亡夫実さんは講演活動をしていました。
活動を始めた時ちょうど乙武さんの「五体不満足」が
話題でした。
彼はそれになぞらえて「五体不満足は私です。
私は顔も悪いし学歴もない。乙武さんはカッコイイし
頭もいい。本当の五体不満足は私です」と、
話しを切り出していたそうです。
残念ながらその当時私達はまだ出会っていなかったので、
私は直接聞いたことはありません。
講演活動の中で、彼は障がい者も健常者も対等だ。
寒いのも暑いのも同じだし、
例えば急に雨が降り出したときに
傘をさしかけてくれた介助者が濡れて
私たちが濡れないなんて、それは不公平だ。
一緒に濡れるべきだ。障がい者だって危険を冒す権利があるのだから。
と、言っていました。
人前で話すことが好きな彼は、講演のお仕事の時は
とても活き活きしてました。
今風の表現をすれば、めっちゃ楽しかったようです。
このようなエピソードが沢山詰まった「甘い物とウーロン茶」を
皆さんのお手元に届けられるように
クラウドファンディングへの挑戦はまだまだ続きます。
これまでにご支援してくださった方々にこの場をお借りして
お礼申し上げます。
このプロジェクトが成功できますようもうしばらくお力をお貸しください。
よろしくお願いいたします。