ブルザイズは品川駅周辺を本拠地として活動してから20年を超える歴史を持っています。
その過程で、地域住民の方々にアメフトの楽しさを知って頂く、さらにはアメフトの枠を超えて、サッカー、バスケ、チアダンス…様々なスポーツの持つ楽しさを、子供たちが1つのイベントで体験でき、自分の好きなスポーツを楽しめる、見つけられる『品川スポーツフェスタ』を約10年間主催してきました。
コロナ禍の影響で20、21年と2回の休止を経て、22年7月23、24日の週末、3年ぶりに『第10回品川スポーツフェスタ 』を、この5月に合流した品川カルチャークラブ(以下品川CC)の一員として開催しました。本日はその初日に開催し、ブルザイズが担当した『フラッグフットボール教室』の模様をご紹介します。
品川CCの聖地 『品川カルチャーベース』で開催された『第10回品川スポーツフェスタ 』
3年ぶりのフェスタの会場は、アートの街天王洲(東京都品川区東品川)に移設可能でサステナブルなスポーツ施設として今春、品川CCがクラウドファンディングによる資金獲得にも成功し、オープンした【品川カルチャーベース 】です。フットサルコート、バスケットボールコートの貸出に加え、地域住民、地域企業、元プロスポーツ選手等と積極的にコラボレーションを行うための施設であり、今回のフェスタはまさにその象徴的取り組みです。(参考リンク:品川カルチャーベース プレスリリース)
Xリーガーを驚かせた子供たちのフットボールセンス
フットボール教室には男女合わせて9名程の子供たちが参加しました。まずは思い思いにボールを触ったり、投げたりした後、ブルザイズの選手の指導のもと、念入りに準備運動をしてから、フラッグフットボールの世界に足を踏み入れてもらいました。
フラッグフットボールは、本物のアメリカンフットボールの試合展開、戦略、戦術はそのままに、防具無しで行い、腰に付けたフラッグを取ることでタックルとみなすスポーツです。そのため、フラッグフットボール教室の最初の段階では、鬼ごっこのように『フラッグ取り』を練習します。まずは選手が口頭説明をし、そして実際の動きの見本を示したのですが、それを見聞きした子供たちは、初めて挑戦するとは思えないほどの動きで、フラッグを取り合いました。
中には現役Xリーガーであるブルザイズの選手のフラッグを見事に取る子供も‼
その後は実際のアメフトにも通じるランプレー、パスプレー、パート別の練習等を行い、最後は実際の試合に近い形式の練習をし、アメリカンフットボールの楽しさをフラッグフットボールを通じて子供たちに体験してもらい、1.5時間の教室を終了しました。
選手が子供たちからもらう「力」
今回のフットボール教室に、指導者として参加した選手の中から3名のコメントを紹介します。
#2 LB 大坪選手(写真左)
「今日来てくれた子が、これからフットボールを好きになってくれたら嬉しいです」
#83WR 下向選手(写真中)
「エネルギッシュに動く子ども達の姿が印象的でした!たくさんの笑顔が見られて嬉しかったです。 」
#87 LB 木村選手(写真右)
「子どもたちの素直さ、元気さにエネルギーをもらえました。 フラッグフットボールやアメリカンフットボールに興味を持つきっかけになってもらえると嬉しいです。 」
…ブルザイズの試合を観戦している方々から、「選手が、厳しい戦況でも、笑顔でプレーをしているのが印象的。」というお言葉を頂くことが多くあります。これは心底アメリカンフットボールが好きな選手が集まっている証ですが、選手がフットボールを好きになっている背景には、こうした地域の方々、未来のフットボーラーとの交流がひとつの背景にあるように思えます。子供たちの笑顔が、厳しい練習、戦況を乗り越える「力」になっているのかもしれません。
品川CC ブルザイズは今後も未来のフットボーラー、未来のアスリート育成を続けていきます。