はじめに・ご挨拶
はじめまして。
「藍染めの魅力を伝えよう!プロジェクト」リーダーのコウノミズキと申します。
この度は、ご覧いただきありがとうございます。
このプロジェクトは、【藍染め文化の持続・発展】を大きな目標としています。
藍染めが染まる瞬間の驚きと感動から着想を得た白髪染めは、パッと染まるあざやかで深みのある自然な発色を実現します。
白髪染めを通じて、1人でも多くの人に藍染めの魅力を広めていきます。
拙い文章で申し訳ありませんが、最後まで温かい目でご覧いただければ幸いです。
プロジェクトを立ち上げた背景
私の実家の近所に藍染めで生計を立てている藍染師の方がいます。
幼い頃から私もお世話になっていて、工房によくお邪魔していました。
生地を染める液に手を入れたら、真っ青になって色が落ちず、母親に怒られたのを昨日のことのように覚えています。(笑) ちょうどこんな感じでした↓
今でも藍独特の堆肥臭を嗅ぐと、懐かしい工房の思い出が蘇ってきます。
私が大人になり就職して何年かたった頃、おばさんが染師を辞めるという話を聞きました。
私は実家に帰って直接おばさんにお話を伺いました。
聞いたところ、「後継者もいないし、経営も厳しくなってきたから動けるうちに店をたたんでおく」と言われて、私はとてもショックを受けました。
当たり前のようにあったものが無くなってしまうなんて…。
その日から藍染めのことが気になり、調べていくうちに、1903年に藍栽培のピークを迎えてから、沈殿藍や合成藍の輸入により生産量が激減し、そこからは年々衰退しているという日本古来の藍染め文化の現状に気が付きました。
そこで私なりに、できる形で藍染めという素晴らしい文化を支援していこうと考えついたのが、このプロジェクトです。
そもそも藍染めって何?
藍染めとは、藍を使って作られる染め物のことを指します。
日本古来の藍染めは、化学薬品を一切使わないで作る「灰汁発酵建て」と呼ばれる製法で作られています。
染まった藍の色は「ジャパンブルー」と呼ばれ、日本代表のユニフォームの色として世界各国にも知られています。
また、藍を黒く見えるほど深く染めあげた濃紺色は、「褐色」(かちいろ)と言い、武具の染め色や祝賀の時に縁起ものとして用いられ、鎌倉時代には武士が「勝ち色」として身に着ける習慣が定着していました。
白髪染め開発まで
私は美容業界で商品開発を行っています。
会社で一緒に商品を開発してきた仲間と、美容業界でのノウハウを活かした新しい形で藍染めの魅力を提供したいと考えました。
そこで、プロジェクトの立ち上げにあたって会社の仲間たちや藍染めに思い入れの強い染め師の方に協力をお願いしました。
真っ白な布地を黒々とした染め液に潜らせてザバッと持ち上げると、濃い染め液をぽたぽたと滴らせながらあざやかで深みのあるジャパンブルーにパッと変わる瞬間の驚きと感動を様々な人に伝えたいという一心で、私たちは、藍染めを応用できる商品は無いかと探しました。
絵の具、墨、マニキュア、口紅・・・どれも鮮やかなジャパンブルーにパッと染まる驚きという部分はイメージできません。
そこで行き着いたのが、髪を染めることでした。
髪の中の色素は赤、青、黄の色の三原色で構成されています。
色の三原色のうち、髪を発色するのに重要な青を、藍染めの美しい藍を使うことにより、髪があざやかで深みのある自然な発色が特徴です。
この発色製法なら藍染めがパッと染まる感動と驚きを両立した素晴らしい商品ができると確信しました。
現在、髪への染まり具合の試作や成分調整を行って、藍染めの発色技術を取り入れつつもしっかりブラック、ダークブラウン、ライトブラウンの三色に染まるよう調整中です。※
プロジェクトチーム全員が納得する商品になるまで試行錯誤の毎日です。
1人でも多くの方がこの商品を手に取っていただくことを目指して鋭意努力してまいりますのでご支援お願いいたします。
※藍色には染まりません。何卒ご理解のほどお願いいたします 。
完成品について
今回、私たちを支援してくださる方たちに特別なプランをご提供させていただきます。
カラーは、藍染めをそれぞれに応用したブラック、ダークブラウン、ライトブラウンの3色です。
内容量 100g
使用方法
①髪を濡らさずに、適量取って髪全体に馴染ませます。(事前のシャンプー、トリートメント不要)
➁2~3分置きます
③色が出なくなるまでしっかり水ですすぎ完了です。(事後のシャンプー、トリートメント不要)
全成分
水、セテアリルアルコール、セトリモニウムクロリド、シア脂、エチルヘキサン酸セチル、ミリスチルアルコール、スクワラン、ジメチルステアラミン、ゴマ油、ホホバ種子油、ベヘニルアルコール、カプリル酸グリセリル、クエン酸、ココイルアルギニンエチルPCA、香料、(+/-)HC青2、HC黄4、塩基性青124、塩基性茶16、塩基性赤51
※内容量、全成分、使い方は商品開発段階(7月11日時点)のものです。なお、確定見込みは、8月中旬を予定しています。
※写真はイメージです
発売予定価格 6,000円
実施スケジュール
7月中旬~ クラウドファンディング開始
8月10日 クラウドファンディング終了
8月中旬~ 商品製造開始
10月~ 順次リターン発送準備
最後に
日本の藍染めでは現在、古来からの手法である「灰汁発酵建て」を使われることが、手間やコストがかかるなどの理由から年々減少しています。自然由来の染技法で作られた藍染めの色のあざやかな深みを持つ白髪染めで感動していただいて、藍染めという素晴らしい文化に少しでも興味を持ってもらいたい。
私たちはそんな思いを強く持ちこのプロジェクトに挑んでいます。
本当に良いものを一人でも多くの方に体感して頂きたいという思いを込めて、私たちは商品完成に向けて、日々全力で走り続けています。
様々な方のご協力やご支援無くして、このプロジェクトは始められませんでした。
この場を借りて改めて感謝の言葉を述べさせていただきます。
最後までご覧いただきありがとうございました!
プロジェクトリーダー コウノミズキ
<募集方式について>
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るいよいよ出荷開始します!
2022/11/25 16:42こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
納品予定日が決まりました!
2022/11/11 08:34こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
商品名と配合全成分が決まりました
2022/08/24 18:00こんにちは。プロジェクトリーダーのコウノミズキです。今回、商品名が決まりましたのでご報告します。商品名は『アイクロン(ICRONE)』「藍で美しい黒髪を」という願いのもと、名づけました。さらに、8月中旬決定を予定していた配合全成分が決まりました。それでは、以下配合全成分になります。水、セテアリルアルコール、セトリモニウムクロリド、シア脂、イソマルト、エチルヘキサン酸セチル、ミリスチルアルコール、スクワラン、ジメチルステアラミン、ゴマ油、カプリル酸グリセリル、ベヘニルアルコール、クエン酸、アイ葉/茎エキス、BG、リンゴ果実培養細胞エキス、フェノキシエタノール、キサンタンガム、ホホバ種子油、ココイルアルギニンエチルPCA、レシチン、アルガニアスピノサカルス培養エキス、グリセリン、水添レシチン、エタノール、コレステロール、ココイルサルコシンNa、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1、香料、(+/-)HC青2、HC黄4、塩基性青124、塩基性茶16、塩基性赤51注目成分はアイ葉/茎エキス 。藍を贅沢に使ったエキスが藍染めの染め技法を応用した製法を補強し、髪の美しさをより引き出してくれます。しかも、リンゴ果実培養細胞エキス、アルガニアスピノサカルス培養エキス、ヒト遺伝子組換オリゴペプチド-1という3種の美容成分が髪を内側から美しくケアしてくれます。現在、バルク(白髪染め液)の最終見本が出来上がったため、染めの仕上がりを最速でお見せしちゃいます。このように美しく深みのある黒髪になっています。みな様にもご満足いただける仕上がりになっておりますのでお楽しみに!発送は引き続き10月以降の予定です。また新しい報告がありましたらお知らせします。引き続きよろしくお願いします。プロジェクトリーダー コウノミズキ もっと見る
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