ご挨拶 夜の世界を描く画家 橘川裕輔(きつかわ ゆうすけ)より
夜を描く画家の橘川裕輔(きつかわ ゆうすけ)と申します。
「人々の心を照らすヒカリ」をテーマに描き、現代アートシーンの中で日々切磋琢磨しております。
2019年に長年の努力の末にBSフジの「ブレイク前夜」という番組で自身が紹介されたのをきっかけに、帝国ホテルでの個展や百貨店の展示など幅広く活躍の機会を頂けるようになり、現在はプロのアーティストとして活動をしています。
そんな私は2023年は、横浜、銀座、名古屋の3箇所での個展開催を予定しております。
個展の開催にあたり、皆様と一体感を持って繋がりながら、そして少しでも楽しんでもらえるような企画を実施できればと思い「世界1の都市の夜景を見に行く旅」というクラウドファンディングのプロジェクトを立ち上げました。
個展の様子
このプロジェクトで実現したいこと
「世界1夜を美しく描く画家が世界1の夜を見に行きたい」
1皆様との繋がりを通じてニューヨークへの旅をしたい
私は皆様と一体となって、アメリカ、ニューヨークへの旅をしたいと思っています。
アートファンもそうでない方も、とにかく皆様を巻き込んで楽しんで頂ける企画にしたいという想いでこのプロジェクトを立ち上げました。
コロナ禍で展示への来場者数が減り、加えて積極的にコミュニケーションを取りづらくってしまった中でこれまでと違ったスタイルで皆様と繋がる方法を模索する必要があると考えました。
そこで風景画家が通常はあまりオープンにしない、風景の取材(インプット作業)の部分を一つの企画として盛り上げられたら面白いのではと思いました。
展示がより盛り上がったり、私の絵の内容の向上に繋がったりとアウトプットの「質」の向上に繋がる効果も期待しています。温かいご支援を下さる方々との繋がりの中で描く作品だからこそ「人々の心を照らすヒカリ」を描く事に繋がるのではないでしょうか。
そして支援して下さった方々には作品や返礼の品を通じて大きな感動体験を届けていく所存です。
プロだから絵を売る事はとても大切ですが、それよりもまずは私のコンテンツを見てもらいたい、楽しんでもらいたいという想いがあります。
「Bomb-Singapore01」 2021 コロナ前に訪れたシンガポールの風景を2021年に描きました
2 世界一と称されるニューヨークの景色の数々を見て、作品作りをしたい
風景を描く自身の作風もあって、素材(夜景)の強度は生命線でもあります。
なので「自分で実際に見た風景を描く」が私のポリシーです。
世界一と称されるマンハッタンの夜の情景や、そこに住む人々を自分の目で見て、多くの作品を手がけたいと考えています。
現地を徘徊し、ここを作品にしたい!と思う場所を、じっと眺めて頭の中で作品のプロットを組み立てたり、写真撮影をしたり、スケッチをしたりする事を通じて風景画の素材を入手します。
帰国後に自身のアトリエで作品を描き個展などの展示会に向けた創造活動を行います。
ベネチア取材時の橘川(2018年)と実際にできた作品「Souce01」2020
3 個展で作品を披露したい
2023年は横浜、銀座、名古屋の3箇所での個展を予定しています。それらの個展では今回の取材旅行を通じて描いたNYの風景画を展示販売します。それぞれ違ったテーマでの展示を開催します。
展示開催にあたり、会場費用などはかかりませんが、DMハガキの配送や作品の配送費などアーティスト持ちの諸経費も発生するので、集めた資金の一部は個展開催費用に計上させて頂きます。
横浜展ーRA ART GALLERY
4月12日〜23日 個展テーマ:YH VS NY
この展示では 横浜の夜景VS NYの夜景 というテーマで展示を行います。RA ART GYALLERYは多様性を兼ね備えながら洗練された横浜元町の一角にあるギャラリーです。場所ならではのオシャレ感を大事にしつつ、展示テーマにある「対決」というテーマが前面に出る展示を心がけます。
画廊外観と2022年の私の個展時の様子
銀座展(FBI GALLERY)
7月開催(詳細日時未定)個展テーマ:UNDER GROUND
毎年夏は銀座のどこかで個展をしてますが、今年は一風変わったギャラリーで展示をします。FBI GALLERYは銀座にありながら、バーと一体になった良い意味で「アンダーグラウンド」感の漂うギャラリーです。ここではそんな場所の雰囲気に合わせて東京やNYのアンダーグラウンドな一面を垣間見れる作品を手がけ展示を開催していく予定です。
FBI ギャラリーの様子。ギャラリーのある建物の地下にはオーナーの経営するバー「PTA」があります。
作品イメージ 「COCOON-Flash」
名古屋展(AGA-T 名古屋本店)
10月開催(詳細日時未定)個展テーマ:WORLD WIDE
自身がプロデビューを飾った画廊AGA-Tでの4年連続、5回目の個展になります。記念回に当たる今年の個展では、これまで見てきた世界をテーマに、NYはもちろん、以前訪れたシンガポール、パリ、イタリアの作品などワールドワイドな作品を観れる個展にしていきます。
作品イメージ「Hello,Paris」2022
4 プロとして現地で世界に羽ばたくためのプレゼンテーションをしたい
現在のアートシーンの中心地であるアメリカ、ニューヨーク。
世界各国から気鋭のアーティストや、VIPの顧客が一同に会すこの地へ赴いたならプロとしてやるべき事があると考えています。
現地のギャラリー(画廊)と2023年以降の作品取り扱いの交渉をしたいと考えています。
まだ画廊名は明かせませんが1件の事前アポイントも取れています。
その他飛び込みで展示交渉の営業もします
プロ契約は、お金を積めば展示させてもらえたり、プロモーションをさせてもらえたりするものではありません。
しっかりと自身のビジョンと一致するギャラリーに対しプレゼンテーションをしていきます。
4年間国内で実績を積んで成長して来ました。2022年からアジア圏(台湾や北京)での展示機会も頂き、次のステップアップを見据えることも重要だと考えています。
こちらについては活動報告を通じて、訪問したギャラリーや交渉結果(取り扱い契約が取れたかどうか)などを報告いたします。
交渉がうまくいかなかったとしても、チェルシーやロウアー・イースト・サイド、ブルックリンのアートギャラリーをたくさん巡り、様々な作品を見て学びたいです。
プロジェクトをやろうと思った理由
世界が次のステップに進み出してる今やるべき事をしたい。
2019年に画家としてフューチャーされわずか一年で世界は一変してしましました。これからという時に活動や行動が制限され、海外への取材旅行や案件が中止となりました。悔やんでも悔やみきれなかった3年間があります。
多くのアーティストの仲間達も似たような想いをし、本来であれば世界を見据えてプロモーションができていた素晴らしい才能の持ち主も、今では国内のアートシーンで内向きな活動をせざるを得ない状況に面しています。
またアートに関わらず、皆様も似た想いをし、少しずつ前の生活を取り戻そうと試行錯誤してるのではないでしょうか
コロナに関して言えば、欧米各国が渡航制限を緩和させていく中で、自分が今あえて世界に身を投げ出す事で多くのアートファンやビジョンに賛同してくださる方々と喜びを共有したり、他のアーティスト仲間の励みになったりするとも考えています。
プロジェクトにつながる過去の体験
成長できる絵を描くために
数年前に訪れたシンガポールやイタリア、フランスの絵を展示会で並べた時に、皆様がわくわくしながら絵を鑑賞する姿を見て、改めてもう一度世界を旅したいと思いました。
これらの旅は、今の自分に繋がる何事にも代えられない経験や成長も与えてくれました。
どの場所も、普段目にする光景とは全く違う心に刻まれる風景が広がり、アーティストとしての感性が非常に高まりました。
プロとして独立してから見る世界はもっと濃い体験が待っていると考えています。
そして風景をメインに描く画家にとって、素材(夜景)の強度は生命線です。
日本の夜の風景も世界屈指で素晴らしいですし、今後その素晴らしさを国際的な舞台で発信していく使命を感じています
ですがアーティストとしての成長をしていくために広く世界を見渡す力も必要だと考えています。
資金の使い道
海外渡航費 35万円
上記の目的の海外渡航への資金にいたします。
個展開催経費 5万円
個展にかかる作品の配送費等の経費にいたします。
返礼品の制作費 5万円
返礼品のプロダクトの制作にあたり、その元手の資金にいたします。
その他
今回のプロジェクトで集めた資金の17%(+消費税)をCAMPFIRE様への手数料としてお支払いいたします。また予定より多くの支援が集まった際は、現地でヘリコプターやクルーズ船での取材などなどの風景取材のアクティビティの拡充をしたり、他の都市を巡るための資金にさせて頂けたらと思います。
リターンについて
今回の企画では、ご支援頂ける金額に応じた返礼をご用意させて頂いております。
また支援金額に関わらず、ご支援頂いた方全員に個展会場にて氏名の掲載、HPへのご氏名の掲載をさせて頂きます(掲載を希望されない場合を除く)
リターン一例
・NYの夜景作品 ポストカード4枚セット(1,500円)
・オリジナルボックスティッシュ2箱(2200円)
・直筆サイン入り作品集(3,000円)
・NYの夜景作品プリント オリジナルTシャツ(10,000円)
・NYの夜景作品 原画(44,000円–)
など
実施スケジュール
2023年2月ごろ 海外渡航実施(アメリカ、NY)
1週間〜2週間程度の滞在をします。
【滞在行動モデルケース】
午前〜 雑務処理、プレゼン資料準備
午後〜 現地ギャラリー訪問や交渉
夕方・夜 風景画となる風景の取材
帰国後絵画製作
帰国後に自宅アトリエにて作品を手がけ、以下のスケジュールにて作品お披露目の展示会を開催します。
返礼品の製作も同時並行で随時行います。
個展スケジュール
4月 個展1(RA ART GALLERY / 横浜)
7月 個展2(FBI GALLERY /銀座)
10月 個展3(AGA-T/名古屋)
※上記は現段階でご支援者に対してのイベントなどの企画協力が得られている画廊になります。
※他にも展示会(グループ展やアートフェア)にて展示をいたします。イベントの開催などの機会が増えた場合は随時SNSやダイレクトメールを通じて発信いたします。
最後に
自身がアーティストとして一番感じることは決して1人でここまで来れたのではないと言うことです。
むしろ皆様との繋がりの中でいくつもの壁を乗り越えられたのだと日々実感しています。
そしてこの度、また新たなチャレンジをします。
このプロジェクトの実現が出来たら、自身のさらなる成長に繋がり、支援者の方々には頂いたご支援以上の価値を還元できると考えております。
このプロジェクトに、「ご支援」という形にはなりますが、是非皆様のご負担にならない範囲でご参加いただけたら嬉しく思います。
画家 橘川 裕輔
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る活動報告ー有意義なNY渡航となりましたー
2023/02/21 17:27この度は橘川裕輔のクラウドファンディングの企画に多大なるご支援を賜りまして誠にありがとうございました。先日NYへの渡航を敢行し、無事帰国帰国の途に就きました。自身が画家として「世界一の夜を見たい」という想いで始めた企画で、皆様から想像以上のご支援を賜り、自身としても有意義な旅をしなくてはと、計画当初よりも強い意志を持って渡航へと臨みました。NYは「眠らない街」と言われる通り、本当に昼も夜もアクティブに動き続けた7日間の渡航でした。◎想像以上の「夜」今回の1番の目的である、夜景の取材は大成功でした。上から見下ろせば煌々とどこまでも続く摩天楼が広がり、そして街中を歩けば、延々と続く煉瓦造りの建物から灯る光と、地下から湧いて出る煙が共鳴し、独特の空気感を形成していました。自身が見たこともないような質の夜を目の当たりにし、毎晩NYの街に没入していました。ワールドトレードセンターや、エンパイアーステイトビルなど手当たり次第展望台には登り、合計5箇所からNYの夜空を見下ろしました。またヘリコプターにも乗りました。が、こちらについては今回の旅で唯一の失敗でした。時間帯的にやや明るくて、「夜景」とは少し言い難い時間にフライトをしてしまいました。こちらについてはまたいつかNYに行った時にリベンジします。作品発表を通じてどんな情景をどのような視点で見たのかは発信していけたらと思います。◎本場のアートシーンを肌で感じました。デイタイムは沢山の画廊を巡っていました。日本から持って来た作品を小脇に抱え、何件もの画廊をハシゴしました。スキがあれば自分の売り込みをしたりしていましたが、そうで無くても世界のアートの中心地で展示、販売されている作品を自分の目で見た経験は今後の財産になる事は間違いないです。タフな活動だったと改めて思います。NYには4箇所ギャラリー(画廊)密集地帯があります。(チェルシー、ソーホー、ロウワーイースト、ブルックリン)ガゴシアン、アゴラなど世界最高峰の画廊が集結するチェルシー地区のギャラリーを訪れた際は、緊張感を持ってギャラリーに入るも、意外とフレンドリーに接して下さるギャラリーが多くて驚きました。この地区では当初は営業なんてさせて貰えないと思っていましたが、勇気を持って、「I'm Looking New Gallery」 と営業活動に臨みました。そんなチェルシーにあるHENOCH という画廊のディレクターには絵の質や考え方がNYで活動する他のアーティストと同等かそれ以上のレベルにはある。あとはタイミングだね!という大変励みになる言葉も頂きました。自分の中で最も好感触だったのはロウワーイースト地区でした。高級レジデンスが立ち並び、メガギャラリーが軒を連ねるチェルシー地区とは対照的に、街はスプレーだらけ、建物もボロボロといった荒廃したダウンタウンの街中に突如として清潔なホワイトキューブ(展示場)が出現する独特な街の雰囲気がありました。NYの中では3番手、4番手の画廊エリアですが、それでも世界的なアートフェアに出展してるギャラリーがいくつも点在するので、NYのアートのレベルの高さを物語る場所でもありました。営業面ではギャラリーの中に意思決定権を持つ人がいる割合が最も高く、かつフレンドリーで自身の作品を見てもらいやすい環境でした。画廊のサイズ感も東京の銀座エリアの標準的なホワイトキューブと同等くらいのギャラリーが多かった印象です。マンハッタンにターゲットを絞る戦略に切り替えたので、少し離れたブルックリンのギャラリーには足を伸ばせませんでした。それはまたいつかの機会にと考えています。営業に関しては日本に帰ってからもオンラインで続けますが、2つの報告があるので次の章でまとめます。チェルシーではこのサイズのメガギャラリーが何十箇所もありました。ロウワイーストやソーホーは広さ的には日本と同等か、それよりちょっと大きめのギャラリーが多かったです。◎契約1件と保留1件何とか契約を1件締結できました!ロウワーイーストにあるARTFACTというギャラリーです。こちらについては事前にミーティングのアポも取れていたのですが、急遽先方が新しいテナントを探し移転するので会えないという話になり、全て断られるのかと思いきや、何と、オンライン上で契約を打診されました。特に大きなリスクも無かったので、実はNYの渡航直前に契約書にサインをしていました。LAやMiamiのアートフェアにも出展しているギャラリーなので、こんなにあっけなく契約に至るものか ーーこれは騙されているのではーー と半信半疑だったので、実際に渡航期間中に画廊に行ってみたら本当に移転をするので一時的に閉める旨がきちんと記載してありました。スタッフもいらして、マジで来たのかとユースケとビックリされました。一応一連のストーリーが本当の話だったようで一安心です。5月からECサイトを中心とした取り扱いで、販売成績次第では展示も貰えるといった契約内容です。あまり扱いとしては大きな契約では無いので、良く捉えたら日本の活動には影響は無いとも考えています。その一方できちんと展示を確約したいという想いもあったため、現地での営業活動には気を抜かずに取り組んでいました。こちらもロウワーイーストですが、SHELTER_GALLERYというギャラリーのオーナーが大変絵を褒めて下さり、取り扱いを検討してくれる事になりました。本当にアートに対する愛が溢れるオーナーで、僕もこの人と働きたいと強く感じました。マイアミのアートフェアにも出してるギャラリーでもあるので、この後も引き続き交渉を続けていきます。SHELTER_GALLERYでの飛び込み営業の様子◎NY在住のサイトウユウヤさんのアトリエも訪れました。3日目に昨年NYに渡ったアーティストのサイトウユウヤさんのアトリエを訪問しました。アートファンの方には聞き馴染みのある名前かもしれませんね作品についてだけではなく、NYでの生活の大変さや、現地のコミュニティに入り込む事の重要性を語ってくださいました。またアトリエ訪問後には私のギャラリー営業も付き合ってくださり、交渉の仕方を教えてくださりました。あまり英語がしゃべれない私が現地で充実した営業ができたのも彼のお陰です。人との繋がりの大切さを改めて感じました。◎これからに向けて今回の企画はNYに行っただけで終わりではありません。作品を手がけ、自身の個展等での発表をしていきます。一番早い展示は4月12日から横浜のRA ART GALLERYにてスタートします。そこに向けて筆を走らせる日々がもう始まっています。今後の活躍の応援のほどよろしくお願いします。◎最後に改めてこの企画にご賛同いただけた皆様に厚く御礼申し上げます。お陰様で自分のアーティスト活動をするにあたり、本当に濃厚な時間を過ごす事ができました。現在YOUTUBEでも旅の様子を発信できればと動画を準備しています。そちらの完成もお楽しみにお待ちください。また返礼品も準備が出来次第、発送させて頂きますのでしばしお待ちくださいませ。 もっと見る
夫婦で橘川さんのファンです! アートはもちろんのこと、SNSから伝わってくるお人柄も素敵で、今回の新しい挑戦の応援をしたいと思いました 楽しみにしています