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「余った布がもったいない!」100年続く手袋メーカーが作る“ごちゃまぜ”マフラー

1913年から続く老舗手袋メーカー『福田手袋』の新たな挑戦。手袋生産で出てくる、余った半端な生地、残反を再利用しマフラー、スヌードを作ります!細かなパーツが多い手袋を縫い合わせる職人の技術を活かし、ひとつひとつのピースに気持ちを込めてつなぎます。

現在の支援総額

422,000

211%

目標金額は200,000円

支援者数

48

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2018/01/24に募集を開始し、 48人の支援により 422,000円の資金を集め、 2018/03/11に募集を終了しました

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「余った布がもったいない!」100年続く手袋メーカーが作る“ごちゃまぜ”マフラー

現在の支援総額

422,000

211%達成

終了

目標金額200,000

支援者数48

このプロジェクトは、2018/01/24に募集を開始し、 48人の支援により 422,000円の資金を集め、 2018/03/11に募集を終了しました

1913年から続く老舗手袋メーカー『福田手袋』の新たな挑戦。手袋生産で出てくる、余った半端な生地、残反を再利用しマフラー、スヌードを作ります!細かなパーツが多い手袋を縫い合わせる職人の技術を活かし、ひとつひとつのピースに気持ちを込めてつなぎます。

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初めまして、香川の老舗手袋メーカー「福田手袋」です!今回、ビームス創造研究所の「暮らしにいいモノ」プロジェクトに参加し、新しいものづくりの挑戦を始めました。どうぞ最後までお付き合いくださいませ。

余った生地がもったいない…から生まれた新商品

「冬には手袋」と思われがちですが、その売れ行きは気温に左右されやすく、近年は暖冬の傾向が強いため、手袋を縫製する技術を使って何か別のものを作ってみたいと考えていました。また、手袋の生産で余った生地がもったいなくて、再利用の手段がないかと模索しつづけていました。

手袋はたくさんの小さなパーツを細かく縫い合わせて作られています。最も敏感で繊細な動きを必要とする「手」という場所で使うものですから、パーツを縫い合わせる際は、正確で丁寧な技術が必要です。その技術を活かして、パッチワークをつくれば、面白いものができるのではないかと考えました。そして、眠っている生地を使えば、手袋ではない別の冬アイテムが作れる!と、マフラーとスヌードを作ることにしたのです。

フランス語で「ごちゃまぜ」という意味のpêle-mêle(ペルメル)

今回のアイテムは、自社ブランドl’apêro(ラペロ)の中の新しいアイテムとして誕生しました。手袋生産で必ず出てくる、余った半端な生地、残反を再利用しているので、その時にある材料を「ごちゃまぜ」にして作ります。なので、商品はすべて一点もの。柄合わせはひとつひとつ異なっています。

そんな作り方をしているので、フランス語で「ごちゃまぜ」の意味を持つpêle-mêle(ペルメル)という名前を付けました。

肌にふれる裏側には、柔らかなエコファーを使用しています。なめらかでふわふわの肌触りで首元をやさしく、あたたかく包み込みます。

 
※写真はサンプルのため、実際の商品とは異なる場合がございます

パッチワーク部分が外側になるように、柄を見せるように巻いて使ってください。

スヌードはすっぽりかぶるタイプで着脱は簡単です。素材にボリュームがあるので、かぶりっぱなしでも形が決まりやすいアイテムです。


※写真はサンプルのため、実際の商品とは異なる場合がございます

マフラーは長さ170cmなので、ぐるっと巻いて両端を前にたらすこともできますし、二つに折って通す付け方もできます。もちろんぐるぐる巻き付けて、ボリュームを出してもOK。

いろいろな柄が混ざっているので、シンプルな服装をした時のアクセントにピッタリです。また、着用するとファー部分が首にフィットするので、とっても暖かです。

ちょっと知ってほしい、福田手袋のこと

1913年、福田手袋は手袋メーカーとして誕生し、今年で105年を迎えます。現在では、日本製「l’apêro(ラペロ)」、イタリア製「s’amuser(サミュゼ)」の自社ブランドの手袋、そして永年培われた縫製技術を活かし、レディスファッションを中心とした服飾雑貨の開発・製造も積極的に展開しております。OEM生産にも積極的に取り組み、国内だけでなく世界中の皆様に当社の製品をご愛顧いただいております。

2009年に誕生した自社ブランド「l’apêro(ラペロ)」は、パリの展示会、プルミエールクラスにてデビューしました。日本製にこだわり、国内の大手百貨店やフランス、イタリアなどのヨーロッパ各国で高く評価されています。細部にこだわった完成度の高いメイドインジャパンは海外でもとても人気です。

手袋の産地=香川県ってご存知ですか?

実は日本の手袋の約9割は香川で生産され、手袋メーカーの多くは「東かがわ市」に存在しています。近年、多くの工場が海外へ進出しましたが、まだ、ここでは「メイドインジャパン」の手袋がつくられています。

私たち福田手袋は海外でも生産していますが、国内でモノづくりができる現場を無くしてはいけないと思い、香川の自社工場での生産を続けています。しかし、縫製職人の高齢化、就労者の減少といった問題があり、未来への技術の担い手が圧倒的に不足しているという困難に直面しています。

地元で作られた「メイドインジャパン」でしかできない商品がたくさん誕生し、もっと一般の方々が目にする機会が増えれば、そこから「モノ作り」に興味を持ってもらい、自分でも作ってみようと感じてもらえるのではないかと思うのです。

従業員は34名、うち縫製担当者は14名。勤続50年以上の大ベテランから、入社したての18歳までの幅広い現場です。当社は、縫製だけでなく、裁断~縫製~仕上げ(セット)のすべてを自社工場で行っています。

ただ、手袋産地といえども、新たに縫製職人を目指す人はどんどん少なくなり、高齢化と技術継承の問題は年々大きくなっています。このような状況のなかで、少しでも「手袋」や「縫製」、「手作業」に興味をもってもらいたい、「こんなモノ作りをしてみたい」と感じてもらえるような製品を作っていきたいと思っています。その一つが自社ブランドのl’apêro(ラペロ)であり、pêle-mêle(ペルメル)でもあります。

最後にひとこと

お読みいただきありがとうございました!商品を通じて、少しでも私たちのことを知っていただけたなら幸いです。これからも、日本ならではのこだわりと、「自分たちが欲しいものを形にする」をコンセプトに、創業以来100年間の信頼と技術に、新しい感性を融合させた製品を提供し続けたいと思っています。

最新の活動報告

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  • 終了まで10日をきりました。 今はパリの"プルミールクラス"という展示会に来ています。次の冬に販売する商品をお客様に見ていただくためです。もちろんペルメルのマフラーとスヌードも展示しています。 日本の冬も寒かったけれど、到着してびっくり!覚悟していた以上の寒さでした。しかも、初日は雪です。あまりの寒さに、会場ではモデル代わりに(?)マフラーをずっと巻いていました。 ヨーロッパだけでなく、世界中からいらっしゃるバイヤーの方達に私たちの商品を見ていただきたいと思っています。 展示会はあと2日。少しでも多くのお客様にお会いしたいです!     もっと見る

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