暑い日が続きます。いっきに夏となりました。巷では扇子の売り上げが例年の3倍と聞きました。エコ ecoである事も売上UPの要因の一つかと思われます。
当プロジェクトでもTHE 宮本武蔵's 京扇子を作りました。残暑厳しい秋口も"二刀流武蔵扇子”でセンス良く扇ぎとばしてみてはいかがでしょうか。
さて、話の本題に入ります。
今回『 魂モノつくり一 』として吉川英治 著 宮本武蔵 第一巻の表紙絵を掛け軸として作りました。その目的と理由を綴ってみようかと思います。
目的
最大の目的は、生賴範義を知っていただくために原画大かつ原画の迫力を表現した絵を飾ったリアルイベント(絵の展示を含めた)を開催する。小規模ながら少しでも生賴範義の絵の迫力を鑑賞出来る機会を作る為でした。
理由
絵を観ていただく為に額装も考えましたが、宮本武蔵のイメージからも掛け軸にした方が渋みが増して良さそうということが最初の動機でした。企画のとっかかりの部分です。
そこから掛け軸について色々と調べてみました。元々は仏教を広める為に中国から日本に渡ってきた掛け軸ですが、日本で独自の掛け軸文化が根付いていったと解釈しています。
絵画を、鑑賞したのち保管をしやすく巻物になるように表装したのが掛け軸。桐箱(湿気にも強い)に入れて保存する。汚れからも守り、日光も遮る事で絵の劣化を防いで100年先も絵を繋いでいける。
掛ける、鑑賞する、コンパクトに片づけて保管できる、そして運べる。とても合理的で日本的感覚。そしておもてなしする時に掛ける。そのような理由から掛け軸に生賴範義の絵を載せてみる事に挑戦しました。
床の間での鑑賞はもちろん...
プロジェクトページにも記載しましたが、掛ける場所として家の中はもちろん、和食、寿司屋など食事をしながら生賴範義の絵を鑑賞できると凄いだろうな。和に限らず街中のカフェ、BAR、居酒屋...宮本武蔵が放つ迫力とお店のコンセプトに合うようであれば面白いかも。是非お店のオーナーにも、このプロジェクトを見て貰えたらなと思います。
生賴範義の絵は書店・映画館・プラモデル・ポスターなど日常の中に飾られていた絵です。もしイメージ的に合いそうな店舗がございましたら情報提供をお願いいたします。その店舗に突入してみたいと思います。
当プロジェクトを成功に導いた先に
生賴範義 掛け軸ARTとして、リアルに展示したいと思っています。以前から打合せしていた店舗へ持っていきイメージを膨らませてきました。今は公表を控えさせていただきますが、必ずや1年以内には開催にこぎつけたいと思っています。(この打合せも3年前に始めて、途中コロナの影響もあり、今に至ります。)
実は高さが合うのか!?と、ドキドキでした。
セーフ!良かった!
目標額
もう少しで目標額の50%達成が見えてきました。
引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。