迎えた初戦、対戦するは富山代表、岩瀬ドラゴンズさん。
まるで合言葉のように、組み合わせが発表されてからこの日まで、「初戦勝ったら次は神宮で試合できるから、なんとしても1勝!開会式だけじゃなくて、神宮で野球させてもらおうよ!」と、コーチ陣が声かけ続け、日々の練習に取り組んで気合充分のこどもたち。
一瞬の状況判断が勝敗を分ける。野球は本当に難しいスポーツだと痛感しました。
練習中にいくら言葉で説明しても体感するまでは理解できない、というのならこの大舞台での敗戦、ここに至るまでのプロセスはこれから先、この子達の野球人生にとって、確実に貴重な経験になりました。
当日を迎えるまでのコンディション維持。長距離移動を伴う遠征試合の過ごし方。普段見慣れない立派な球場から見える景色がもたらす緊張。そして、勝ちたくても勝ちきれなかった、忘れたくても忘れられない1つ1つのプレーの記憶。
それらすべてを「もう経験してる。次は大丈夫。」と自信に変えていってくれることを願うばかりです。
そして、とてもキラキラしていた夢の舞台、もう一度ああいう大舞台に立ちたい!だからまだまだここから頑張るよ!と次の夢へのステップを踏み出してくれるキッカケになってくれたら、今回の全国大会出場は成功と言えるのではないかなと思います。
東京は今再びコロナ禍の大きなうねりの中、大会開催にご尽力いただいた全日本軟式野球連盟及び大会関係者の皆様へ、子どもたちに素敵な夏の想い出を作っていただき、厚く御礼申し上げます。
また、今日に至るまで多大なご支援を賜ったスポンサーさま、地域の皆さま、クラウドファンディングでご支援いただいた皆さま、OBOGの皆さま、チーム関係者の皆さまへは、深く深く感謝いたしております。皆さま方のご支援なくしては今回の全国大会出場はなしえなかったと言っても過言ではありません。
悔いの残らないよう頑張ってきます、と皆さまへは出発前には言っていたものの、どうしても悔いが残る結果となってしまいました。しかし、この悔いが、子どもたちが次の一歩を踏み出すエネルギーとなってくれるよう、6年生はここから残り数か月、あと僅かとなった学童野球の時間を、5年生は先輩たちが連れてきてくれた夢の舞台へ、今度は自分たちも、とチーム一丸となって取り組んでまいります。
引き続き、木津スーパーレッズを応援、ご支援くださいますようお願い申し上げます。
応援、誠にありがとうございました!