元中学校教員の新川紗世と元小学校教員の池田文子です。
私たちは、10年以上勤めた学校を退職しましたが、教育にかける思いは燃え続け…いや、さらに燃えあがったことで、教育団体、子どもに関わる大人のための教育Net「Growing-Ups for Children」(愛称 G-Ups) を2021年12月に設立しました。
現在、学校を始めとする子どもの教育環境はさまざまな課題を抱えています。その一つは教員の働き方問題です。学校の先生たちは日々子どもたちと向き合い、子どもたちの成長のために努力し続けていますが、その一方で多くの先生たちが働きすぎて休職を余儀なくされていることも事実です。
その一方で、誰にも相談できないまま子育てに悩みを抱えている保護者にも出会ってきました。ネットの情報は多すぎて我が子に当てはまるのかわからない、かと言って忙しそうな先生に相談もできない・・・そんな保護者からの相談にも活動を通して答えてきました。
本来は一緒に子どもの育ちを見守っていくはずの親も先生も、なぜこんなに辛さを抱えているのでしょうか。それは、社会の繋がりや協力関係が希薄になり、「子育ては親の責任」「教育は学校の責任」と、教育に対してこの社会が分断していることが原因ではないか思うのです。本当に子どもたちのためによい教育環境を作ろうと思ったら、立場を越え、互いを理解し、協力して子どもたちを包み込んでいく必要があるのではないでしょうか。
そこで私たちは、「子どもの周りにいる大人が立場を超えて協力することで、よりよい教育環境を作ろう」とのテーマを掲げ、先生や親を始めとする大人たちがつながるWeb&ペーパーマガジンを立ち上げることにしました。
多くの方に協力いただいたおかげで、Webの立ち上げとペーパーマガジン第一号の発行の目処がたち、現在は実現に向けて仲間とともに活動している日々です。
しかし、人と人を繋げ、子どもの周りの大人たちが互いに理解し協力していくには、継続的な活動が必要不可欠です。第2号以降も継続して発行することで、多くの人の目に止まり、共感の和を広げていかなくてはいけません。
そこで今回GoodMorningにプロジェクトを出し、今後の継続発行のための資金集めだけでなく、こうして多くの方に見てもらうことで、私たちの活動に共感してくれる人に出会いたいと考えています。
元教員2人で配信する教育ラジオを通して気づいた教育課題
課題①:子どもに関わる大人の分断
保護者、教員、塾の先生などの大人が、子どもたちを育てていくという目的は同じであるにも関わらず、協力や交流ができていない現状があります。
課題②:分断に対する希薄な問題意識
2つ目に、その分断しているということに対して問題意識が希薄であるということです。
互いに理解し合えないと諦め、分断していることを問題と捉えていない現状があると考えています。
課題③:思いを発信する場の不足
私たちはラジオ配信を通して、熱意ある視聴者がいることに気づきました。
しかし、その思いを発信し互いにつなげることが少ないという現状があります。
そのような人の思いをより多くの人に届ける場を提供したいと考えました。
また、「Swimmy」第1号の企画、親と先生が本音で語り合う「覆面座談会」では、先生たちの思いや考え、保護者の思いや考えの齟齬が、コミュニケーションの不足によって生じているということにも気づきました。
上記の課題を解決するべく、教員・保護者の垣根を越えた紙媒体とWebでのマガジン「Swimmy」が誕生しました。
子どもの身近にいる大人たちが、学び・考え・つながるきっかけとなる媒体を作ること、です。親や先生を始めとする大人たちが、夢や願いを語り合う場にすること。同時に、私たちの雑誌を通して、大人たちが自分の思いや考えを形にできる場所であることを目指しています。
そうすることで、立場の違いを越え「子どものそばにいる大人同士」として互いに理解し合うきっかけになるはずです。
みんなが協力することで、子どもたちを育む教育環境の改善につながると考えます。
ところで、レオレオニさんのスイミーという絵本をご存知でしょうか?小さな魚のスイミーが、未知の世界を知り、仲間を見つけ、みんなで協力して怖い魚を追い出す、というお話です。
このスイミーのように、大人が協力して小さな一歩を踏み出すことで、大きな変化が生まれることを願って、私たちのマガジンを”Swimmy”と名付けました。
ぜひみなさんもスイミーの仲間となって、一緒に教育について考えていきませんか?
「Swimmy」は、ペーパーマガジン及びWeb マガジンとして発行します。
【プロジェクトの内容】
①教育に関するコラム
これは子どもに関わる内容を広く取り上げ、いろいろな角度から教育について考えられるような構成にしていきます。第1号は、「子どもの遊び環境」「教育指導要領」「学校と地域社会」「参加したくなるPTAとは?」というテーマを予定しております。執筆者は、プロや専門家だけでなく、教育に対して熱い思いをもっている方には積極的に参加してもらい、思いを共有してほしいと考えています。
②先生と保護者が本音で語り合う「覆面座談会」
覆面座談会では、教員・保護者に参加していただき、宿題の必要性や、性教育など、普段は話しづらい内容を取り上げます。本音で語り合うことで「互いを理解し、教育について深く考えるきっかけになること」を目的としています。不平や批判ではなく、違いを尊重しながら同じ目的に向かって理解し合えるということを、読者に感じてもらいたいと思っています。
第1号では、「ちょっとしたことでは連絡しない・したくない保護者 vs ちょっとしたことでも連絡してほしい先生」という話題について話しました。保護者と教員の考え方や思いの齟齬が明白になり、とてもおもしろい会になりました。
③「お悩み相談室」
「お悩み相談室」では、ネットで募集した質問事項を元に、協力者に答えてもらう形で実施します。先生の悩みに保護者が答える、保護者の悩みに先生が答えるなど、悩みを共有していくことで、関係を深める第一歩になることを期待しています。
記事の執筆者は学校教員・保護者を始め、各方面から子どもに関わる人たちに協力していただいております。また記事の執筆に際しても、「他の立場の人はこれをどう感じているか」という意識をもって執筆していただくようにお願いしております。
最初は自分の思いを自由に書いていた執筆者も、Swimmyで活動しいろんな立場の人の思いを知るにつれ、自分の中に「分断」があったことに気づいた人もいます。わたしたちはSwimmyの企画・運営を通して、まずSwimmy参加者自身の中にある「分断」に気づき、互いを理解することの意味を感じるところから始め、共感の和が広がっていくことを願っています。
私たちは教員を退職した後の2021年5月に教育ラジオ番組”Teachers’ Talking Time”をスタートさせました。私たちが教育や学校に対して感じてきたことや疑問、子どもたちへの思いなどをラジオやSNSで発信するなかで、私たちの考えに共感してくれる人や、同じように教育に対して情熱を持った人が仲間になっていきました。
そこで、教育に思いを持った人が立場を越えて繋がり、互いに学びあっていけるような居場所を作ろうとの思いから、2021年12月4日に教育団体Growing-Ups for Childrenを立ち上げました。
教育関連オンラインイベント企画や、悩みを持った先生や保護者からの個別相談の取り組みをしていきました。その活動を通していろいろな人と関わる中で、上記の課題にあげたような教育に携わる大人の分断が、保護者の孤立や先生たちの働き方の問題に繋がっているのではないかと感じるようになりました。子どもたちが未来に希望を持って育っていくためにも、私たち大人が協力し合い、前を向いて課題に取り組んでいかなくてはならない。そのような思いから「親と先生を繋げるWeb&ペーパーマガジンSwimmy」の企画が生まれました。
2022年3月には、ふじのくに未来財団助成事業「子育て支援事業」に採択され、ペーパーマガジン第1号発行とWebマガジン立ち上げの目処が経ちました。
そして現在は、第一号発行に向けての準備と共に、今後の継続発行に向けて多くの人に力を貸していただきたいとの思いで、クラウドファウンディングに挑戦しています。
50万円
デザイン・印刷費:¥150,000
取材費・人件費・配送料:¥150,000
返礼品費:¥55,000
運営費:¥100,000
Good Morning手数料:¥45,000
3,000円
【お気持ち3000コース】
・代表新川から気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
6,000円
【G-Ups会員になりたいコース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
・G-Ups会員(2022年9月〜2023年3月まで)
【特典】
- 会員証発行
- オンラインイベント会員価格で参加可能
- Web マガジン「Swimmy」に執筆可能
- オンライン会員交流会へご招待(不定期)
・Swimmy第一号を送付
6,000円
【お気持ち6000コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
10,000円
【お名前掲載コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
・Swimmy第一号を送付
・G-Ups会員(2022年9月〜2023年3月まで)
【特典】
- 会員証発行
- オンラインイベント会員価格で参加可能
- Web マガジン「Swimmy」に執筆可能
- オンライン会員交流会へご招待(不定期)
・Webマガジン「Swimmy」にお名前を掲載させていただきます。
お名前の掲載期間は1年間(2023年12月まで)です。その後の掲載継続は応相談です。
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
10,000円
【お気持ち10000コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
30,000円
【ラジオ出演&お名前掲載コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
・Swimmy第一号を送付
・G-Ups会員(2022年9月〜2023年3月まで)
【特典】
- 会員証発行
- オンラインイベント会員価格で参加可能
- Web マガジン「Swimmy」に執筆可能
- オンライン会員交流会へご招待(不定期)
・Webマガジン「Swimmy」にお名前を掲載させていただきます。
お名前の掲載期間は1年間(2023年12月まで)です。その後の掲載継続は応相談です。
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
・インターネットラジオ”Teachers’ Talking Time”に1回出演可
- 日程:2022年11月〜2023年3月中に1回 60分(相談の上決定)
- 内容:相談の上決定
- ZOOM収録
- Anchor, Spotify, Apple Podcast 等、複数のプラットフォームにて配信
30,000円
【お気持ち30000コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
50,000円
【ラジオ出演&お名前掲載コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
・Swimmy第一号を送付
・G-Ups会員(2022年9月〜2023年3月まで)
【特典】
- 会員証発行
- オンラインイベント会員価格で参加可能
- Web マガジン「Swimmy」に執筆可能
- オンライン会員交流会へご招待(不定期)
・Webマガジン・ペーパーマガジン「Swimmy」にお名前を掲載させていただきます。
お名前の掲載期間は1年間(2023年12月まで)です。その後の掲載継続は応相談です。
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
・インターネットラジオ”Teachers’ Talking Time”に1回出演可
- 日程:2022年11月〜2023年3月中に1回 60分(相談の上決定)
- 内容:相談の上決定
- ZOOM収録
- Anchor, Spotify, Apple Podcast 等、複数のプラットフォームにて配信
50,000円
【お気持ち50000コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
100,000円
【対談&ラジオ出演&お名前掲載コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
・新川・池田と対談
- 日程:2022年11月〜2023年3月中に1回 90分(相談の上決定)
- 内容:相談の上決定
- ZOOM 対談
- Web 版 Swimmy に掲載も可能
・Swimmy第一号を送付
・G-Ups会員(2022年9月〜2023年3月まで)
【特典】
- 会員証発行
- オンラインイベント会員価格で参加可能
- Web マガジン「Swimmy」に執筆可能
- オンライン会員交流会へご招待(不定期)
・Webマガジン・ペーパーマガジン「Swimmy」にお名前を掲載させていただきます。
お名前の掲載期間は1年間(2023年12月まで)です。その後の掲載継続は応相談です。
※支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
・インターネットラジオ”Teachers’ Talking Time”に1回出演可
- 日程:2022年11月〜2023年3月中に1回 60分(相談の上決定)
- 内容:相談の上決定
- ZOOM収録
- Anchor, Spotify, Apple Podcast 等、複数のプラットフォームにて配信
100,000円
【お気持ち100000コース】
・代表新川、理事、スタッフから気持ちを込めてお礼のメールをお送りします!
◯2022年
6月 ペーパーマガジン「Swimmy」第2号企画会議①
7月 クラウドファンディング 開始
9月 「Swimmy」第2号企画会議②
10月 執筆依頼
11月 Webマガジン「Swimmy」OPEN
12月 ペーパーマガジン「Swimmy」第1号 完成・発行
◯2023年
1月 ペーパーマガジン「Swimmy」原稿完成
2月 ペーパーマガジン「Swimmy」校正・デザイン
3月 ペーパーマガジン「Swimmy」印刷依頼
4月 「Swimmy」第2号完成・発行
教育は、今行動したことがすぐに子どもたちの成長につながるのではなく、何年後かに子どもたちに還るものです。
その子どもの教育と同じで、私たちがやろうとしている活動も、結果や変化を感じるにはとても時間がかかることだと思っています。
だからこそ、今、私たち大人が手を取り合い、協力することが必要です。
長期的にみて、まずは課題に気づき、自分たちにも何かできるのではないか、一緒に考える仲間がいるかもしれないと、教育の明るい未来に向けて行動しようとする仲間が増えればいいと思います。
子どもの成長とともに、私たち大人も負けずに成長し、明るい未来に向けて動いていきましょう。
皆さまのあたたかい応援を、よろしくお願いします!
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
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