チャーミングケア代表の石嶋です。
ページをご覧いただきありがとうございます。
活動報告も兼ねて、今までの経緯をお知らせいたします。
クラウドファンディングなどで応援をいただき形になった「チャーミングケア研修」ですが、ありがたいことにベネッセこども基金様に採択していただき、どうにかこうにか半年間運用させていただいております。
運用してみて、とても学びになると好評で、できればテキストを制作したいなと考えました。
ですが、いざテキストに落とし込もうとした時に、どのジャンルにおいても事例ベースでの話の展開で、参考になる資料が乏しいということが浮き彫りになってきました。
なかでも、我々の活動の起点にもなっている「こどものアピランスケア」に関しては、医療系の文献も少なく実態調査もされていない状況。
*2020年我々の起案により座談会を共同開催し、札幌医科大学附属病院・北海道医療美容研究会・一般社団法人 CAN net様より上記学会抄録発表をがんサポーティブ学会にて行なっていただきました。
更には、もう一つの事業でもある「チャーミングケアモール」でも1つわかってきたこととして、サイト内で一番みられている情報が「特別支援教育就学奨励費」の記事であること、検索キーワードが助成金の申請の仕方や適応・金額であることがわかってきました。
https://charmingcaremall.com/page64/education-encouragement-1/
最初に当たるべきは、こどものアピアランスケアに関しての助成事業があるのかないのか?あるのであればどのような状況なのか?ニーズとマッチしているのか?
そういった観点から、「アピアランス支援事業の実態調査及び当事者のニーズ調査」をするに至りました。(調査の結果、市町村ごとで行われているので、地域格差があります。その是正を図るべく調査結果を政策提言として厚労省に陳情したいと考えております)
どうせ調査をしていくのであれば、大学様や製薬会社様などと共同調査ができたらいいのにと感じており、このプロジェクトをきっかけに同時進行でアタックをしております。
またこれをキッカケに、「チャーミングケア研修」を是非受講してみていただければと思います。
チャーミングケア研修では、適切な配慮を学んで生活の質の向上に繋げることを目的にしています。
毎月1回オンラインで専門家の講演+ディスカッションをおこなっています。
https://charmingcare.org/kensyu1/
今回のクラウドファンディングでは、年間パスポートと半年間パスポートをリターンとして提供しています。クラウドファンディング限定のものですので、是非チェックしてみてください。
我々の思いは、プロジェクトページ最後に集約されています。
ー本文より引用ー
アピアランスケア支援事業、おそらく関わったことのない人からすると初めて聞く助成事業なのではないかと思います。しかし、病気や障害はある日突然目の前にやってきます。その際に困る事は、多岐にわたります。治療はもちろんですが、そこにかかる直接的な経済的負担、そして生活にも影響を及ぼします。
生活に影響を及ぼすまでには少し時間がかかるかもしれないですが、これがボディーブローのようにじわりじわりと効いてくるというのが実際のところです。
アピアランスケア支援というのは、その生活の影響を緩和するための施策になります。
できれば住む場所に関わらず、全国で受けられるものになってほしいというのが、我々の考えです。
そして、その中に「こども」という存在を組み込んで考えてほしいと強く願っています。
多くの皆様のご支援とご参加をお願いいたします。
一般社団法人チャーミングケア 石嶋 瑞穂