。
服をつくるためのコンセプト決めから最終製品までの過程を高い水準で体験できるのです。
なぜサッカーチームのあるルワンダではなく、この4か国を選んだのか?
そこにはある共通点があります。
この4か国はアフリカ主要国として世界から特に注目を浴びているだけではなく、、今後大きく都市化率を上げる国として注目されているのです。
都市化率とは、、都市人口÷国の総人口で計算されますが、簡単に言いますと、、いわゆる都市部に住む人口の割合です。
ヒト・モノ・カネが多く行き交う場所は都市化しているといわれ、都市化率の高さに繋がります。
実際の主要4か国の現在の都市化率です↓
一番高いの南アフリカで、67.4%。
ケニアはいまだ28%と数値自体は低いのですが、、
今後アフリカの成長を支える注目国として知られています。
ちなみに日本の都市化率は66%です。
南アフリカにはすでに現段階において肩を並べられており、次に高いナイジェリアも急激な経済成長を遂げてきております。
都市化が進むと街に出てくる大人や子ども達の行き先が増え、人が集まることで、技術や知識が集まり、国の発展につながります。
この4か国のAFWに参加することで繋がったアフリカファッション関係者、それから世界のファッション関係者と共にこのプロジェクトを進めることができれば、キミフルラフットボールクラブの子ども達だけではなく世界のサッカー少年にもなると信じております。
今回のクラウドファンディングを第1シードと位置付けし、
南アフリカとケニアへの渡航後にキミフルラフットボールクラブ公式ユニフォームの作成に向けて活動して参ります。
そしてその後は、第2シードのクラウドファンディングを通して皆様から頂いた支援金で、ナイジェリア、エジプトへ取材兼調査。その後キミフルラフットボールクラブ公式アウェイユニフォームの作成、世界の子どもたちに向けた販売ユニフォームを作成する予定でございます。
具体的な資金の内訳です。
資金の使い道はこのように計画しております。
これの他に発生する人件費や各種費用を加えると、合計200万円ほど必要となる見通しです。
このうち第1目標として100万円(最大目標200万円)をクラウドファンディングで皆さまのお力をいただきたいと考えています。
ぜひ応援していただけたら幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
アフリカファッションプロジェクト全般に関する内容や、取材兼調査内容の発信方法です。下記のSNS媒体での発信を予定しております。
最後になります。
ここまで長い間、最後までお付き合いいただきありがとうございました。
私の原動力は間違いなく、『キミフルラフットボールクラブの子ども達』です。
彼らには私たちと同じように今があり、未来があり、そして夢があります。
また私たち日本人にはその夢を叶えるためのチャンスが無数に転がっている環境があります。
家があり、食事があり、お風呂があり、服があり、靴があり、学校や職場に通えます。
しかし彼らの中にはこのうちの何かが欠けている子ども達が大勢います。
未来があり、夢はあっても、それを叶えるための環境がない子がほとんどです。
私はその子どもたちの夢を叶えられる場所の一つとして、
『キミフルラフットボールクラブ』を設立しました。
継続的なチーム運営は、子ども達が夢を叶えるための環境づくりにつながり、将来の夢の実現に繋がります。
継続的なチーム運営だけでなく、世界中のサッカー少年がユニフォームを通して繋がり、輝き、成長できるこのプロジェクトにご賛同いただけた皆様からの、貴重なご支援心より感謝申し上げます。ありがとうございます。そして今後ともよろしくお願いいたします。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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