”白でも透けない”大人のハイクラスTシャツ
主役として1枚で着たり、ジャケットインに着たり、
Tシャツは仕事でもプライベートでも1年中活躍するアイテムになりました。
でも透けや安っぽさが気になって、1枚で着ることや上着を脱ぐことをガマンしがちです。
また、白でも透けないものを選ぶと、
一般的には太番手の厚い生地で着心地や肌触りが犠牲になります。
気軽に扱えるTシャツのメリットは残しつつ、
最上級の素材を使い、パターンを工夫することで
1年中いつでも心地いい大人のハイクラスTシャツが完成しました!
■プロジェクト詳細■
1枚で着ても透けない生地
1枚で着ても恥ずかしくない高級感
1枚で素肌に着てほしい圧倒的な肌触り
これを全て叶えるために、
今回採用したのは、100番単糸のスムースという生地です。
通常Tシャツに使われる天竺は生地表と裏の組織が違うのですが、
スムースは両面とも天竺の表側のような組織で、
その名の通り生地表面がなめらかであることから
そう呼ばれるようになったと言われています。
100番単糸とは糸番手(太さ)が100番の糸を1本使いにしているという意味で、
一般的なTシャツの糸番手は30番~40番程度です。
綿の糸番手は数字が大きくなるほど糸は細くなり、
手触りがなめらかで、外観も高級感が出るとともに値段も高くなります。
この細さの糸は織物で高級ドレスシャツに使われることが多いのですが、
編物としては生地が薄くなり過ぎて、
そのままではTシャツとして使い物になりません。
どうすれば生地の肌触りや高級感を保ったまま、
夏のトップスとしての機能性・着やすさを両立できるのか・・・
何度もサンプルを作製し試行錯誤した結果、
薄い生地で作ったTシャツ2枚をつなぎ合わせるような構造にすれば、
全て上手くいくことに気が付きました!
*黒い生地を下から差し込んでも透けません。
*ストレッチ性が高く着やすい生地です。
■ディティールのこだわり■
最高のサマートップス完成に向けディティールにもこだわりました。
生地を2重使いすることにより、
袖口には折り返しの縫い目が無く、身頃脇のロックミシンも見えません。
裾にはスウェットシャツのように切替を付けて、
肌着というよりは 主役のトップス として着ていただけるバランスを考えました。
・袖口
・裾切替
・通常のTシャツ袖口との比較
パターン(型紙)の構造を工夫し、袖口に縫い目がありません。
・通常のTシャツ脇縫い目の比較
外側の生地と内側の生地をそれぞれ別々に縫って2枚合わせるため、
縫い代が内側に隠れてキレイです。
・裾切替裏側
裾切替の裏側も縫い目が見えないよう始末しており、
美しい仕上がりになっています。
■着用イメージ■
モデル:身長166㎝
着用サイズ:RELAX
モデル:身長178㎝、体重66㎏
着用サイズ:RELAX
モデル:身長178㎝、体重66㎏
着用サイズ:M
モデル:身長176㎝、体重68㎏
■サイズ表■
M、L、LL、RELAXの4サイズ展開です。
RELAXサイズは、Lサイズの肩幅を大きくし袖丈を少し長くした
ドロップショルダーのシルエットです。
■リターンについて■
・スビンゴールド半袖サマートップス×1枚
【超早割】限定20枚
【早割】限定30枚
【CAMPFIRE限定価格】 限定30枚
・スビンゴールド半袖サマートップス×3枚
【超早割】限定5セット
【早割】限定5セット
・スビンゴールド半袖サマートップス×5枚
【超早割】限定5セット
【早割】限定5セット
■超高級綿 SUVIN GOLD 使用■
生地の品質は繊維の「長さ」、糸にした時の「細さ」が重要な要素になります。
ここではまず「長さ」について。
綿花の繊維の長さが35㎜以上のものを超長綿といい、
なめらかな肌触り、上品な光沢感のある生地ができます。
その中でも全世界の綿収穫量の約0.002%ほどしかない、
インド原産の超高級綿スビンゴールドを使用しました。
「スビン」とはインド綿のスジャータ種と海島綿のビンセント種を
交配して生まれた品種です。
海島綿の遺伝子を持つこととインドの綿花に適した気候が相まって、
その繊維長は世界でも有数の「長さ」です。
また繊度も他の綿花に比べて細く繊細で、独特のぬめり感を持ちます。
そのスビンの中でも特に品質の良い1番摘み、2番摘みの綿花だけが
スビンゴールドとして選別されています。
写真のように、超長綿として有名なスーピマコットンよりもさらに長い繊維です。
■ドレスシャツに使う細番手の糸■
ここでは糸の「細さ」について。
糸の太さを表す番手は綿の場合は数字が大きいものほど細くなります。
Tシャツに使われる糸の番手は、30番単糸や40番双糸(40番手の糸を2本より合わせたもの=20番単糸相当の太さ)などが多く、
白でも透けない生地を作るためには太番手(20~30番手)の糸を使って生地を厚くするのが一般的ですが、手触りがゴワッとした無骨なもの、カジュアルな雰囲気のものになります。
太番手には太番手の良さはありますが、今回は高級感と手触りの良さを追求するため、100番単糸というドレスシャツで使われるような細番手の糸を使用しました。
透けや値段の問題で、通常Tシャツには使われない番手の糸ですが、
生地サンプルの手触りが驚くほど柔らかく、
この生地ならものすごく着心地の良いトップスができるのではと考え、
採用することにしました。
■メーカーだからできる価格■
今回、ただでさえ高級な綿花・生地を使用したうえ、
2重の構造で生地の使用量も通常の倍かかっています。
一般的なアパレルの原価率で設定すると、
おそらく2万円~3万円程度の販売価格になってしまいますが、
私たちメーカーが直接販売することで、余計なコストを削減することができ、
結果的に良い製品を通常より安い価格でお届けすることができます。
海外生産の比率が97%を超えている日本のアパレル業界において、
国内で生産することにより、こだわりの素材や仕様で少量生産に対応でき、
大量生産大量消費の文化と一線を画しながら、
疲弊している日本の生産現場を救うことにもつながります。
■スケジュール■
7月8日(金)~8月8日(月)まで受付いたします。
リターンは9月中旬頃に発送予定です。
■資金の使い道■
今回のCAMPFIRE手数料、工場の縫製工賃、生地代金、
今後の国内工場運営や自社企画の製品開発に使わせていただきます。
■実行者紹介■
安泰ニット株式会社 https://www.antai.co.jp
安泰ニット株式会社は創業1898年(明治31年)以来の伝統と精神を受継ぎ、
丸編みニットの専業でこだわった高品質のカットソー製品を提供しております。
本物志向(Authentic)、時代をこえて愛されるもの(Timeless)、着心地の良いもの(Comfortable)
この3つを軸とした、時代や世代を超えて愛される定番アイテムをお届けするため
2020年に『circlelabo』『サークルラボ』を立ち上げました。
ブランド名は、弊社が扱う丸編み生地(circular knitting)と、
製品、素材、資源の価値を可能な限り長く保全・維持し、
廃棄物の発生を最小限化する経済システム(Circular Economy)、
実験室・研究室(laboratory)を組み合わせたものです。
■最後に■
相変わらず厳しい状況が続いているアパレル業界ですが、
良いモノを作り続けることで乗り越えていきたいと思いますので、
応援よろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る本日23時59分に終了します!
2022/08/08 14:06皆様ご支援、お気に入り登録ありがとうございます!本日8月8日23時59分にプロジェクトの受付を終了します。当プロジェクトは、他社クラウドファンディングで約100万円のご支援をいただき大好評だった製品の仕様をさらにアップデートし、色を追加した企画でしたが、残念ながら今回は10分の1以下の結果で終わってしまいそうです・・。原因を調べたところ、受付開始5日間のアクセス数が他社で出品した時の10分の1ほどしかなく、同程度のアクセスを集めるには広告費を数万円~数十万円支払わないといけないようです。それに気付いて広告に申し込みしましたが、なぜか審査で広告も却下され打開策が無くなってしまいました。今後こちらのサイトで出品するのは難しいかもしれませんが、ご支援いただいた皆様にはきっと満足いただける商品をお届けしますので、本日23時59分までに是非ご検討よろしくお願いします! もっと見る
洗濯方法について
2022/07/13 09:16先週プロジェクトを開始しましたCirclelaboです。ご支援いただいた皆様ありがとうございます!ご支援者様に質問をいただくまで気付いていなかったのですが、説明文に洗濯方法の記載が抜けておりました・・。こちらに掲載し、本文も後ほど編集しようと思います。洗濯機洗いは可能ですが、生地自体はデリケートなものですので、ネットに入れての洗濯機洗いでお願いします。また、柔らかい生地のため、干す際には針金のハンガーですと肩の部分がポコッと出てしまいやすいです。そのため肩の部分に厚みのあるハンガーの使用をオススメしております。また何か疑問点がありましたらお気軽にお問合せください!それではプロジェクト終了までよろしくお願いします! もっと見る
半袖を着なくなる季節になってしまいますが、リターンはいつ頃発送予定でしょうか?