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視覚障害者が、初めていく場所でも一人で歩ける世界を実現したい!

自動運転技術を応用した、視覚障害者歩行サポートのスマホアプリ「EYECAN」を開発しています。障害物や信号をアプリが検知して音声でお知らせしたり、GPSより精度の高い位置情報で正確にナビゲートします。視覚障害者の移動の問題を最新テクノロジーで解決していきます!

現在の支援総額

469,000

1%

目標金額は30,000,000円

支援者数

28

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2022/04/28に募集を開始し、 28人の支援により 469,000円の資金を集め、 2022/06/30に募集を終了しました

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自動運転技術を応用した、視覚障害者歩行サポートのスマホアプリ「EYECAN」を開発しています。障害物や信号をアプリが検知して音声でお知らせしたり、GPSより精度の高い位置情報で正確にナビゲートします。視覚障害者の移動の問題を最新テクノロジーで解決していきます!

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【新着情報】
2022/05/06 ブラインドサッカー日本代表の佐々木ロベルト泉さんから応援コメントを頂きました。

はじめに

「白杖では、半径1m以内という非常に狭い場所しか把握できません。白杖を使って行ける場所は、以前行ったことのある場所か、記憶している場所だけなのです。私は歩くことが好きで、本当はもっと様々なところへ出歩きたいと思っています。」 筑波技術大学で学んでいる視覚障害を持った学生の言葉です。

視覚障害をもつ筑波技術大学の学生(写真中央)とEYECAN開発中の様子視覚障害をもつ筑波技術大学の学生(写真中央)とEYECAN開発の様子

視覚障害者が初めての場所に行く場合、友人や家族、ガイドヘルパーに案内をしてもらう必要がありますが、なかなかタイミングが合わないことや周りへの申し訳なさから、挑戦することを諦めてしまう方も多いようです。また、盲導犬の不足や、感染症対策で他人に手引きを頼みにくいなど、移動の支援体制が十分ではない現状があります。

視覚障害者が抱える移動の不安出典:日本眼科医会研究班報告2006~2008 日本における視覚障害の社会的コスト

ロボットを開発する私たちZMPは、この問題を解決するために自分たちのテクノロジーを活用できないか考えました。ロボットは、カメラやセンサーを使って周囲の状況を把握しながら、三次元デジタルマップを使って自律的に移動することができます。同じことを誰でも入手できるスマートフォンに実装することができれば、周囲の環境変化を捉える「目」として視覚障害者の自立した歩行を支援することが可能となります。この考えを実現するために「EYECAN」プロジェクトを立ち上げました。

ロボットが行っている認知や判断をスマホで行う

2001年創業、2008年から自動運転開発をしています。「Robot of Everything」を掲げ、生活圏や物流現場で活躍する自律移動ロボットを提供しています。                           宅配ロボ「デリロ」 人が歩くスピードで街をスイスイ移動

視覚障害者歩行サポートアプリ「EYECAN」のコンセプト

1. かんたん、スマホだけ
ユーザーがEYECANを使うために必要なのはスマートフォンだけです。他のデバイスや機器を身につける必要はありません。また、道路や建物にもセンサーやビーコンなどを設置する必要はありません。


2. 高精度の位置情報
EYECANの位置管理は、自動運転用の高精度三次元デジタルマップと、自己位置推定(自分の場所を特定する)技術を使います。既存のナビアプリではGPSが使われることが多いですが、誤差が大きかったり、屋内など環境によっては使えないことがあります。これと比較して、自動運転の位置管理技術は非常に精度が高く、正確なナビゲーションを可能とします。

自動運転を支える三次元デジタルマップ技術

3. リアルタイムの物体検知
安全でスムーズな自律移動には、人や自転車などの障害物や、信号などのリアルタイム検知が必要不可欠です。ZMPでは歩道を移動する歩行速ロボットを開発しており、人が移動する環境の認識技術が揃っています。

自動運転を支える物体検知技術

視覚障害者の社会参加を推進する「筑波技術大学」とのパートナーシップ

EYECANは、ZMPと筑波技術大学の共同プロジェクトです。筑波技術大学は視覚と聴覚に障害がある学生のための国立大学で、障害者の社会参加を推進しています。視覚障害者向け製品は健常者の目線で作られたものが多く、当事者の声が反映されているものが少ないのが現状です。本プロジェクトでは、筑波技術大学と協力し、本当に役に立つ、使いやすいアプリを提供していきます。視覚障害を持つ学生もインターンで参加しています。

【インタビュー動画】#01 筑波技術大学 教授


【インタビュー動画】#02 筑波技術大学 修士課程


【インタビュー動画】#03 株式会社ZMP 開発リードエンジニア


【インタビュー動画】#04 株式会社ZMP 代表取締役社長


 

EYECANの使い方のイメージ

1. 現在地の特定
使いたいエリアに行ったらEYECANアプリを起動します。スマートフォンのカメラを前に向けることで、自動的にEYECANアプリが現在地を正確に特定します。

2. 目的地選択
「現在地付近」「登録した場所」「目的地検索」から目的地を選択します。VoiceOver機能を利用します。

3. ガイド開始
ルートが自動で生成され、案内がスタートします。人や物体が近づくと音で知らせてくれるので、安心して目的地まで行くことができます。

※対象端末:初期段階ではLiDARスキャナ機能搭載されているiOS端末(iPhone13 Pro, iPhone12 Pro)を予定しております。

  

今回、クラウドファンディングで集める資金は、主にEYECAN の開発に必要な設備費、アプリ開発費、初期エリアのマップ構築費、広報費、手数料に使わせていただきます。支援金の一部は、品質向上のための初期お試しユーザー運用費にも使用されます。たくさんの方に参加いただき、一緒に良いプロダクトを作っていきたいと考えています。支援金の額に応じて、1年間無料で参加いただけるユーザーの数が増えていきます。※初期お試しユーザーの募集はサービスリリース時にウェブサイトで告知いたします。

初期エリアについて
EYECAN はファーストステップとして、「佃・月島・晴海・勝どき・築地・明石町・東銀座・銀座」のメインストリートを順次開発予定。ご利用者の状況(ご希望の多い地域など)に応じて、エリアを広げていきたいと考えています。

エリアを拡大していきますのでお楽しみに

4月下旬:クラウドファンディング開始
5月下旬:開発中のEYECAN 先行体験イベント開催予定
6月30日:クラウドファンディング終了
7月〜12月:リターンの配送開始
8月頃:EYECAN 試作体験会(東京都中央区を予定)
年内:EYECAN サービス開始予定

EYECANプロジェクトにご支援頂いた方には、プランによって下記のようなリターンを準備しています。詳しくはリターンの詳細をご覧ください。

プランの種類
・「シンプルにプロジェクトを応援!」(3種類)
・「EYECAN Familyとして開発を応援!」(2種類)
・「法人向けプラン」
(プランや支援金額によってリターン内容が異なります)

リターン一覧
・ZMPオリジナルグッズ(ロボットステッカー、EYECANリストバンド)
・御礼のお手紙
・開発段階をDM報告
・EYECAN利用者から感謝のメッセージ
・EYECAN試作体験会招待(8月に東京都中央区で実施予定。一人乗りの自動運転ロボット「ラクロ」の試乗も出来ます。免許不要です。)

<法人向け>
・企業、自治体、学校、非営利組織様など向けに、ご希望の1フロア(室内、500㎡以内)の3Dマップをとり、EYECANを使用できるようにします。複数のフロアなどご要望に応じて個別相談を承ります。

 

ご支援のおねがい

私たちは視覚障害者が安心して移動できる世界を実現したいと考えています。今まで訪れたことのないお店や観光地に、自分の好きな時間に行ける、自由な移動の実現を目指して。

みなさんの応援よろしくお願いいたします。


最新の活動報告

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  • 今週の月曜日(6/6)にEYECANのテストを行いました。今回はゲストに、ブラインドサッカー日本代表の佐々木ロベルト泉さん(写真の方)をお招きし、実際にEYECANの感想を聞きました。結論として、「EYECANは使いやすい」と、お褒めの言葉を頂きました。しかし、「こういう機能が欲しい」といった要望も頂いたので、まだまだ課題があります。EYECANのルート生成、音声による案内、現在位置の特定などEYECANの機能が十分に機能されロベルトさんもサポートなしで歩行されていました。これからもEYECANの開発を進めてまいります。 もっと見る

  • お世話になっております。先週の木曜日(5/26)にEYECANのイベントを福岡で行いました。当日は、来場者の方、4,5組にEYECANを体験して頂きました。また、このイベントで、EYECANの信号認識のテストを行いましたが、無事、EYECANの信号認識の有効性が確認できました。これからもEYECANの開発に邁進してまいります。ありがとうございました。 もっと見る

  • みなさま日頃より、EYECANプロジェクトの応援ありがとうございます。この度、EYECANが日経のメディアに掲載されました。ご報告致します。「ZMP、視覚障害者向けナビアプリ 実証実験へクラファン」のタイトルで掲載されました。これからも、応援のほど宜しくお願いします。 もっと見る

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