教育は受けてはいけません。
付き添いなく、外に出かけてはいけません。
恋愛感情がなくとも、どんなに若くとも、決められた人と結婚してください。
性犯罪に巻き込まれても、我慢してください。
男性に不満を言ってはいけません。静かに従い生計を支えてください。
あなたは全てに従わなければなりません、なぜなら女性だから。
”女性”だからと言うそれだけの理由で人間としての権利や尊厳が制限される。
性別や人種を超えた多様性に光が当たりはじめた21世紀の世界で、今も「教育を受ける権利」のためにいくつもの壁を乗り越えなくてはならない人がいます。
あらためまして、こんにちは。WOMEN+BEYONDプロジェクト、ボランティアのMAYUです。
皆さんは覚えていますか?
去年の8月、アフガニスタン全土をタリバンが掌握。
あー、そんなニュースが流れていていた気がするな。何となくは覚えている。
でも、何が起こったんだっけ?何が問題なんだっけ?
そうなってしまうのも仕方ありません。
なぜなら、現在、ウクライナでの紛争も含め、世界のあまりにも多くの場所で武力衝突や迫害が続いており、難民・避難民が生まれ続けているからです。情報があふれるなか、厳しい現実を伝えるニュースに胸を痛める一方で、自身の日常生活や、新たに届く悲惨な情報で記憶は上書きされていくー。新たな悲しみに関心を向けるとき、人は少し前のことを忘れてしまいがちです。私もそのうちの一人です。
パキスタンで産婦人科の医師として働いてるアフガン難民女性のサリーマ・レイマンさん。医師になるため、たった一席しかないパキスタン・パンジャブ州の大学の医学部への入学枠を獲得するため、2年にわたり出願し続けました。
「女の子でも、機会があればなんでも実現できることを証明したい。パキスタンでもどこでも、私は心から人のためになることがしたいのです」と語るサリーマさんは、故郷を追われた少女たちの教育の推進に取り組んでいます。
私たち人間は誰でも夢を持ち、追いかける権利を持っているはずです。
そして、その夢に向かう選択肢を選ぶ自由が存在しているべきではないでしょうか?
そこに、性別、人種、年齢は関係ありません。
ですが、アフガニスタンのように不安定な情勢が長く続いている場合、私たちの中で「またか」と当たり前のことのように受け止めてしまい、「興味」や「関心」ましてや「支援」は届きにくくなります。
アフガニスタンの「彼女」のために、日本からのアクションで一緒に支援しませんか?
一人の力では難しくても、二人、三人、と支援の輪が拡がれば、世界は変えられる。
わたしたち「WOMEN+BEYOND」のクラウドファンディングへのご協力を、是非周囲の方々にもお声がけいただけますと幸いです。どうぞお力をお貸しください。
よろしくお願いします。