本プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます!
はじめまして。東北芸術工科大学大学院生の清水海斗と申します。
私は神奈川県に生まれ、大学は埼玉県、そして今山形で暮らしています。
地域に根付いたまちづくりに興味を持ち、現在の大学院に進学しました。
そして今年5月に大学のある山形市の道に東北芸術工科大学の学生たちで小さいアクションを行っていく「ヤマガタストリートリノベーションプロジェクト」を立ち上げ、現在19名で活動をしています!
その中で、歩くことが楽しくなるようなストリートファニチャー(道に置く家具)の制作と設置を行いたいと思います!
第一回のストリートファニチャーの設置は山形市にあるすずらん商店街で行います!
すずらん商店街は飲食街として夜はにぎわいを見せる場所です。しかしコロナウイルス感染症の影響で、お店の人は打撃を受けました、、
昨年山形市は道を車のためでなく、人の為に使う実験を行い、私も参加しました。そのなかで、私はすずらん商店街の理想の姿が見えた気がしました。
すずらん商店街という場所では、道を人の為に開き、今までお店の中に収まっていた賑わいを道に滲み出させることで、街全体の魅力が増加する。
その為の小さなアクションとして、ストリートファニチャーを作ります!
しかし、学生だけですと資金力が足りません。
また、この活動やすずらん商店街のことを多くの人に知っていただきたいという思いもあり、
ストリートファニチャーの制作にかかる材料費と加工費を、活動に興味を持ってくれる方々に支援していただきたいと思っています!
歩くことが楽しくなるような道をつくる一歩として、ストリートファニチャーの制作と設置を行います。
何の為?
すずらん商店街に歩くことが楽しくなる道をつくることで、色々な人が訪れることが増えるようになり、道のにぎわい、ひいては商店街の賑わいにつながる。
そういう風景をつくる小さな一歩としても、ストリートファニチャーを置くというアクションを起こしたい!
そのための支援を皆さんにお願いしたいと思っています!
山形駅の東側に位置し、「すずらん通り」、「すずらん街」と呼ばれるすずらん商店街(大手門通りすずらん商店街)。かつてはスズラン型の街灯があったことからその名がついたそうです。
この街並みは、昭和27年に都市の不燃化のため「耐火建築促進法」により作られた「防火建築帯」で、短い建物が立ち並び、高さも統一されている、かわいい街並みです。
昭和30年代は八百屋などの日用品を扱う小売店がほとんどでしたが、後継者不足などの影響で、一時期シャッター商店街になっていました。そして現在は飲み屋を中心とした飲食街が軒を連ね、夜にはサラリーマンや学生で賑わいを見せて居ますが、日中は活気が少ない場所です。
国土交通省は「居心地が良く歩くのが楽しくなる街」を増やすためにウォーカブル推進都市を全国で募集し、山形市は2020年3月に加盟しました。
*ウォーカブルとは:人口減少や少子高齢化が起こっている中、都市の活気を取り戻すために、歩きやすい街をつくり、「偶然の出会い」や「リアルな繋がり」を生み出そう!というものです。
キッカケは「Park(ing)Day2021 YAMAGATA」というものに実践者として参加したことです。
一日だけ路上駐車空間と歩道の一部にくつろげる、緑あふれる公園のような空間を作り、自分たちもできた空間を楽しもう!ということで、本を読んだり、会話したり、お弁当を食べたりしました。
やはり外で過ごすことは心地よい、多くの人の日常の活動を見ながらボーっとできる。すずらん商店街という魅力的な建築帯のある場所は、どこにでもある風景ではないので、貴重な空間体験でした。
しかし、すずらん商店街にはベンチなど滞在できる場所はとても少なく、日常的に外で過ごすという人は珍しい。
なのでそこでは、「この人たちなにしているんだろう」というように、不思議がられているように感じました。
その後「すずらん通りまちづくり勉強会」というものに参加させていただきました。そこで、すずらん商店街でカフェを経営している人から面白い話を聞くことができました。
「毎日ベンチを出して置いていたら、雪降った日にバスを待っているおばあちゃんがスッて座っていて、ずっと置いてあることで、違和感なく座っていいものだと思ってもらえるだろうなって思った。」
「ずーっとあり続けることで、日常に変わっていく」
また、街にストリートファニチャーという滞在場所が増えることで、散歩や、道での会話の機会が増える、そして今までお店の中で納まっていたにぎわいを道に滲み出させることができる。
商店街自体の魅力も上がっていくのではないだろうか。
そう思った私はストリートファニチャーを日常の風景にするためのプロジェクトを立ち上げ、まちのために楽しんで活動してくれる学生を集めました。
*「Park(ing)Day 」とは、 「年に1日、路上駐車スペースを小さな公園に変えてみよう」というサンフランシスコから始まったムーブメントで、日本では「ソトノバ」というところが主催で行っています。
プロジェクトのメンバーと話し合い、どうすれば道の居心地が良く、楽しくなるかを話し合いました。
そして、座るという機能だけでなく、
・東北芸術工科大学のアーティストの展示を気軽にできるものは?
・アーティストにペイントしてもらうのはどうかな?
・街を彩るような緑あふれるベンチはどうだろう、、、
・それ自体が訪れる目的になりそうなものは?
・待ち時間にちょこっと本を読んだり、パソコンいじれる仕事できる場所があったらいいな、、、
このようなアイデアを話し合い、デザインを試行錯誤しています!
仮のデザインですが、このようなものを6つほど作製する予定です。
第一回のストリートファニチャーの設置は山形ビエンナーレに合わせ行います!
山形ビエンナーレは東北芸術工科大学が主催で二年に一回行っている芸術祭で、山形のまちのなかで様々な芸術イベントが行われます。
すずらん商店街でも「屋根のない美術館-いのちの光-」としてライブアートや参加型のデジタルアート、演劇、移動式の屋台ギャラリーなど、商店街のあかりとともに様々な表現が満喫できます。
いつもの街に2000本のロウソクの絵画や100mのチョークアートなど、屋外ならではのアートを楽しめます。
その芸術祭の時にストリートファニチャーを設置し、ストリートファニチャーというものをより多くの方に知ってもらいたいと思っています。
ご支援いただいた資金は、ファニチャーの材料費、加工費に充てさせていただきます。
今回の私たちのプロジェクトの総予算は600,000円で、その内400,000円を、CAMP FIREにて支援を募らせていただきたいと思っています。
■目標金額 400,000円
資金用途・内訳
・材料費、加工費 312,000円
・リターン製作費 20,000円
・手数料(支援金額の17%) 68,000円
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
■実施スケジュール
2022/7月後半 プロジェクト開始
2022/8月中旬 ファニチャーデザイン決定
2022/8月後半 ストリートファニチャー製作開始
2022/9月 すずらん商店街に設置(山形ビエンナーレ開催すずらん通りは9/4,10,17)
2022/10月 余剰分を次回制作の資金として活用、リターン発送開始
▼サンクスレター
私たちの感謝のメッセージをメールにてお送りさせていただきます。
▼オリジナルステッカー
プロジェクトオリジナルのロゴステッカーをお送りさせていただきます。
・40mm×40mm、円形、透明。
・実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
▼オリジナルトートバック
プロジェクトオリジナルのロゴを印字したトートバック(A4サイズ)をお送りさせていただきます。
・A4サイズがすっぽり入るサイズ。
・実際にお届けするリターンとパッケージ等のデザインが異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。
・限定20個
▼コーヒー豆(200g)
すずらん商店街にあるコーヒースタンド「Day&Coffee」のオリジナルブレンド[MIX TRACK]のコーヒー豆200gをお送りさせていただきます。
▼コーヒーチケット(5杯、10杯)
すずらん商店街にあるコーヒースタンド「Day&Coffee」で使えるコーヒーチケットをお送りさせていただきます。
・Day&Coffeeさん
Day & Coffeeは、山形県山形市にある自家焙煎のスペシャルティーコーヒー専門店です。「すべての日に特別なひとときを」創ることをミッションに山形の町に寄り添い事業展開しているお店です。住所: 山形県山形市香澄町1丁目11-18とみひろビル01
▼お食事券3000円分(味の店スズランさん、マーキガルニさん)
すずらん商店街にある指定のお店で使えるお食事券をお送りさせていただきます。
・味の店スズランさん日本海直送の天然魚と魚介類!自家農野菜と山形の新鮮な素材にて豊富なメニューを取り揃えています。肉、魚(新鮮な刺身、寿司等)、野菜料理、定食、丼物、山形の郷土料理など、単品メニューからコース料理までご予算に応じ御提供致しています。住所:山形市香澄町2-10-5
・マーキガルニさん厳選して仕入れたお肉、お魚、契約農家から仕入れた新鮮なお魚たち。『まぁ、気軽に』は仕入れにこだわり、美味しい料理を作っている。それに合うお酒、ワインも厳選。どれも気軽に飲める価格にしています。住所:山形県山形市香澄町2-1-2 美装ビル1階
ご支援のリターンに商店街のお店で使えるものを加えたのは、
リターンでも商店街に貢献したい!すずらん商店街を知らない人にも訪れてもらいたい!という思いがあり、お店に私たちのやりたいことをお話させていただき、賛同してもらい、「是非リターンに加えて!」と許可をいただくことが出来ました!
▼DIYワークショップ参加券
ファニチャーのペイントや組み立てなどの作業をプロジェクトメンバーと一緒に行います。スポンジなどを使いペイントしていきます。10月ごろ実施する予定です。
※10組限定です。(参加券1枚で三名様まで参加可能です。)
場所山形市(詳細は未定です。)
交通費は自己負担でよろしくお願いいたします。
▼ネームタグ
お名前の型をつくり、ペンキでストリートファニチャーにお名前を入れさせていただきます。
・個人向け 3cm×10cm程度
・企業向け 10cm×30cm程度
ペイントしてほしいお名前(ニックネーム、企業名など)を備考欄に記載してください。
▼ファニチャー作りのアシスト
デジタルファブリケーションのShop botを活用したファニチャー製作のお手伝いをさせていただきます。
作りたい家具のイメージをお送りしていただければ、3Dデータを作成し、すぐに作れる段階までお手伝いさせていただきます。
*ご注文状況や制作工程の都合により、出荷時期が遅れる場合は早急にご連絡いたします。
■すすらん商店街振興組合 理事長 船山隆幸さん
山形の四季折々の風を感じながら歩くことが楽しくなる、年代を超えて様々な人々が集い新しい出会いが生まれる、そんな憩いの場となる街をみんなで作りませんか?
すずらん商店街では、車中心から人中心の空間への再編を目指し昨年、歩車道でのテラス営業やパークレット設置等の社会実験を行いました。
今年度は、みなさんから寄せられたご意見やアイデアをもとに、こうした居心地の良い歩道空間が日常の風景となるよう継続的に取り組んでいこうと考えております。
このたび山形の街に愛着を持ち、より過ごしやすい街にしたいと活動している方々から、街にオリジナルのストリートファニチャーを設置し、長時間滞在したくなる自由な空間を作り、憩いの場を創出したいというプロジェクトのご提案いただき、大変うれしく思っています。
こうした市民のみなさんの一つ一つのアクションが街に活気を与え、賑わいと魅力もたらす原動力であると信じております。
ぜひみなさんとともに山形をわくわくする街にして行きましょう。
■東北芸術工科大学建築環境デザイン領域教授/株式会社オープン・エー代表取締役 馬場正尊さん
僕も教鞭をとっている東北芸術工科大学の学生たちが、街のために動き始めました。
昭和の歴史的町並み、防火建築帯のすずらん街をフィールドにして、そのちょっと広めの歩道を、歩いて楽しい、人々の新たな居場所とするために、ストリートファニチャーを、街の人々と共に制作しようとしています。
山形駅からもほど近く、昼は電車待ちの学生たちが、夜は飲みに来た大人たちが、心地よくたたずむことができる空間をつくろうとしています。
実は、この通り、2階や3階には空き物件も目立ち、飲食だけではなくて居住、シェアハウスなどにも向いてると思っています。このような試みの先に、新たな街のミクストユースを誘発してくれるのではないかと期待しています。住む、遊ぶ、学ぶ、つくるが混在する風景です。
小さな家具の集積から街の風景を変えることができるか。学生たちの生き生きとした発想や行動力が、街のポテンシャルを覚醒させることができるか。
大いなる小さな実験、ぜひ協力してください!
〇東北芸術工科大学学長/現代美術家 中山ダイスケさん
新しい仲間を探して
時代は変わり、郊外の大型モールと一緒に暮らす人々が増え、山形の中心市街地は“新しい仲間”を求めています。
あの店で食べたい、から「あの街で食べたい」へ。店のファニチャーではなく、「街のファニチャー」とは?
このプロジェクトは、ただの家具作りではありません。街に集う“新しい仲間”と出会うための切実な実験なのです。
待っていてはダメです、仕掛けなきゃ。やってみたいことはどんどんやるべきです。僕も応援します。
最後までお読みいただきありがとうございます!
私は県外から来たばかりの新参者ですが、山形という街の温かさ、景色、ご飯のおいしさなどに惹かれ、まちの為に何かをしたいという思いもあり、このプロジェクトを行っています。
道に家具を置くという小さいアクションですが、街のにぎわいや、魅力の増加に貢献できるプロジェクトだと思っています。
初めての試みなので、不安な部分も多くあるのですが、まちの為にまず行動しなくては始まらないと思っています!
この積み重ねで風景が変わっていく、私たちの小さな一歩を応援してくれませんか?
私たちの思いに賛同していただけましたら、ご支援していただけるととても助かります。
よろしくお願いいたします!
-清水海斗-
プロジェクトメンバーの新田凪彩です。
現在、すずらん商店街を楽しく、居心地の良い道にするべく、メンバーとミーティングを重ね様々なファニチャーを練り上げています!!
偶然の出会いによって、いつもはただすれ違っていた人とも、我々が考えたファニチャーをきっかけに会話が広がってゆく…そんな人と人との距離が近づくことでリアルな繋がりが生まれる楽しい空間を一緒に作りませんか?
我々のプロジェクトに共感を頂ける皆様と「繋がり」を持ち、魅力を引き出す地域づくりに繋げられたらうれしく思っています。
ぜひ、私たちの活動を応援してください!
-新田凪彩-
私たちは道に家具を置き、すずらん商店街をもっと魅力的な場所にしようと活動しています。
こんなところにベンチがあったら、こんなところにテーブルがあったら、そう思ったことはありませんか?
実際にそれを実現させるのは簡単なことではなく、様々な課題を乗り越える必要があります。
しかし、このプロジェクトはその想像を現実にするチャンスです。
一緒に街を盛り上げたいという方、楽しい空間を共有したいという方が、1人でも増えてくださると嬉しいです!
-三浦楓華-
編集者:清水海斗、新田凪彩、三浦楓華
最新の活動報告
もっと見る第一回のストリートファニチャー設置を行いました!
2022/09/05 20:31昨日9/4に行われた山形ビエンナーレ、屋根のない美術館に合わせストリートファニチャーの設置を行いました!小さいお子さん、大学生、大人、親子連れ、年配のご夫婦など様々な方にファニチャーを使っていただけました!ファニチャーを居場所にしながらアートイベントを見る方、商店街のお店でテイクアウトをし、ファニチャーで楽しむ方など理想的な使われ方をしていただきました!ファニチャーを使ってくださっているご夫婦にお話を伺うと「このファニチャーがあるから飲食店でテイクアウトをしました!」というお話が聞けて良かったです!!今週土曜、来週土曜日もすずらん商店街で行われる屋根のない美術館に合わせストリートファニチャー設置を行います!ご都合のつく方は是非お越しください! もっと見る
目標金額達成いたしました!!
2022/09/05 19:53ご支援してくださった皆様本当にありがとうございます!!私自身プロジェクトも立ち上げたばかりで、クラウドファインディングも初の試みで、不安でいっぱいだったのですが、皆さんが支援してくださるたびに届く「支援者が現れました!」というメールが本当に心の支えでした!本当にありがとうございます!!プロジェクト自体はあと少し続くので、ストリートファニチャーを増やし、街の日常になるようにしていきたいと思いますので、今後とも応援よろしくお願いいたします!! もっと見る
ストリートファニチャーのアイデア講評会を行いました!
2022/08/10 17:43先日ストリートファニチャーのアイデア講評会を行いました!東北芸術工科大学の馬場正尊先生に講評をいただき、そこからブラッシュアップしていきます! もっと見る
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