長かった編集作業も遂に一段落し、今号に収録されるすべての原稿が出そろいました。下の目次が『痙攣 Vol.3 ロックの過剰 プログレ/ニューウェイヴ 特集』の収録内容となります(校正上の問題から特集タイトルの表記を変更しました)。
―目次―
序文 李氏
<巻頭言>
ロックの過剰について ―技術・歴史・共同体の視点から― 李氏
<プログレ編>
1 極東奇想音楽絵巻 妖怪みたまん
2 分裂者たち 樋口恭介
3 ダニー・エルフマン『Big Mess』クロスレビュー
・「みんな」に置き去りにされた人物が背後から投げつける圧倒的なゴミの塊 永田希
・参照される存在としてのプログレッシヴロック 高橋祐希
・汚れと流れ 灰街令
4 わからないものをわからないまま理解するために:ジョン・ゾーンが取り組む「プログレッシヴメタル」の在り方と、そこに伴う「ジャンル」の話 s.h.i.
<インタールード>
ロックを語ることの現在地点 南田勝也インタビュー 取材:李氏
<ニューウェイヴ編>
1 ニューウェイヴとヘヴィメタルの融和の旅路~ゴシックメタルを介して俯瞰するHR/HMとニューウェイヴの蜜月~ tkhr _gother
2 THE SPELLBOUND『THE SPELLBOUND』クロスレビュー
・希望を演算する漆黒のモノリス 北出栞
・不在からエーテルへ 李氏
3 BUCK-TICK論、あるいは二つの撹乱について 李氏
※伏見瞬氏によるTHE SPELLBOUND『THE SPELLBOUND』レビューに関しては、コロナ感染に伴う体調不良から、ご本人のご意向により辞退されたことをご了承ください
そして支援者向けの刊行時期についてですが、編集作業が当初の予定よりかなり遅れたこともあり、支援者の方々には大変申し訳ありませんが、11月からひと月先送りする形で、12/17の刊行になります。以下のスケジュールに従って今後制作を進行していくのでご確認ください。
10/17~10/19
デザイナーとのミーティング。エディトリアルデザインの方向性について確認。
10/20~11/30
デザイン期間。
12/1~12/4
各寄稿者とゲラの確認。
12/5~12/15
入稿及び印刷工程
12/17
支援者向け刊行。