9/11(日)に千葉県の印西市にある「ピアピット」様へ
工房見学に行って参りました。
当日は、アルバムのアートワーク製作のため
ブランドデザイングループ「B/H」 https://beeshoney.jp/
アートディレクター の RYOSUKE TOMITA 様にもご帯同いただき、
ピアノの撮影も行いました。
現在のピアノの状態は、
主に錆やカビを落とすクリーニング、
ハンマー部のファイリング(整形)といった工程が終了し、
これから内部のアクションの本格的な調整・修理に入るそうです。
当日は、ダンパーという部品が取り外されていたため、
鍵盤を押すと音が延々と延びてしまう状態で、残念ながら曲を弾くことはできず
ポロンと数音鳴らせる程度でしたが、
音色は、さらに柔らかく温かくなっていたように感じました。
外装は、鏡のように綺麗に研磨されていました。
傷がつかないよう、ラップで養生されています。
くすんでいた響板、錆びついていた弦も、輝きを取り戻していました。
内部に溜まっていた埃も取り除かれていました。
工房見学の後に、撮影を行いました。
工房には、150年ほど前のピアノなど
なかなかお目にかかれない貴重なピアノがずらっと並んでいて、
感動の連続でした。
職人の皆様も、質問に丁寧に答えてくださったり、ピアノの移動を
手伝ってくださったり、温かい方ばかりです。
修理を担当してくださっている方にも直接お会いし、お礼をお伝えすることができました。
修理完了は、9月末の見込みとのことです。
多くの方の支えによってピアノが直っていくことを改めて実感致しました。
以上、ご報告させていただきます。