2022/10/01 22:56

国際コーヒーデーである本日、コーヒー直輸入の進捗を書かせてもらいます。

昨日やっとコーヒー豆を輸入するための書類が全て集まりました!
なので、これから通関手続きを始めることができそうです!

前回(9月21日)の活動報告から今日まで、やはり順調には行かず、胃をキリキリさせながら過ごしました。
何が起きたかを、前回と同じように生産者さんたちとのやりとりを公開しながら説明させてもらおうと思います。

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【まさかの、豆が日本に到着】

実は、9月23日に豆が成田空港に到着してしまったと連絡が来ました。

豆が無事到着したのは本当によかったです!
ホッとしました。
とはいえこの報告は手放しで喜べるものではありませんでした。

本来は9月26日以降に発送してもらう予定でした。
理由は2つあって、「23・24・25日は3連休で税関が休みだから」と「こちら側で2.4トンの荷卸し準備が必要だったから」です。

なおかつ、用意できるはずだった書類は届いていなかったため、週明けにすぐ通関に取り掛かれる状態ではありませんでした。

つまりこの報告によって、豆の到着から少なくとも4日間は税関に保管されることがわかったのです。

いつ書類が届くかわからない状況で、豆は税関でどのように保管されるのか分からない不安がありました。

【待てども来ない書類】

豆は到着したけれども、通関手続きに必要な書類は一向に来ませんでした。

実は、もうこれ以上豆の到着を遅らせることができない事情がありました。

僕たちは、さすがに10月には豆が到着していると考えていたため、10月12-14日に開催される「SCAJ Conference」という日本最大級のコーヒーの祭典に出展することになっています。そして他の出店予定の兼ね合いもあり、10/8には首都圏に到着している必要があるのです。

つまり「SCAJ Conference」にエチオピア直輸入の豆を持っていくためには、10月5日までに豆が届く必要があったのです。

農園主のDawit(Hesterの旦那さん)に連絡をとり、事情を話しました。

【それでも準備できない書類と、デッドライン】

今週の半ばになっても書類は来ず、9月29日になってしまいました。

もう今週か、週明け1番に通関手続きが完了しないと、スケジュール的には間に合いません。

「待つ」ことしかできないのは本当に歯痒かったです。

こまめに状況を確認する連絡を取ることしかできず、ソワソワしていました。

【そして、書類が準備できました!!!】

そして、9月29日から30日にかけて書類が準備できて、こちら側に送られてきました。
必要な書類は4種類ほどあり、それぞれ時間差で送られてきました。

1番初めの書類が届いたのは9月29日の23時でした。

同時にHesterからボイスメッセージが送られてきました。
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Hey, Katsuki. How are you?
Dawit just sent you the documents. Please let me know if there is anything that we can assist.
And so sorry and apologize for the late delivery. It wasn't plan like this. For sure, next time, we will be on time.
I hope the smooth import process in Japan, and please let me know how the SCAJ went.
Can't wait to see you again in Addis.
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安堵を覚えながらも、今度は通関士さんに書類を送付したりと、緊張感のあるやりとりは続きました。

そうして最後の書類「植物防疫検査の合格証明書」が届いたのは、9月30日の夜8時でした。

ということで、現在は通関士さんの手元に必要な書類の全てが届き、通関手続きが始まろうとしています。

スムーズに行けば、10月の4日か5日には秋田県男鹿市に豆が届くことになっています。

本当にギリギリですが、なんとか間に合うように祈りながら出来ることは進めていきます。

また近日中に状況をお伝えできればと思っています。