はじめに・ご挨拶
はじめまして!おててさっかと申します。
私たちは子ども向け創作体験イベント「おててさっか」を運営、制作している、大学生クリエイターチームです。
私たちは株式会社丸井グループ及びライフイズテック株式会社が開催する新規事業創出プログラム『Future Accelerator Gateway』に参加したことをきっかけに、1人でも多くの子どもたちに、ものづくりのワクワク、感動を届けたい、というコンセプトのもと、現在は10人の現役大学生で活動をしています。
私たちと、私たちが描く未来について、より詳しいことが知りたい方は、こちらのサイトをご確認ください。
基幹運営メンバーはこちらとなります。
- ・田中悠生(東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科在学中)
- ・堀田優羽(東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科在学中)
- ・染谷若那(成蹊大学経営学部総合経営学科在学中)
- ・須古純平(デジタルハリウッド大学デジタルコミュニケーション学部デジタルコンテンツ学科在学中)
- ・武井星(東京都立大学システムデザイン学部インダストリアルアート学科在学中)
このプロジェクトで実現したいこと
私たちは子どもたちに、ものづくりに触れて創造性豊かに育ってほしい、そして作った作品と自分の個性・自分の「オリジナル」を誇りに思って欲しいと願っています。
その最初の一歩として、子どもが思う存分、創造力と想像力を発揮して、自分だけのオリジナル絵本を制作することができる環境を制作しています。これを実現するためには、
1. 現在、マルイ各店舗で開催しているイベント「おててさっか」
2. 新規制作中の絵本創作キット「もっく」
こちらの制作、運営に必要な初期費用が必要になります。今回は、その費用をご支援いただきたく、クラウドファンディングにチャレンジいたしました。
最後までご覧いただけますと幸いです。よろしくお願いします!
1.イベント「おててさっか」とは
おててさっかは、子どもたちが自分自身の「おてて」を使って、遊びながらオリジナルの絵本を作る体験型イベントです。
〜おててさっかの流れ〜
①物語の主人公となる絵を描く!
②描いた主人公が画面のなかで動き出して、物語が始まる!
③手元にあるブロックを使って、物語を作る!
④カードにクレヨンで色を塗って、物語の世界を自分の好きな色に染めあげる!
⑤最後にオリジナルの絵本がもらえる!
詳しくはこちらの動画をご覧ください!
おててさっかを制作した理由
「1人でも多くの子どもたちに、ものづくりの感動、ワクワクを届けたい」
*
私たちチームメンバーは全員、「ものづくり」が好きなクリエイターです。
ものづくり、と一言に言っても、それは造形工作であったり、プログラミングであったり、イラストであったり、メンバーが得意とするジャンルは様々です。
小さな頃からものづくりに触れながら育ってきた私たち。 この技術力を活かし、私たちだからこそできることを考えたとき、「私たちが経験してきたものづくりの感動、ワクワクを、子どもたちにも届けたい」という思いが芽生えました。そんな気持ちを源泉に、「おててさっか」は誕生しました。
おててさっかの歩み
私たちは2022年1月に本格始動し、同年2月上旬に、丸井本社にて最初の体験会を開催しました。 こちらは初期のプロダクトです。
親御さんから頂いたフィードバックや遊んでくれた子どもたちの感想をもとに、プロダクトや体験内容の改良を重ね、2月中旬にマルイシティ横浜にて初めてお客様に向けたイベントを開催しました。
しかし、4日間開催し、遊んでくれたのはたったの十数人。大成功とは言えない結果でした。
私たちは話し合いを重ね、第1回イベントの改善点を洗い出し、どうすればより多くの子どもたちに体験を届けることができるのかを考えました。
そして横浜でのイベントから1週間後、マルイファミリー溝口で第2回イベントを開催しました。
Instagramでの広告や予約制での実施、空間デザインの修正、もちろん体験内容のアップデートと、たくさんの新要素を盛り込んだ第2回は、4日間でお子様100名以上に体験して頂けた、大人気イベントとなりました。
日曜日は予約枠がすべて埋まるほどの盛況ぶりで、たくさんの子どもたちがおててさっかを心から楽しんでくれる様子に、本当に嬉しくなりました。
実際に子どもたちからは、「楽しかったからまた来る!」と言ってもらえたり、保護者の方からも「是非また開催してください」と言っていただいたりと、多くの方から反響をいただきました。
その後、2022年8月にも8日間、北千住マルイとマルイファミリー溝口で開催し、計132人のお子様に体験していただくことができました。リピートしてくださった方もたくさんおり、なんと4回、リピートしてくださった方もいらっしゃいました。
これらイベントを経て、おててさっかをより多くの子どもたちに届けたい、この事業をなんとしてでも継続したい、そんな強い想いが私たちに生まれました。
おててさっかの現在
イベント版おててさっかは、現在基本料金1000円で開催しており、人件費0、会場費をマルイ店舗に負担していただく形で、ぎりぎり開催できている状態です。イベントを継続するためには、マネタイズを改善し、新たにビジネスモデルを立てていくことが必要となります。
また、イベントだけではこの体験を届けられる範囲に限界があり、もっともっと多くの子どもたちに、気軽におうちでも創作できる機会を届けたい!という思いから、新たにサービスを開発することを決意いたしました。
そのために開発を進めているプロダクトが、絵本創作キット「もっく」です。
2.絵本創作キット「もっく」とは。
絵本創作キット「もっく」は「手のひらの中に創造体験を」をコンセプトに、木製ブロックとARアプリを使って、小さなお子様が1人でご自宅でも、オリジナルの絵本を作ることができるキットとなります。現在はプロトタイプ制作までは完了しており、現時点での概要を紹介させていただきます。
キットを購入して箱を開けると、木製のブロックたちがお出迎えしてくれます。「もっく」の一つ目の遊び方は、この木製ブロックをおもちゃとして遊ぶことです。「もっく」のブロックは、子どもが触りたくなる可愛らしいデザインと形状で作られています。さらに木製であるため、匂いや触り心地など、子どもが五感を使って遊びやすく、のびのびと想像力を育むことができます。
そして「もっく」の2つ目の遊び方は、スマホアプリを使って、実際に絵本作りを行うことです。
先ほど紹介した木製ブロックは、実は単なる木製ブロックではなく、ある仕掛けがあります。このブロックをアプリで読み込むと、AR上でブロックに対応したキャラクターや物体を登場させることができるのです。
この機能を利用し、絵本の舞台を作っていきます。そしてそれを写真に収め、絵本の1ページとして記録していきます。
(↓以下は開発中の画面です)
サイズを変えたり、、
世界を作り込んで、構図を考えたり、、
遊び方は子どもそれぞれですが、子どもの思うがままに、絵本の世界を作ることができます。
また、さらにオリジナリティを加えていくための機能として、子どもの描いた絵をAR空間上に登場させる機能も実装しています。
最後には1ページずつテキストまたは音声を吹き込み、絵本の完成となります。完成した作品は、アプリ内で読み返すことが可能です。
また、有料とはなりますが、アプリで作った作品を印刷することができる仕組みも製作中です。
子どもの絵の自動切り抜き機能や呼び出せるキャラクターの種類数など、まだまだアプリとして改善すべき所は多々ありますが、より子どもたちが楽しく遊べる内容にすべく、現在も日々開発を進めています。
「もっく」試遊会開催!
実際に2023年2月11-12日に、8名のお子さまとその保護者様を対象に、「もっく」とアプリの試遊会を行いました。
参加してくれた子どもたちは、私たちが想像していた以上に夢中に取り組み、体験時間めいっぱいを使って「もっく」とアプリを遊んでくれました。
実際に子どもに遊んでもらうことで、どこが面白いと思ってもらえるのか、どこが子どもにとって難しく感じる部分なのか等を知ることができ、サービスの改善のための貴重な声を聞くことができました。
また保護者様からは、
「子どもの楽しい姿を見れて、親も楽しい気持ちになれる素晴らしいサービスだと思いました。」との声や、
といった数々の肯定的なご意見をいただきました。
「もっく」のこだわり
木製ブロック×AR×絵本作りという仕組みが我々の一番のこだわりとなります。
私たちがものづくりの中で大切にしていることの一つに、「アナログ×デジタル」のコンセプトがあります。現代社会の特徴として、YoutubeやNintendo Switchなど、子どもがデジタルに触れる時間が増えてきています。それ自体は悪いことではないのですが、私たちは、クレヨンを使ったお絵描きや、木でできたおもちゃを触って感じる温かみなど、五感を使うアナログ要素だからこそ育つ感性を大切にしてほしいと思っています。これは、デジタルコンテンツの普及とともに育ち、アナログとデジタルのどちらも経験し、どちらも大切にしてきた2000年代生まれの大学生クリエイターの私たちだからこそ言えることでもあります。
だからこそ、アプリだけで完結する遊びでなく、木製ブロック×ARアプリという現実とのインタラクションを大切にする仕組みを大切にして、制作を進めています。
木でできたブロックを使っておままごと的に想像力を伸ばし、アプリを使って想像したことをAR上で組み立てて創造力を伸ばしていく。それこそが、私たちが「もっく」で子どもたちに届けたい体験になります。
このプロジェクトで実現したいこと
長くなってしまったため、重ねてこのプロジェクトで実現したいことをまとめさせていただきます。
私たちは、子どもが思う存分、創造力と想像力を発揮して、自分だけのオリジナル絵本を制作することができる環境を作りたいと思っています。
そのために、
1. 現在、マルイ各店舗で開催しているイベント「おててさっか」の発展
2. 新規制作中の絵本創作キット「もっく」の制作
のための費用が必要となります。
今回のクラウドファンディングは、その費用をご支援いただきたく、開催いたしました。
資金の使い道
1.現在、マルイ各店舗で開催しているイベント「おててさっか」の
- ・モニターや、プリンター、PC等の機材代
- ・イベントを開催する際にかかる運営費、開催費
- ・体験の向上のための新技術、機能の開発費 等
2.新規制作中の絵本創作キット「もっく」の
- ・販売できる品質にするための、ブロックやアプリ等の開発費用
- ・販売する際に、工場生産するための初期コスト 等
上記に必要なコストに充てさせていただきます。
また、リターンの製造費、発送費、CAMPFIRE手数料にも充てさせていただきます。
私たちは大学生かつ、すべての開発を自分たちで行っているため、資金に困る局面が多々あります。イベントの際には、マルイ様よりイベントスペースとモニターをお借りし、運営に必要なpcはそれぞれのものを持ち寄り、プリンターはメンバーの実家のプリンターを持ってくるなど、本当にギリギリで賄っている状態です。皆様からご支援をいただければ、我々もより、学生期間、そしてその後の期間を賭して、未来の子どもの創造性を支援するおててさっかというプロジェクトに打ち込むことができます。
多くの皆様からのご支援を賜りますよう、心からお願い申し上げます。
最後に
私たちは、思う存分にものづくりを楽しんで、オリジナルを作ることができる場所をこれからも作っていきます。そして、子どもたちが作った「オリジナル」を誇りに思えるように、全力で褒め、その輪を広げていきたいと思っています。それには、皆様のご協力が不可欠です。
一緒に、子ども達の未来を応援しませんか?
<募集方式について> 本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る【御礼】クラウドファンディングが終了しました。
2023/05/20 18:25こんにちは!おててさっかの堀田優羽です。大変遅くなってしまいましたが、私たちおててさっかのクラウドファンディングの報告をさせていたきます。【支援額について】多くの皆様の温かいご支援のおかげで、533,000円という素晴らしい成果を達成することができました。いただいたご支援を一銭たりとも無駄にしないよう、今後もメンバー一同尽力させていただきます。【ご支援者の皆様へ】クラウドファンディング期間中、私たちの活動に共感し、応援してくださった50名のご支援者の皆さま、本当にありがとうございます!皆様のご支援のおかげで、今後もおててさっかは活動することができます。リターン品についても、現在順調に準備を進めております。6月中のお届けを予定していますので、お楽しみにお待ち下さい!【ご支援の使途】皆さまからいただいたご支援は、現在準備中の新しいプロジェクトの立ち上げ費用や、広報活動の強化などに活用させていただく予定です。【今後の展望】今回のクラウドファンディングは、私たちの活動にとって大きな励みとなりました。皆様のご支援により、私たちは新たな活動を展開し、より多くの子どもたち、そしてその保護者の皆さまに、素晴らしい体験を提供することができます。今後も皆様の期待に応えるべく、努力を惜しまず活動を続けてまいります。【最後に】改めて、私たちのクラウドファンディング活動にご支援いただきました皆様、本当にありがとうございました。これからも、私たちおててさっかの応援、よろしくお願いします! もっと見る
30万円を突破いたしました
2023/03/04 14:22こんにちは!おててさっかの須古純平と申します。私たちおててさっかは、3月1日の午前10時にクラウドファンディングを開始し、なんとすでに30人の方にご支援いただき、ついに、300000円を突破いたしました!!ご支援いただいた皆様、本当にありがとうございます。また、SNSで拡散していただいたり、身近な方に紹介してくださったりと、たくさんの方に応援していただき、今の現状があります。これまでも、今も、たくさんの方に支えられて今のおててさっかがあるのだと、再び気付かされました。改めまして、おててさっかに関わり応援してくださった皆様、本当にありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いいたします。さて本日おててさっかは何をしているのかと言いますと、マルイ北千住にて、3月3日-5日で開催しているイベントの運営を行っております!今回のイベントでは、お話を作るデバイスと、それにまつわるシステムを一新しようということで、東京都立大学の設備を利用し、レーザーカッターやShopBotを使用して木を切ったり、デバイスを作ったり、UnityやPythonを用いてイベントのシステムを作り直したりしていました。ものづくりって大変ですね。だからこそ楽しいし、感動するのだとも思います。私たちがものづくりを楽しんでいるからこそ、子ども達にものづくりの楽しさを伝えられるのだということを、忘れずにこれからも邁進していきたいと思います。イベントは、明日3月5日まで北千住マルイで開催しております。ぜひ、現地でイベントにもお越しください!! もっと見る
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