東京サドベリースクールの生徒の問いかけに 早稲田の学生がたじろいだ?! 喜多明人(早稲田大学名誉教授)
「学生の皆さんは、日本の安全保障についてどうお考えですか」
東京サドベリースクールの生徒から、こんな質問が飛び出した。子ども支援学の演習を受講していた早稲田大学の学生たちは一瞬たじろいで、身構えて、どう応えたらいいのか戸惑っていた。
「ぼくは国会に行ってこの問題を議論してきました」「学生の皆さんは、国会に行かれたことはありますか」
こんな追い打ちをかけられて、たじろいていた学生たちは、とどめをさされたという表情をしていた。自分にふりかかってくる様々な問題に対して、自分で考え、行動し、自分で判断していく。サドベリーのそんな学び方をこそ支えていきたいし、ぜひ応援したいと思います。
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早稲田大学名誉教授の喜多明人様より、応援メッセージをいただきました!
喜多様は子どもの権利についての書籍も多数出版されている、子ども権利の第一人者です。東京サドベリースクールの生徒があらゆることに権利を持て、自分の人生と自分の学校を運営できる権利と経験を評価して下さっています。
コロナ前は毎年、早稲田大学様の授業でスタッフ杉山と希望する生徒より、サドベリー教育を将来教師や子どもに関わる学生の皆様に知っていただくための講義をさせていただいておりました。学生の皆様には「初めて自分の通っきた教育以外の学校を知った」「もっと色々な教育について知りたい」といった感想をいただいておりました。
なおメッセージに登場する彼は、在籍時14歳で「投票に行こう」と駅前でビラを配り、大学生の現在は沖縄問題に取り組んでいます。
喜多様の近著
【市民活動のはじめの一歩/子どもの権利条約ネットワーク(編)】
スタッフ杉山も寄稿しています:東京サドベリースクールの設立と「はじめの一歩」(杉山 まさる)
「市民活動の『はじめの一歩』」では、〈子どもの権利に関わることの意義〉のみならず、なぜ市民活動なのか、市民活動だからこそ見えることできることとは何かといった、〈市民活動として関わることの意義〉についても、触れています。
それぞれの筆者の「はじめの一歩」を通じて、なぜその人は活動をはじめたのか、どのようにはじめたのか、何が後押しをしたのか、どのような課題があったのかなどが書かれています。
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