2022/06/19 13:17

なぜ、私はコーヒーをローストし続けるのか?

コーヒーが好き、そして自分がローストしたコーヒーたちがたくさんの人の元に届けることが大きな喜びだから。一つの事を極める姿に憧れがあった、例えばアーティストとか料理人とか、それが自分はコーヒーのローストだった。

だけど、極めていく工程は難しいしつらい。思った味が出ない時はため息も出る。そもそも始めた時はいいコーヒー自体の理解が乏しかったし何がいいコーヒーなのかわからなかった。自分がローストしたコーヒーはおいしいのかおいしくないのか判断できるほどの舌が無かった。いいコーヒーなはずだと以前は思ってたりしていたけど、いいコーヒーではなかった。

自分が感じるいいコーヒーおいしいコーヒーってなんだって一人で悩んだ。一人では解決できなかった。

トップロースターやトップバリスタたちと一緒にコーヒーの検証することでいいコーヒーをローストすることの悩みがぱっーと薄らいでいった。

ローストで一番大事な事は、シンプルだけど難しい、『いいコーヒーの味』が自分の舌でわかること。そもそもローストしたコーヒーがいいのか?悪いのか?自分が作り出したい味が出ているのか?がわかってないとローストしたコーヒーの判断も難しい。

判断ができる舌を持つようになってより次のいいローストに繋がる。例えばローストしたコーヒーに渋みがある、風味特性が出てないといったネガティブを自分の舌で感じ、次のローストに繋げていけるサイクルが絶対的にロースターには必要な技術だと思う。後は、ロースト中に豆に与える熱が味にどう影響するのかもすごく大事。

けど、自分もローストするコーヒーの良さがフルで引き出させているかは、まだまだだと思うしこれからも良くしていきたい。よいコーヒー作りに繋げるためにも、どんどんローストして経験したいしもっとたくさんの量をローストして実際に自分の舌で感じていきたい。

そして、多くの人たちにおいしいと感じてくれるコーヒーをお届けできることがロースターとして一番の喜びだと思う。だから、ローストを続けてきたし、これからも続けていきたい。それと、ローストは思ったより難しいから続けたいのかも?笑

今、新店舗移転のイベントで、クラウドファンディングやってます。たくさんのお得なリターンもありますので、ぜひ支援の有無関わらず楽しんで見てくださいね。