2022/06/29 17:25

こんにちは、ペットサプリ専門店Ant.Packです。

プロジェクトでご紹介している『腎臓いたわりごはん』は、
もともと、たった一匹のワンちゃんのために作られたフードです。

アレルギー持ちで、腎臓に疾患を抱えたワンちゃん。

そしてその飼い主さんが、
たまたま元ペットフードメーカーに勤めていて、
現在も食品に関わる仕事をされていることから……

技術と願いを詰め込んだ手作りの療法食
作っていたことがきっかけです。

少し長いですが、
そんな開発者様からのメッセージをご紹介いたします。


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先代の柴犬は食物アレルギーで、
12歳を過ぎると腎臓数値も悪くなってしまいました。

アレルギーと腎臓の両方に良いフードはなく、
手作り食にするという選択をした時から
療法食の開発が始まりました。

愛犬の体が壊れかけているときに、
飼い主として何ができるのか。

体が弱っているうえに栄養制限をしなくてはならず、
限られた原材料で作るには、吸収を良くするために
良質な原材料を使うことが大事であることを経験しました。

また、手作り食を作り続けるには、
大変な労力がかかることも体感しています。

もし、愛犬が話ができて、どんな風に調子が悪いのか、
フードは美味しいのか不味いのかを言ってくれたら、
もっと良い治療や良い食事をさせてあげられると何度も思いました。

でも話ができないから私が感じるしかない。

人でも、おなかの調子が悪ければ消化の良いものを食べ、
腎臓の調子が悪ければたんぱく質を制限した食事をとるように、
愛犬にも療法食があります。

でも、おいしくないと言っていると感じることが多い

ごはんを待つシバ犬ワンちゃんの日常生活において、
ごはんはとっても楽しみなひととき!

「療法食をもっとおいしくすることはできないか。」

幸いなことに、私が食品加工会社にいることから、
食材を集めることや栄養バランス確保することや成分を
調整することは難しいことではありませんでした。

・新鮮で良質な食材、細心の製造方法ならば美味しいものができるはず
・しかも病気に配慮した食事を作ってみよう

それが商品としてのフード開発の原点です。

本当は療法食そのものを作りたかったのですが、
高品質な人の食材を使って、食品製造と同じ基準で作ると、
安く作ることが難しい。

それならば、療法食に魔法をかけるように美味しくできる
トッピング用のフードとして作り、そのものだけを食べても
療法食になる、そんな使い方の出来るフードを開発しよう。
そう思ったのです。

①美味しいこと
②病気に対応した栄養バランスであること
③安全安心な食材であること
④食品と同じ品質管理で作ること

この4つを厳守し、獣医師の力も借りて作ったのが
『腎臓いたわりごはん』です。

一匹でも多くの愛犬が、「美味しい!」という笑顔を
見せることができるようになればと思っています。

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私たちAnt.Packのスタッフも、この素晴らしいフードを
腎臓病に悩む多くのワンちゃんと、
その飼い主さんにお届けできたらと思っております。

プロジェクト、よろしくお願いいたします!