こんにちは!早いもので、本日で5日目が終了しました!残り日数は16日です。高橋です。
先日、川をのぞむ古民家「小川まちやどツキ」の紹介をしましたが、本日は「小川まちやど三姉妹」を皆さんに詳しくご紹介できればと思います!
目次
1. 三姉妹の誕生
2. アトリエオープンと宿の改修
3. 北裏St.の仲間との挑戦
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1. 三姉妹の誕生
三姉妹は、2021年8月に民泊施設として、オープンしました。こちらは、高橋とご近所さんたち個人の集まりで準備と申請をしてできた宿です。運営もそのメンバーで行ってきました。
ツキが2019年9月にオープン。コロナ禍ではありつつ、だんだんと認知が広まり、休日や祝日には予約が複数件入ることもできてきました。
また、小川町の移住希望者が増えたタイミングでもあったので、ツキに数ヶ月滞在したいという声も出てきて、1日1組限定のツキ以外にもう一軒似たような宿泊施設がほしいと思って紹介していただいたのが、三姉妹となるこちらの建物でした。
築年数はおそらく90年ほど。医者や金融業の方など、お金持ちが居を構えていたという北裏通りに面した2階建て民家。
玄関を入ると、円窓や珍しい金具がついたちょっと凝った建具など、面白い建物でした。
なんでも、お妾さんが生活をしていたのが最初なのだとか…?両隣と並んで3軒、まるで三姉妹のような可愛らしい見た目をしていたため、第一印象からすぐに「三姉妹」と呼ぶようになりました。
大家さんも丁寧に修繕を重ねてくれていて、外壁の板も、まるで当初の板と馴染んでいます。
2. アトリエオープンと宿の改修
こちらの建物を宿とするときに、小川町のお宅に眠る着物や浴衣などの生地をリメイクして服や雑貨を作りたいんだというYさんが、1階の玄関側の8畳をアトリエ「isoco」として使ってくれることが決まりました。
ミシンや、裂織り用の機織り機などが運び込まれ、今ではオープンアトリエやセミオーダー会が開かれるなど、三姉妹の顔となっています。
そこのアトリエ部分を除き、宿部分は少し内装に手を加えました。
まずは、ダイニングを広くするために押入れを外し、床と壁を貼ることで居室化。これから壁を塗るか、壁紙をはるか?まだ考え中というところではありますが、だいぶ便利になりました。
また、階段部分は土壁の補修のために壁紙がパッチワークのように貼られていましたが、それを剥がして穴埋めをし、塗料を塗りました。これから何度か塗り重ねて行くことで、しっくい壁のような元の建物に馴染む質感になっていったら良いなと思います。
最後に、スペースが大きい玄関には透明掲示板を設置しました。
駅からも商店街からも近い三姉妹で、イベントや求人情報などを書いたり貼ったり、ちゃんと更新していきたいです。
2階のベッドは、近くの建材屋さんで木製パレットを譲っていただいてできました。
3. 北裏St.の仲間との挑戦
実は、三姉妹の手前を曲がると、すぐに、プレオープン中の「小川まちやどジットハウス」およびバー「TRANSIT」、「スタジオ&スペース140」が入ったビルが見えます。
その分かれ道に立った「北裏St.」の看板。ご近所のお店同士で、北裏通りに親しみを持ってもらいたいと、つくったチーム名です。
三姉妹を通り過ぎるとすぐにカレーの名店「小川ぐらしの茄子おやじ」(の裏口)、駅前通りから曲がる角には、天ぷらもカツもうどんも美味しい「めし処 一力」があり、実はこのエリアだけでも、色々なジャンルのお店が楽しめるんです。
9/19(月)敬老の日には、「北裏フェスティバル22」という北裏通りを通り過ぎながら、要所要所で立ち止まって楽しんでもらうような催し物をやってみたいと計画中。距離的には少し離れますが、同じ北裏通りで頑張っている「旧比企銀行」も会場となります。
昨日、チラシが届いたので、ここから挨拶にまわって町内にお知らせをしていく予定です。
また、このご近所の中で、新たにバンドも結成!作詞作曲をして2曲、催しもの内で披露するためにコツコツ練習を重ねています。
お近くの方はぜひ、会場である北裏通りに遊びにいらしてください。
<おまけ>
三姉妹について取材してもらった動画があるので、中の様子など気になる方は、ぜひこちらご視聴ください!