こんにちは。フヂイエンヂニアリングの小林です。いよいよ当プロジェクトも最終日となってしまいました。ご支援くださった皆様、ありがとうございます。より良いものをお届けすべく、今工場では一生懸命量産前試作をしております。少しでも雰囲気が伝わればと思い、映像をまとめました。自社工場にてボディの型作り、成型、溶接、塗装、組み立て、何でもやります。鈴鹿でのものづくりの様子をご覧ください。
電動バイク の付いた活動報告
こんにちは。フヂイエンヂニアリングの小林です。3日間に渡って公開してきた、「知らないと怖い電動キックボードの特徴 PART3」をアップロードしました。今回は電動キックボードの特徴として、重心位置の高さについてお話ししています。バイクや自転車とは大きく違うポイントの1つなので、是非ご理解いただきたい部分ではあります。こういった背景があり、私は電動キックボードでスピードを出して乗る際には、重心位置を落とし少し構えて乗るようにしています。ちょっとした心がけと意識の持ち方、慣れで防げる転倒ばかりです。新ルールが施行されるまでに、できる限り多くの方に、体感していただきたいなと思っております。今後当社では試乗イベント等企画して参りますので、是非ご参加いただけますと大変嬉しいです。分かりにくい点等ございましたら、お気軽にご質問をお寄せください。
こんにちは。フヂイエンヂニアリングの小林です。昨日に引き続き、「知らないと怖い電動キックボードの特徴 PART2」の動画をアップロードしました。今回は実際に段差を用意し、乗り越えてみるという実験をしたので、その様子を見ていただければと思います。小径タイヤであることは、手軽にちょい乗りしたり、車に乗せたりということに関して大きなアドバンテージがあります。しかし同時に路面の状態から大きな影響を受けるということを頭に置いておいていただく必要がございます。簡単な段差を作り、低速で通り抜けてみても十分実感できるので、今度試乗会などでそのようなコーナーも作ってみたいと考えています。是非ご覧ください。※音声にノイズが入ってしまい、一部聞こえにくい部分がございます。
皆さん、こんにちは。フヂイエンヂニアリングの小林です。クラウドファンディング期間もいよいよ残り僅かとなってきてしまいました。私たちは毎日忙しく、製作作業に勤しんでいます。その様子もまたお見せできればと考えています。今回は「知らないと怖い電動キックボードの特徴」と題して、動画を作りました。「電動キックボードは便利で楽しい! 」のは間違いないのですが、反面どんなものでもそうであるように、リスクもあります。「リスクを正しく知り、学び、訓練し、上手に活用する」それが何より大切なことだと思います。私たちは電動モビリティのメーカーではありますが、何よりもユーザーさんに安全に楽しく使っていただきたいので、誤解を恐れず敢えて怖い部分も洗いざらいお伝えしようと思います。まっ平で、綺麗な道路ばかりであればこのようなことはあまり考えなくても良いのですが、実際の公道は路面状況が悪いところも少なくありません。ひび割れ、轍、穴、段差など、自転車やバイク、自動車では何も気にならず走れていた道路の障害が、電動キックボードのようなモビリティにとっては大きな落とし穴になることがあります。今回動画の中でお見せしている路面の写真のほとんどは、当社の工場の周りで撮りました。小さい半径内でもこんなに状態が悪いところがあるんだ!と驚きました。このようなモビリティに興味のある方には全編見ていただきたい内容となっております。長い動画になってしまったので、PART1、PART2、PART3に分けて、今日から3日間アップロードしていきますので、是非ご覧ください。
こんにちは。フヂイエンヂニアリングの小林です。クラファンページで伝えきれなかった「PUFFINのここがすごい!!」について、執筆していこうと思います。第一回目の今日はモノコックボディについてです。---------------------------------------------【モノコックボディとは?】市販の自動車のボディ構造は大きく2通りあります。ラダーフレームボディとモノコックボディの2種類です。ラダーフレームボディははしご状のフレームにボディが載っており、堅牢性が特徴的な構造です。(現在もスズキのジムニーなどの車種はこの構造を採用しています。)それに対しモノコック構造は骨組みがなく、フレームとボディが1つになっており、軽量性が特徴的な構造です。---------------------------------------------フヂエンが電動パーソナルモビリティ事業をスタートした、2019年より3年もの月日が流れました。この間世界のみならず日本の市場は多くの電動キックボードで溢れるようになりました。そこで今回のPUFFIN開発の取り組みでは、敢えて皆さんの想像する「電動キックボード」から少し離れて、オリジナルのモビリティを作りたいと考えるようになりました。そこで現在の電動キックボードの課題を挙げてみました。・物を入れる場所がない-コンビニで買ったドリンクを入れる場所がどこにもない。-携帯が義務付けられている「標識交付証」(車でいう車検証のような立ち位置の書類です。)や「自賠責保険証書」を入れる場所がない。・性能が高いと重い、軽いと性能が低い-強いパワーを出せるモーターを選定すると重い-航続距離を長くすると重い※20kg程度の重さに抑えないと、車に乗せるのがしんどい...以上のような課題を解決したいと考えるようになりました。PUFFINの車体構造を考えた時に、電動キックボードでよく採用されているパイプフレーム構造は低コストで高強度という特徴があり、取り入れやすい側面がある一方、形状的にものが入れられないという制約があります。また重くなってしまうというデメリットもありました。そこでグラスファイバー(ガラス繊維)の素材を使い、モノコック形状で作ってみようと考えました。60年程前にコーリー・チャップマン(自動車産業に強い影響を与えたイギリス人デザイナー、発明家、製造者、F1ドライバー )がロータスのエリートという自動車をグラスファイバーで作ろうと試みましたが、狙ったような性能・製造性には到達ができなかったという歴史があります。しかし年々樹脂技術も上がっており、今であれば可能かもしれないという考えでした。モノコック形状の試作をする中で、ものを出し入れするために開口部を広くすると強度が落ちることが分かってきました。そこでグラスファイバーに限らず、コア材やカーボン(炭素繊維)素材を複合的に使用することで、より強度を高めることにしました。電動パーソナルモビリティでこのコンポジットモノコック(複合素材モノコック)フレームを使うというのは、今後モビリティを作っていくのにあたり、課題解決への1つのキーテクノロジーになると考えています。とにかく低コストで作ろう!という方向性にふるのであれば、中国で売っているアルミの押し出し材を使う(量産性は高いものの、デザインの制約は大きい)という方法もありますが、私たちは日本でのものづくりにこだわりたいので、敢えてそういう考え方はやめようということで、このグラスファイバーモノコック形状を採用することに決めました。今回はモビリティで大切なボディのお話しでした。専門性の高い内容となってしまい、少し分かりにくい部分もあったかもしれません。ご質問がございましたら、当社のお問い合わせメールや、CAMPFIREのメッセージ・質問欄にてお気軽にお問い合わせください。次回は足回りについて解説をしていこうと思います。引き続きよろしくお願い致します。