たくさんのプロジェクトがある中、このページに目を留めていただきましてありがとうございます。
最後までお読みいただけたら幸いに思います。
バリ島の自然文化人々が好きで、20年前から毎年渡航するようになり2020年3月からバリ島に在住、イガラシと申します。
こちらに来て二匹の猫との出会いがありました。
◎保護猫熊五郎との出会い◎
2020年7月10日、市場に買い物に行ったときにミャオミャオ泣き声が聞こえ、市場のお母さんに何処で猫ちゃんいるの?と聞いたら、段ボールの中にいるよと言われ開けたら、汚れた体で瀕死の目ヤニがいっぱいで目を開けられない状態の生後1ヶ月ぐらいの子猫がいました。
市場のお母さんに聞いたところ、市場に居る野良犬から守るために段ボール箱の中に入れ一時保護をしていたと聞かされました。
(左は市場内、右はくまが入れられた段ボール箱が置かれていた場所です )
このままではこの小さな命が絶えるのではと思い、市場のお母さんに許可をもらいすぐ保護し連れて帰ってきました。
後で分かったのですが、車の窓から市場に向けて3匹の子猫を頬折り投げて行った人がいて、それを目撃した人が車の通りが多い道なので引かれたら可哀想と市場の敷地に入れてくれたそうです。
(ここでくまたちは頬折り投げられました)
3匹はバラバラになりその中の一匹が熊五郎だったのです。
( 保護してきた日のくまです。お風呂に入れてキレイになり、目ヤニをとってやっと目があきました)
犬猫を飼ったことのない私ですが、あの時すぐ熊五郎の保護を決めたのは小さな命を繋げたかった!!だだそれだけです。
◎花ちゃんとの出会い◎
2022年3月10日朝、お部屋の前に一匹の子猫がお腹を空かせてやってきました。初めて見る子でした。
(初めて来た日の花ちゃんです)
この日は保護猫熊五郎が猫パルボウイルスを発症入院し、ちょうど退院してくる日でした。
この日から毎日ご飯を食べに来るようになった花ちゃんですが、このときはまだ保護するまでには至らず、私にはご飯をあげることしかできませんでした。
◎3月からの怒涛の日々~◎
熊五郎猫パルボウイルスに感染
今年3月2日ご飯もお水も受け付けなくなり夕方から嘔吐をしはじめ、様子をみていたのですが夜になっても嘔吐が治まりませんでした。
これまで病気らしい病気はしたことありませんでしたので、ただ事ではないと思い翌日病院に連れて行きたかったです。しかし3月3日はバリ島ではヒンズー教のお正月ニュピという日で、バリ島全域で翌朝まで外出禁止となる日で病院に連れて行くことができませんでした。まる2日間ご飯も食べず水も飲まず、何度も嘔吐を繰り返しぐったりして動くのも辛そうで目が離せませんでした。
3月4日病院に連れて行くからそれまで何とか頑張ってと祈るばかりでした。
翌朝まで熊五郎は頑張ってくれました!!
ニュピ明けでしたので開いている病院を確認して連れて行きました。先生に状況をお話し検査して貰ったら猫パルボウイルスの陽性で即隔離入院となりました。
バリ島ではFeline panleukopenia virusと呼ばれている猫パルボウイルス。
非常に感染力の強い猫伝染病で致死率の高い病気で、ここバリ島では感染し亡くなる猫が非常に多いと聞きました。
熊五郎は一年前村の獣医さんに来てもらいワクチンを打ってもらいましたが、そのワクチンはウイルス感染症を予防するものではなく狂犬病予防のワクチンだったことを病院で知りました。熊五郎はウイルス感染症予防のワクチン未接種で状況は厳しいと言われていました。特効薬が無く、輸液と抗生剤の投与で頑張ってもらうしかありませんでした。
熊五郎が入院中は一日2回の面会が許されましたので、毎日午前と午後面会に行き励まし続けてきました。
ずっと横ばいだった様態が、発症して5日目入院して3日目の6日、呼吸が苦しそうになり急変。入院した当初から黄疸もでており、一度コンディションが下がると助かる確率は10%未満と言われていました。万が一のことが頭によぎり連れて帰ろうか迷いました。でも点滴を外しての退院となると言われ、もう一日病院で頑張ってもらうことにしました。
泣きながらくまを助けて!!と先生にお願いしたのを今でも覚えています。
この日を乗り越えればきっと完治してくれるはず!!くま頑張って!!生きて!!と祈るばかりでした。
翌日何とか峠を越してくれた熊五郎。
その後少しずつ回復に向かってくれ、3月10日退院となり家に帰って来ることが出来ました。
(猫パルボウイルス検査陰性となり退院)
花ちゃん
3月10日熊五郎が退院の日の朝から、毎日ご飯を食べに来るようになった花ちゃん。暫くは何処かに寝床があったのか夜になるといなくなっていました。
そして、まだ体が小さく子猫の花ちゃん。来はじめの頃は全く気付かなったのですが、日に日にお腹が大きくなり妊婦猫だと分かりました。
時折くしゃみをしていた花ちゃん。産まれてくるお腹の子のことも心配でなりませんでした。保護してくれる人がいないかバリ人の知人に聞いて回りましたがよい返事をいただけず、保護施設に相談に行きました。しかし常時350匹の保護猫を抱えているため外からの受け入れはしていないと断られました。
夜になると居なくなっていた花ちゃん、3月下旬ごろからは夜も毎日バルコニで寝るようになり、一日中部屋の前で過ごすことが多くなっていました。
目の届くところで出産して欲しい、産まれてくる子に幸せになって欲しいと願い保護を決めました。
ただ先住のくまが猫パルボを完治したばかりでしたので、同じお部屋での保護はできず部屋の前のバルコニーにゲージを置いての保護となりました。
4月初め病院に連れて行き検診で5匹の命を宿していることが分かりました。
みんな元気に生まれ大事に育ててくれる里親さんに繋げたかったです。
4月13日花ちゃんは5匹の赤ちゃんを出産しましたが一匹は生まれてすぐ亡くなり、4日後に未熟児で生まれてきた子も亡くなってしまいました。
残された三匹の子は母乳も飲み体重も増え順調に育ってきていました。
しかし、5月2日花ちゃんが熱っぽく食欲がおち、一匹の赤ちゃんが嘔吐をしたため、他の赤ちゃんの検診も兼ね花ちゃんと3匹の子を病院に連れて行き検査をしてもらいました。
結果花ちゃんが猫パルボウィルスの陽性でした。ワクチン未接種。赤ちゃんたちは母乳を飲ませて育てていましたから、3匹の子も母子感染してると言われ親子で隔離入院となりました。
ちょうど2ヶ月前の3月2日、熊五郎が猫パルボを発症。花ちゃん親子が同じ病気にかかったことは神様のいたずらとしか思えないほど大きなショックを受けどうしてどうしてと思うばかりでした。
入院したときからは起き上がるのもままならない程ぐったりしていた花ちゃんでしたが、赤ちゃんたちには母乳を与えていました。
症状が出ていない赤ちゃんはまだ元気にしていました。
赤ちゃんたちは入院した時から母子感染し助かる確率はゼロに近いと言われていましたが、ネットで猫パルボを完治した赤ちゃん猫がいると知り、3匹の子も絶対完治してくれると信じていました。
しかし悲しい知らせが、、、、5月5日朝病院からの連絡で一匹の子、同日午前の面会から帰ってきた1時間後また一匹の子が亡くなったと連絡が入りました。
毎日欠かさず行っていた面会。6日もギリギリの精神状態でしたが夕方面会に。残された一匹の子は点滴を受けずっとママの側に、しかし花ちゃんはこの日様態が急変。赤ちゃんと一緒に頑張って!!と声をかけ祈ることしかできませんでした。
悲しい知らせが続きました。5月7日朝、兄妹の中で一番大きく生まれた赤ちゃんが亡くなったと連絡がありました。
3匹の子たちは生まれて3週間の短い命でした。
生まれた時から成長を楽しみにずっと見守ってきた赤ちゃんたちがみんなお空に旅立ってしまい本当に悲しかったです。
7日午前の面会に行った時には、ずっと起き上がるのもままならなかった花ちゃんが峠を越してくれ自力でご飯を口にするまでなっていました。悲しいことに回復の兆しがみえてきたときにずっと一緒にいた赤ちゃんたちは側に居ない。ゲージの中で泣いて子を探していた花ちゃん、とても悲しそうにしていました。
花ちゃんはその後回復に向い熊五郎同様猫パルボを完治してくれ、5月10日退院となりました。
(猫パルボウィルス検査で陰性となり退院)
しかし退院してきた夜花ちゃんに異変が起きていました。翌日病院に行ったら肺の調子が良くないと言われ再入院。
数日後のレントゲン検査で肺水腫と分かりました。
(白血球の数値が高く感染症の疑い)
苦しそうな呼吸と咳が何日も続きましたが、何とか投薬治療で少しずつ回復に向かってくれた花ちゃんです。
再度のレントゲン検査で肺水腫は随分良くなり、咳は出ていましたが自宅での投薬治療に切り替える予定で5月21日退院が決まりました。
しかし退院する日、今度は鼻水が出るようになり猫風邪と診断を受け退院とはならず隔離部屋に移動。
鼻水と酷い咳が続き、毎日ネブライザー治療。
治療を続け少しづつ回復の兆しがみえ、自宅での投薬治療に切り替えることにし5月26日退院。
猫パルボから始まり、長い長い入院生活でした。
(退院してきた日の花ちゃん)
花ちゃんが肺水腫を患ったとき、担当医に安楽死の話を聞かされました。それは花ちゃんが辛そうにしていてレントゲンの結果を見て完治する見込みがないと判断されたみたいでした。猫パルボを完治してくれた強い子です。頑張って闘病している花ちゃんの命を人間が手を貸して断つことなど、全く頭に無かったことですし話をされたときもきっぱり断りました。
生と死。助かった命と繋げられなかった命。
どちらも無駄にはしたくありません。
3月からの熊五郎の猫パルボからはじまり、花ちゃんとの出会い、花ちゃんの妊娠出産、二匹の赤ちゃんの死、花ちゃん親子の猫パルボ感染、3匹の赤ちゃんの死、花ちゃんの肺水腫、花ちゃんの猫風邪、花ちゃんの皮膚病、花ちゃんの発情期。避妊手術。
怒涛の日々はまだ続いていますが、皆様にバリ猫のKuma Hana を知っていただきたくて、ドキュメンタリーを制作しYou Tubeで配信したいと思っています。
1年前に開設したネットショップ内で販売をしていますKuma Hanaグッズをリターン商品にしました。kuma hanaドキュメンタリー制作にあたり、リターン商品購入という形でご協力お願いしたいと立ち上げたプロジェクトです。
外で暮らしてきた花ちゃんは頑張って生きてここまで大きくなった子です。
熊五郎と花ちゃんは厳しい病気を乗り越えてくれた奇跡の子です。
この子たちから学んだこと、そして伝いたいこと、沢山の方々にバリ猫のkuma hana を知っていただくために『くまと花とわたし』のドキュメンタリーを制作したい!!
(1時間~1時間30分予定しています。)
You Tubeにて配信!!
(配信期間2022年12月~2023年12月)
辛い悲しいことが続きましたが、バリ猫のkuma hanaを映像を通して応援していただけたら嬉しいです。
異国の地で暮らしている五十嵐さん。
熊五郎くんを保護したときからビデオコールで成長を見せてもらい見守ってきました。熊五郎くんが病気になった時泣きながら電話がかかってきたのを思い出します。とても憔悴しきって彼女の体のことが心配でした。近くに居れば力になれることがあってもバリ島は遠すぎ見守ることしかできませんでした。熊五郎くんが難しい病気を完治し退院してきたと聞いたときは正直ホッとしました。それから間もなく猫を保護したと聞きました。いつも自分のことより周りの事を気にかける、優しい気持ちの持ち主五十嵐さんらしいなと思いました。
今回プロジェクトの話を聞き、私も日本から応援しています。頑張って下さい!!
ワタナベカツエ
◎CAMPFIREの手数料(17%+税)
◎リターン商品費用+送料
調達資金から上記を差し引いた分を下記に使わせていただきます。
◎カメラと簡易照明と編集機材 25万円
◎撮影•編集スタッフ経費 15万円
◎諸経費 5万円
(金額に差異が生じる場合がございます)
2022年8月 プロジェクトスタート
2022年9月30日 プロジェクト終了
2022年10月 リターンの実行
※リターン商品購入分につきましては、プロジェクト終了後、pixivFACTORYに製作依頼をいたします。商品の発送はpixivFACTORYからのお届けとなります。
※稀に、受注生産により混雑時にはお時間をいただく場合がございます。それに伴い発送手続きにお時間をいただく場合がございます。予めご了承下さい。
※商品お届け予定11月
2022年10月~ これまでの画像動画を編集&くまと花とわたしの撮影~
2022年12月 ドキュメンタリー制作完成とYou Tube配信
※随時活動報告書にて報告していきます。
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■1000円■
◇応援コース◇
リターン商品は要らないけれどもドキュメンタリー制作を応援したい支援者様向けのコースになります
◎感謝のお気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
■5500円■
◇リターン商品を購入して応援!!◇
◎Kuma hanaトートバッグS
◎くまと花ちゃんの写真2枚と感謝のお気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
バッグの中身が透けない、厚手でしっかりした生地を使用しています。普段使いに最適です。
素材:綿100%
カラー:ナチュラルのみ
サイズ : 本体 30cm×20cm マチ10cm • 持ち手 幅2.5cm 長さ29cm
※サンプル画像は完成イメージのため、実物と異なる場合があります。
※プロジェクト終了後、pixivFACTORYに製作依頼をいたします。商品の発送はpixivFACTORYからのお届けとなります。
※お届け予定11月
※稀に、受注生産により混雑時にはお時間をいただく場合がございます。それに伴い発送手続きにお時間をいただく場合がございます。予めご了承下さい。
※ご支援者様の送料のご負担はございません。
■6500円■
◇リターン商品を購入して応援!!◇
◎kuma hana トートバッグM
◎くまと花ちゃんの写真2枚と感謝のお気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
バッグの中身が透けない、厚手でしっかりした生地を使用しています。普段使いに最適です。
素材:綿100%
カラー:ナチュラルのみ
サイズ : 本体 36cm×37cm マチ11cm • 持ち手 幅2.5cm 長さ56cm
※サンプル画像は完成イメージのため実物と異なる場合があります。予めご了承下さい。
※プロジェクト終了後、pixivFACTORYに製作依頼をいたします。商品の発送はpixivFACTORYからのお届けとなります。
※お届け予定11月
※稀に、受注生産により混雑時にはお時間をいただく場合がございます。それに伴い発送手続きにお時間をいただく場合がございます。予めご了承下さい。
※ご支援者様の送料のご負担はございません。
■8500円■
◇リターン商品を購入して応援!!◇
◎kuma hana カラーTシャツ(ユニセックス)
◎くまと花ちゃんの写真2枚と感謝のお気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
素材:綿100%
カラー:アッシュ•ライトピンク
サイズ : S•M•L
※カラーとサイズをお選びいただき、備考欄にご記入をお願いいたします。
※サンプル画像は完成イメージのため実物と異なる場合があります。予めご了承下さい。
※プロジェクト終了後、pixivFACTORYに製作依頼をいたします。商品の発送はpixivFACTORYからのお届けとなります。
※お届け予定11月
※稀に、受注生産により混雑時にはお時間をいただく場合がございます。それに伴い発送手続きにお時間をいただく場合がございます。予めご了承下さい。
※ご支援者様の送料のご負担はございません。
■12000円■
◇リターン商品を購入して応援!!◇
◎kuma hana ロングスリーブTシャツ(ユニセックス)
◎くまと花ちゃんの写真2枚と感謝のお気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
素材:綿100%
カラー:ホワイト
サイズ : S•M
※サイズをお選びいただき、備考欄にご記入をお願いいたします。
※サンプル画像は完成イメージのため実物と異なる場合があります。予めご了承下さい。
※プロジェクト終了後、pixivFACTORYに製作依頼をいたします。商品の発送はpixivFACTORYからのお届けとなります。
※お届け予定11月
※稀に、受注生産により混雑時にはお時間をいただく場合がございます。それに伴い発送手続きにお時間をいただく場合がございます。予めご了承下さい。
※ご支援者様の送料のご負担はございません。
■30000円■
◇とことん応援!!コース◇
◎エンディングにお名前を掲載
◎感謝のお気持ちをメールにてお送りさせていただきます。
最後まで読んでいただきましてありがとうございます。
熊五郎と花ちゃんが闘病入院中は毎日病院に行き、回復することだけを願い声をかけ励ましてきました。
花ちゃんが出産した赤ちゃんがお空に旅立った事は今でも残念に思えてなりません。忘れることはありません。あの子たちの命を繋いであげられなかった後悔と悲しみだけが心に残ります。今回のプロジェクトで掲載した赤ちゃんの写真は、私が面会の時に会った、お空に旅立つ前の最後の姿です。あの子たちの分も花ちゃんには幸せな猫生を送らせてあげたいです。
ここバリ島で保護猫との怒涛の日々は続いていますが、沢山の方々に奇跡の猫Kuma Hanaを映像を通して知っていただけたら嬉しいです。
辛いこと悲しいことを乗り越えて.....
『くまと花とわたし』
皆様、応援宜しくお願い致します!!
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2022/12/31 20:58こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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