松下より
自分がコンサートでバタバタしてしまいましてご報告がおくれてしまいました。
この度はクラウドファンディングの応援を本当に沢山の方からいただけたこと、嬉しいです。
本当にありがとうございます。皆様のおかげで素敵なライブハウスになりそうです。
工事はなんとか無事に進んでおりますが、凝った内装になったり豪華な入り口になったりとして工事完成が8/30となる見込みです。
9月3日には自分も参加するライブが早速あるのですが、そこに間に合うのかどうか非常にハラハラしながら過ごす日々です。これが最初のライブになるんですね、まさか自分も吹くとは...
なぜライブハウスを作っているのか、元々の人生計画には勿論なかったのですが、いざ作り始めてみると勉強になることばかりです。
建築のこと、工事の手続きのこと、普段自分たちが意識していない部分がたくさん見えるようになりました。
例えば色々なライブハウスを訪れたときに、お店の雰囲気を感じ取るだけでなく、どういった部分を大切に作っているのか、逆にどういった部分がデメリットになっているのかを理解することができるようになりました。もちろん、そのデメリットをどのように工夫してカバーするのかもみれるようになりまして、なんだか自分自身がさまざまなライブハウスを訪れる楽しみが増えてしまいました。笑
自分たちのライブハウスは正直に申しますと、思ったよりも狭いので、おしゃれな内装イメージとは裏腹に、人との距離が近いアットホームな場所になるのだろうと予測しています。
食べ物は、一生懸命考えましたがジャンクフードが多めになるのだろうと考えております。
少しでも席数を多くするために、大きなお皿でパスタを提供するのはどうしても避けたいなというところです。笑 どちらかというと焼きそばパンな気がしております。
ここでご報告ですが、現在北海道のピザ屋さん(昔からお世話になっている先生です)とフードについて提携を検討中で、もしかしたらお店に北海道産のピザを常設できるかもしれません。北海道の小麦100%、チーズは欧州から、野菜はトマトソース含めて全て北海道産というとっても美味しいピザを食べれるライブハウスになるかもしれません。
試食をしましたが、なんだかまた食べたくなるような素材の美味しさを味わえる優しい味がしました。
その他、フードも色々考えておりますが、自分たちの食べ物が普段からジャンクフードが多いのでハンバーガーも検討してます。これならテーブルが少し遠くても手で持って食べれたり。
また、甘いものが好きな女性も多いと聞きましたので、甘いものもメニューにいれたいなって考えております。パフェを入れたい!!パフェは縦長なので,,,!!可愛いマークパフェを...!!!
飲み物だってどんな飲み物を置こうか、たくさん考えております。
あまりお酒に詳しくないものですから何が良いのかわからずですが、要検討しております。
ホッピーとか置いてみようかと思います。どうなんだろうか、これはミスマッチなのか。
スパークリングワインも小さなサイズを数種類。
どんなライブもできるような場所にしたいと考えていたら、フードとドリンクも難しくなってきます。クラシックにはスパークリングワインだろうと思うし、ジャズにはウィスキーだろうと思うし。では現代音楽のライブがあった時はどんな飲み物が合うのかなぁ、レッドブルとかですかね。笑
スタンダードでは物足りない奥野・松下で考えてますから、どうやっても少し捻りの利いたメニューや明らかなミスマッチが起きると思います。「それはないっしょ」と言われるのも楽しみの一つかもしれないと思っておりますが、幾分センスに難ありなので自信はありません。
ここまでのフード&ドリンクをまとめると、
近未来的なおしゃれな空間で木管5重奏のクラシックを聴きながら、なんと片手にハンバーガーを持ちながらホッピーを飲むっていう、そして意外にも隣の人が近かったりして、なんか人が通る時には助け合い・譲り合いの精神がいる、みたいな。しかも奏者結構近い,,,!
みたいなかなりカオスなライブが実現してしまうということです。
あとは、ライブハウスにお土産グッズコーナーを作ろうと思います。オープン記念としてTシャツ含め実用的なもの、どうやって使うかわからないものなど充実してご用意いたしますので、是非買ってくださると嬉しいです^^
勝手にオリジナルドッグフードも作りました。笑
とりあえず昔自分が飼ってた愛犬が好きだったものをなんとなく詰め合わせた感じなんですが、
ペットってライブに一緒に連れて行けないから、お土産買もらえたらペットとも良いライブを共有できるじゃんねと。いい思いしたならペットにもいい思いを是非、、なんて。
それから、こちら是非ご覧ください。
ステージ裏の壁はアルミなのですが、その裏には色のついてないネオンが光っております。
これは青ではなくて、ガスの色そのままなんです。ちょっと宇宙っぽくてなんか不思議な惹きつけ方をする色ですよね。
ライブが始まる前は少し薄暗かったりしてめっちゃムーディー、そしてライブが始まるとピカッとしっかりしたステージ照明に切り替わり、ダイナミックなステージが現れます!
椅子の高さも3段階に変えてますから、後ろの方に座ってもよく見えるように、映画館のように楽しめるといいなと考えております。
素敵なライブの始まりが演出できるかもしれません。
が、幾分広くないので奏者との距離もダイナミックな距離です。笑
カッコつけたいんですけど、どこかカッコつかないような、そんなライブハウス。
このライブハウスに置かれる白いベヒシュタインの音色も、カッコつけたいのにどこか愛嬌が拭えない、なんとも言えない可愛い音がします。ポテッとしてるけど繊細で、ベヒシュタインの透き通った響きはしっかりある、みたいな。良い音しますよ。
やっぱりピアノは楽器の王様です。良いピアノが置いてあると全ての音が良くなります。
良いピアノに合わせて場所も作られるし、バンドもピアノに合わせて音が作られる。
白いピアノだから汚れやすいのかもしれません。
そもそもベヒシュタインのライブハウスという時点でも珍しいのに更に白なんて、結構クセ強い場所なのかもなぁと思ったり。
ピアノに合わせて店の内装も白と銀です。壁はシルバーです。
白い店ってやっぱり汚れやすいですよね、でも汚れ方も「いい汚れ方」と「ダメな汚れ方」とあると思っておりまして。
でもつまり、汚れが目立たないと汚れてるのがわからないから、白い方が綺麗に掃除ができると考えております。掃除のやりがいがあります。
色々書いておりますが、全ては「どんな人が来てくれるか」で決まると思っております。
ワイン好きが多く集まればワインが多いお店になるし、誰もハンバーガーを頼まなければハンバーガーは伝説のメニューになるでしょう。
ジャズライブばかりになればジャズのライブハウスになりますし、たくさんの人が遊びに来てくれれば「いい汚れ」が沢山お店についていくのだろうと思います。
透明の椅子が傷だらけになって半透明になっても、ピアノが照明で焼けてクリーム色になっても、白い床がグレーになっても、人が来てくれた素敵な証なんだなと思えます。
そうなる日を目指してライブハウスを作るんだなと思っています。
まだまだここに書ききれない素敵なアイデアの沢山詰まったお店を目指して、現在も奮闘中です。全部書いてるとキリがないほど思いの詰まった場所になりそうです。
これも応援してくれた皆様のおかげです。皆様が楽しみにしてくれているんだと思うと、少しでも良い場所にしたいという思いもどんどん強くなります。
改めまして、本当にありがとうございました。
また色々進み次第ご報告させていただきます!!
まだ完成してないので、完成するまでドキドキして応援を継続していただけましたら嬉しいです。
完成したら、是非今度はそれを体験しにお越しくださいませ!!
では引き続き、よろしくお願いいたします!!! 奥野&松下